カテゴリ: 治療法
村田歯科 横浜矯正歯科センター Blog

ガミースマイルの基準(目安)と 治療法について

横浜駅より徒歩1分 開業50年を迎えた歯科医院です。村田歯科医院内には「村田歯科 横浜矯正歯科センター」があり、舌側矯正(裏側)から、マウスピース矯正や顎変形症(保険適応の矯正)まで総合的矯正歯科を併設しています。

 

来院された患者様の中で、特に女性で「ガミースマイル」の事を良く聞かれることがあります。

そこで「ガミースマイルの基準(目安)とその治療法について」ご説明したいと思います。

ガミースマイルの基準(目安)とその治療法とは!?

時折、患者さんの治したい箇所として、ガミースマイルがあげられることがあります。

特に女性に多いです。笑った時の歯茎が見える割合が大きい場合に「歯茎がたくさん見える=ガミースマイル」と称して呼びます。

ガミースマイル

女性の方が美意識が高い傾向かと思いますが、ガミースマイルは、実際、女性に多いとされます。これは、男性の場合は、ヒゲがあり、口の周りの皮膚が硬く、めくれ上がりにくいとされているかたです。

ガミースマイルの基準(定義)としては、笑ったときの上唇のラインと上顎中切歯(上アゴの中心の前歯)の歯頚部(歯と歯茎の境目⇒「スマイルライン」と言います)からの距離が約3㎜以上見えるとガミースマイルと言われています。

正しいスマイルライン☺

歯並びは整っていても、ガミースマイルが気になってしまい、おもいっきり笑えない、笑うのが恥ずかしいなどの悩みをお持ちの方もいらっしゃいます。

ガミースマイルの良くないところは、見た目だけではありません。

ガミースマイルの方のほとんどは、歯が出ている傾向にあるので、前歯の歯肉が常に外界に露出しているために、乾燥しやすい傾向があり、唾液による湿潤効果(唾液による防御効果)が薄れ、乾燥による歯肉炎を起こしていることが多いです。(´;ω;`)

とくに目立った症状はないが、

「前歯の歯茎がくろずんでいる」

「歯磨きの時に血が出る」

「汚れもなくお口のケアがでできているのに前歯の歯茎が腫れぼったい」

などの症状がある方は、要注意です。

 

矯正歯科におけるガミースマイル治療法には大きく分けて、2つの方法があります。

➀ 矯正用アンカースクリューを併用した方法

ガミースマイルの原因は、上アゴ前歯の垂直的な位置が、スマイルライン(笑った時の上唇と歯茎の境目のライン)に対して下に下がり過ぎていることや、歯が出ている(出っ歯)ことが原因となります。このうち、どちらか一方、または、両方の要素が強いことで、笑った時の歯茎が大きく見えてしまいます。

 

その改善のため、矯正治療では、矯正用アンカースクリュー(以後「アンカースクリュー」)という小さなネジをお口の中の骨に入れ、そのアンカースクリューを固定源として、上アゴの前歯を上方や後方に引っ張りあげます。アンカースクリューは骨に固定するため、非常に強固な固定源になります。特に垂直的な牽引には大きな効果を発揮します。

アンカースクリューが無い時代は、色々な手段が試みられましたが、上顎前歯を大きく上方に動かすことができませんでした。

このアンカースクリューは、上アゴ前歯の歯根(歯の根)の先端付近に埋入し、そこから矯正装置のワイヤー部分にゴムを持続的にかけて引いていきます。軽度、中等度のガミースマイルは、矯正用アンカースクリューを併用したワイヤー矯正で十分に治るかと思います。

 

舌側(裏側)矯正でも可能ではありますが、どうしても力学的に表側から引き上げることになります。スクリューは表側に埋入し、表側の歯面にも透明な牽引用のボタン(クリアボタン)を付けて表側から上方に引き上げます。ただし、透明色が強いため目立つことはありません。

 

 

②外科手術を併用した方法

上顎前歯の位置が著しく下っている場合、約3ミリ程度以上のガミースマイルになると、やはり骨格的な要因によるガミースマイルの可能性が出てきます。「骨格性ガミースマイル」という言葉はありません。

骨格的な要因が強い場合は、「顎変形症(骨格性上顎前突)」「顎変形症(骨格性上下顎前突)」などといった「顎変形症(がくへんけいしょう)」という診断名になります。上下顎の骨を動かす手術が必要になってきます。

中程度~重度のガミースマイルは、矯正用アンカーに加えて手術で上アゴの骨自体を上顎へ位置づけ(骨切術)、チタンプレートや体内で吸収するプレートなどで固定します。

上アゴ自体を手術で後方に下げるのは、上アゴの第一小臼歯(前から4番目)を抜歯して、後方に動かすことが多いです。外科手術を併用したガミースマイル治療の場合にはほとんどの場合に上アゴを移動させたい方向へ移動させ、下アゴも切って咬み合うように治していきます。

そのため、上アゴだけでなく、上下顎の手術になることもあります。手術は全身麻酔で行い、入院は約7~14日前後くらいは必要です。指定医療機関では、健康保険が適用されます。費用面に関しては自費の矯正単独よりは少しだけ押さえられますし、高額療養費制度も使えるので、手術後に費用がかさんでも、多い分だけ戻ってくる可能性があります。

注意点としては、自費診療で治す病院やクリニックもあるので、事前に指定医が常勤の指定医療機関であり、保険適用の病名(顎変形症)として診療が可能な医療機関なのかの確認が必要です。

 

自費診療になると200~300万円程度の高額な治療費がかかります。

歯科分野では、美容歯科審美歯科、医科分野では美容外科形成外科などの美容系の専門病院やクリニックになると自費の可能性が高くなります。

保険適用になれば、手続きは必要ですが、生命保険会社が病気扱いとしして、保険がおりる場合もあります。

 

これらの紹介した治療法は、あくまで、矯正用の器具(ブラケット、ブレース)は装着した上での治療となります。

ガミースマイルは垂直的な問題がある場合がほとんどで、良好な治療効果を得るためには、マウスピース型矯正装置では改善しないことが多く、俗にいう「マウスピース矯正」には向いていないことが多いです。

初診カウンセリングをしていて、ガミースマイルを気にされている方は意外に多いような気がします。特に女性が多いようです。一度矯正はしたけれど、歯が並んでみてからガミースマイルが気になって再治療になるケースもあります。

気になる方は、ご自身が、どういったケースであるか?今一度、確認してみてください。

どんなことでも構いません。気になるようなら、一度、ご相談にいらしてみてください。

 

 

村田歯科医院/村田歯科横浜矯正歯科センター

 

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矯正治療の診断・精密検査に必要な資料、必要な項目 について

横浜駅前にて開業50年を迎える村田歯科医院(村田歯科 横浜矯正歯科センター)です。

相談にいらした患者様のご質問からいくつか抜粋して情報発信をさせていただいております。以前も記事を載せていただいたことがあるかと思いますが、最近、特に耳にする機会が多いので、似た内容になりますが掲載させていただきました。

 

最近では、矯正治療をお考えの患者様は、他院も含め色々とご相談に回っているというお話を伺うことがあります

他にも回っているのですが、初診相談の時に検査をして、すぐ診断をしてもらったという内容をうかがうことがあります。

 

 

「ん? 顔・お口の写真、レントゲン撮影や歯型採取(または口腔内スキャン)をして、計測や分析をしないと、矯正歯科の精密検査は、すぐには結果がでないんだけどなー」と

?? 疑問がうかんでしまいます ??

 

どんなかんじか、お話しを伺うと・・・・・・・・

 

 

 

口腔内スキャンの画像を利用したシュミレーションやお口の中のレントゲン(パノラマX線写真)の撮影を行い、シュミレーションや画像を見ながら診断をしてもらったということでした。

勿論、これらは参考資料診断資料の一部にはなりますが、矯正歯科の確定診断の為に必要な資料のすべてではありません。

また、矯正歯科の抜歯(便宜抜歯)が必要か?または、どの矯正装置が適切か?など正確な判断材料としては不足しています。

疑問がうかんでしまいますつまり、上記のこの資料だけでは、矯正歯科の診断結果とはなりません。

 

もう一度いいますが・・・・・(;^_^A

「矯正歯科の精密検査は、計測・分析などもあるし、すぐには結果がでないんだけどなー」

シュミレーションやパノラマX線写真(お口の中のレントゲン)だけでは、あくまで、参考意見ということが言えます。

 

 

本来、矯正歯科の精密検査は以下の資料採得を行い、各種計測や分析があります。その上で、診断結果を導き出します。

 

1.顔貌および口腔内写真撮影

  

 

2.レントゲン(パノラマX線写真、側貌セファロ写真、正貌セファロ写真)

  

👆このセファログラム(頭部X線規格写真)の分析・計測が、矯正歯科の診断では必須であり、重要です!!最近ではCTスキャンを応用する場合もあります。

計測は専門の計測ポイントを利用して、トレースを行い角度や長さを分析します。

 計測は専門の計測ポイントを利用して、トレースを行い角度や長さを計測し、分析します。分析方法は色々な方法があり、これは、担当医によって違います(流派のようなものがあります)が、基本的項目は共通しているかと思います。

このレントゲン分析が矯正歯科の診断には必須です。にはこんな感じで行います。

3.平行模型(スタディモデル)

お口の中の状態を確認します。歯列のアーチの幅や奥行き、または、各歯の大きさ、上下の歯の大きさの比率、左右差などを計測します。

 

4. その他(状況に応じての追加資料)

(顎口腔機能診断や筋電図)

(CTスキャン)

など色々な資料を取り、様々な診断、分析を行います。

昔は、手作業ですべて計測して行うことが多かったので、分析・診断には1カ月程度の時間を要する場合が多かったです。今でも大学病院の矯正科などでは、新人教育には、手作業で行う場合も少なくありません。

基礎が大切ですし、「基礎は応用を兼ねる」です!

近年ではデジタル化がすすみ、分析、診断に要する時間もだいぶ短縮されましたが、それでも2週間前後かかるのが通常です。

 

お口の中をみる「パノラマX線写真」や画像で趣味レーションを行う「口腔内スキャナーー」でけでは、きちんとした診断はできません。(←ココポイント)

矯正歯科では、歯並びを並べるだけの治療ではありません。骨格をきちんと診断する必要があるからです。それには、セファロ写真(セファロ分析)が必要不可欠になります。

 

矯正歯科の精密検査ではどういった資料を取るのか?

どういった資料が必要なのか?

どういった内容の検査をするのか?

大まかな事でも構いません。ご理解を深めて頂けると幸いです。

 

また、昨今のデジタル化は、色々か機器が発達し、便利でより良くなった部分もありますが、その反面、本当に必要なものがわかりづらい状況になっていることもあるかとおもいます。

 

今後とも正しい矯正歯科の情報発信ができればと思っております。

 

村田歯科医院/村田歯科横浜矯正歯科センター

村田正人

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非抜歯矯正って実は・・・どうなんでしょうか?

横浜駅前 横浜駅西口から徒歩30秒開業40年を迎える歴史ある医院です。また、当院は自立支援(育成・更生)医療の指定医療機関です。顎変形症(保険の矯正)、舌側矯正やマウスピース矯正装置など総合的な矯正歯科治療に取り組んでおります。

時々、「抜歯矯正歯を抜かない矯正(非抜歯矯正)治療ってどうなんですか?」
というご質問を受ける事があります・・・・・・

矯正治療の正しい情報としては・・・・

そもそも、「非抜歯矯正」という言い方(造語?)自体が正しい情報ではないように思ういます。

そもそも、誰も健康な、まだ、使える歯を好んで抜きたい人は居ないと思います。

私も抜きたいとは思いません。

 私もそう思います。

 

逆の立場で、いざ私の家族が歯を抜かなくてはならないと言われたら、

「エッ!そうなの?」

「できるだけ抜かないで矯正できませんか?」

とも思ってしまいます。

また、私達、歯科医師の先生でも 「非抜歯矯正(歯を抜かない矯正)法」と大々的にうたって、情報を出している先生もおられます。

実は、私も、以前、大学病院勤務時代に、「非抜歯矯正」を治療目標にかかげていらっしゃる先生方の勉強会に参加させていただき、色々な理念、方法を勉強させていただいたことがあります。

 

ただ、矯正歯科医の先生方ですし、しかっりと「抜歯の必要な矯正治療」を理解していらっしゃいましたし、抜歯しなくてはならないケースもあると言われてました。

「何とか、歯を抜かなくて正しく治せるケースを増やせないか?」

「そこへのチャレンジなんです!」

「もちろん、どうしても必要なケースで、無理やり抜歯しないで治療したことにより、状態が悪くなっては本末転倒です」

とも言われておりました。

「素晴らしいいチャレンジたと思います」と自身もお話したことがあります。

これは、抜くか?抜かないか?という所だけに焦点をあてていません。

 

本来、「できるだけ歯を抜かないで正しく治したい!」というのは、大前提として

 

抜くか?抜かないか?は、治療の過程であって、その患者さんの歯並びや咬み合わせを良くするために必要な手段かどうかです。もちろん抜歯をしなくて済むならそれに越した事はありません。

 

ネットの情報などでは、「非抜歯矯正」=「歯を抜かない」ということに焦点を当てているだけで、今の状態よりも良くするために、「抜歯をする場合」もありますし、「抜歯をしなくて済む場合」もあります。

 

やはり、★正しい診断の元に抜歯か非抜歯かを選択しますそれが一番です★

精密検査をせずに「歯を抜きます(抜歯矯正)」とか「歯を抜きません(非抜歯矯正)」とかを決めることはできないですし、方針を断言することはできないです。

その方にとって、必要なただし治療方針の選択としているか?です。

これは、きちんとした矯正歯科の精密検査を行い、診断・分析を行えば、必ず正しい方針は出てきます。

 

専門的な精密検査正とは・・・・・

 

「セファログラム(頭のレントゲン)、パノラマ(お口の全体のレントゲン)、平行模型(お口全体の歯型)そして顔貌・口腔内写真(顔、口元や歯並びの写真記録)」、必要に応じCT撮影などすることもあります。
これらは、必須項目です。そして、100~200項目位の分析を行い診断・治療計画を立案します。

ただ、歯を並べる!という事だけが、矯正治療ではありません。

 

治療として、抜くか?抜かないか?を天秤にかけること自体が偏った考え方であり、大切なのは、治療結果と良好な経過ではないでしょうか?

「健康な歯をなるべく抜きたくない!」というのは、矯正歯科医でも思っています。

 

私自身も診断や治療方針を決める際にいつも、自身が偏った考え方にならないように心がけています。

抜歯に関する疑問などございましたら、一度、ご相談にいらしてください。

 

村田歯科医院 / 村田歯科 横浜矯正歯科センター

 

 

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顎に梅干しジワができる 顎が無いように見える その原因は? 治療法は?

村田歯科医院/村田歯科 横浜矯正歯科センターです。

当院では、舌側矯正、マウスピース矯正や顎変形症(保険の矯正)など幅広い治療を矯正歯科を専門に行う歯科医が担当致します。

 

患者さんの中でよくあるご質問ですが・・・・・

「私、口を閉じると顎の先に梅干しみたいなシワができるんです」

「口を閉じると下顎の先が膨らんで、顎が無いよういに見えるんです」

治りますか?(;^_^A

 

☆彡 ハイ!治せます! ☆彡

 

顎先の梅干しみたいなシワとは?・・・・

唇を閉じると顎の中心部分にできるシワのことを意味します。見た目が梅干しのシワに似ていることから、通称「梅干しジワ」と呼ばれます。

 

これは、ご自身の筋肉に対して、歯や顎が出ていることで、顎の下唇中心部にあるオトガイ筋という筋肉が収縮して引き起こされます。

要は歯が出ている分無理に筋肉が引っ張られるということです (´;ω;`)

(※ 年齢とともに筋肉の使い方に癖がでてくることで形成されていくこともあります)

また、生まれつき下顎の骨格が小さい方は下顎の筋肉が発達しやすく若いうちから目立つこともあります。

 

「梅干しジワ」ができる原因としては・・・・

顎の先端になぜ梅干しジワができるのか?歯並びが悪い場合(不正咬合)や骨格がずれている(顎変形症)など、いくつかの原因があります。

歯並びが悪い場合も上下顎が骨格的に悪い場合もアゴの先端部分にあるオトガイ筋に負担が大きくかかる要因があげられます。口を閉じにくい悪い歯並びをしているとそのようにオトガイ筋に大きな緊張が生まれることになります。

「梅干しジワ」ができやすい状態は、主に以下のような状態があげられます。

 

<出っ歯>・・・上顎前突症

上アゴの前歯が前に向かって過度に傾斜していて、上唇が上歯を隠しにくい状態のことです。そのため口を閉じるためには、下唇が遠回りをする状態で強く持ち上げなければなりません。そのため、下唇の下方にあるオトガイ筋が無理に引っ張られて過緊張となり、梅干しジワができやすくなります。幼少期の指しゃぶりや成長期の遺伝的要因などで、舌で前歯を押し出す癖がある場合も出っ歯になりやすいです。

歯並びのみ悪い場合も、骨格性の場合も、共に症状が現れます。

 

<唇を前歯で噛む癖>・・・咬唇癖(こうしんへき)

唇を前歯で噛むと、前歯が前に傾く原因になります。前歯が前に傾くと、口を閉じる際に上唇は前歯に乗ってしまい、下げることができません。そうなると口を閉じるには下唇を大きく引き上げることになり、オトガイ筋に負担をかけ梅干しジワを作る原因になります。

 

 

<前歯が咬んでも閉じない>・・・開咬(かいこう)

開咬とは、奥歯を合わせた際、上下の前歯が嚙み合わず、すき間が空いてしまう状態のことです。出っ歯と同様、開咬も口を閉じることが難しく、オトガイ筋に大きな負担がかかるため、梅干しジワになりやすくなります。こちらも幼少期の指しゃぶりや遺伝でなりやすいです。

 

<口ゴボ>・・・上下顎前突

口ゴボは、上下アゴの歯が出ていて、口元が全面的に前に向かって突き出ている状態のことをいいます。場合によっては、横から見ると鼻より全面に突き出ていることもあります。口を閉じようとすると、オトガイ筋に大きな緊張がかかります。遺伝のほか、成長段階で顎が長く成長したり、舌で前歯を押す癖や口呼吸などでおきることがあります。やはり骨格性の場合は手術の併用が必要な場合もあります。

 

<下アゴが出ている場合(骨格性)>・・・下顎前突(とくに骨格性:骨が出ている)

骨格的に下アゴが出ている場合は、上アゴと同じように唇が閉じにくい状態になります。特に骨格的に出ている場合(骨格性下顎)は、矯正治療のみでの改善は難しく、アゴの手術も併用しなければなりません。

 

<下アゴが引っ込んでいる>・・・下顎後退症(かがくこうたいしょう)

下顎の骨が後方に引っ込んでいると、上下の唇が離れ、口を閉じる際、下唇を持ち上げる力が大きくかかるので、オトガイ筋に負担がかかり、梅干しジワになる原因となります。下顎後退症で特に骨格性の場合は、「梅干しジワ」のみでなく、いびきをかかきやすい「睡眠時無呼吸症候群(すいみんじむこきゅうしょうこうぐん)」を併発している場合もあり、重篤な疾患が潜んでいる場合もあります。

 

 

では、この「梅干しジワ」は、どのような「悪影響」「デメリット」につながるのでしょうか?

 

端的に言うと・・・

「梅干しジワ」 = 「口が閉じにくい」「口が閉じない」「すぐに口が開いてします」

ということです。

 

となると、口呼吸になりお口の中が乾燥しやすい状態になります。

乾燥すると口内は唾液が出にくかったり乾いたりすることとなり、菌が繁殖しやすくなってきます。菌が繁殖すると、不衛生になり歯肉炎や歯周病になったり、虫歯や口臭が発生する原因にもなります。また、前述したように骨格的な原因によるものであれば、「睡眠時無呼吸症候群(いびき)」や「睡眠の質の悪化」などの原因となり様々な疾患の誘因となりかねません。

 

治療方法としては・・・・

①歯列矯正で対応

歯列矯正は、歯並びが前面に出ている人や顎の位置に問題がある人が主に対象になってきます。

歯列矯正では、梅干しジワができにくくなるだけでなく、歯並びが整い、口元が美しく見える点です。

現在、歯列矯正には、表側(唇側)矯正装置、裏側(舌側)矯正装置、マウスピース型矯正装置など多様な装置、方法がありますが、いずれにせよ、きちんとした矯正歯科の精密検査が重要になります。

見た目や歯並びだけでなく、しっかいと骨格バランスも分析、診断した上で、治療方針や装置を選ばないと治るものもしっかり治りません。

 

②外科手術も併用して対応(骨格性の場合)

上下顎の骨格的な問題が大きい場合とは、顎が出ていたり、引っ込んでいたり、左右にずれていたりなど上下顎の不調和が大きい場合にひつようになります。「顎変形症」と診断されると指定を受けている矯正歯科では、保険適用となります(※当院も指定医療機関ですので、「保険適応」となります)

外科手術のメリットは、骨の根本から治療するため理想的な口元となることや、歯科矯正と比較し治療期間が短いことです。

 

③美容外科的な対症療法

美容外科的な対応もあります。ただし、この場合は、一時的な見た目の対応となる場合が多く、見た目重視の対象療法的な面もあります。矯正歯科での根本的な治療とは異なりますので、参考までに挙げさせて頂きます。

(ボトックス治療)

ボトックス注射が効果的なのは、主に歯並びや上下顎の骨格が原因で梅干しジワになっているのではなく、口の周りの筋肉の不調和が原因の場合となります。梅干しジワの要因であるオトガイ筋の緊張を緩めることで改善されます。そのためにオトガイ筋にボトックスを注入する方法があります。

 

(ヒアルロン酸注入治療)

基本的に顎先にヒアルロン酸を注入し、その成果としてハリができたり、顎先に高さが出ます。直接的に顎の梅干しジワを治すわけではありません。ただ梅干しジワの場合、下顎が上顎に比べ低い位置にあるので、ヒアルロン酸を注入することにより高さを出すことができます。ただし、ヒアルロン酸の注入では、梅干しジワに直接大きな変化をもたらすことができないのと、時間が経過すると体内に吸収されるので、効果を持続させるには再度施術する必要があります。

 

(筋機能療法:口輪筋のトレーニング、表情筋のトレーニング)

口輪筋は、口の周囲を囲む筋肉です。主に口を閉じる際に使う筋肉です。この筋肉を鍛えることでオトガイ筋の負担を減らすことが梅干しジワ改善に効果をもたらします。表情筋とは顔や頭などの筋肉の総称です。以下は(株)協和でおすすめの表情筋トレーニングです。
⓵ 唇をすぼめ、前に突き出し数秒キープする
② すぼめた唇を元に戻し、唇を歯で巻き込み少し外側に引くmそのまま数秒キープする
③ その後、ゆっくりと数秒かけて自然な表情に戻す
④ ⓵~③の動作を数回繰り返す     などです・・・・・

 

 

今回、顎の梅干しジワの原因や治療法、対処法などを説明させていただきました。

 

「梅干しジワ」はほぼオトガイ筋に緊張を与えてしまうことによるもので、原因は歯並びや骨格であることがほとんどです。対症療法的な対策法もいろいろありますが、長い目で見ると、根本治療することを第一選択として考えた方が良いかと思います。。

 

より良い治療法、根本的な治療法にたどり着けるかもしれません。

当院は自立支援指定医療機関(保険の矯正可能)であり、多くの下顎後退症(顎変形症)の患者様が通院していらっしゃいます。

 

村田歯科医院/村田歯科横浜矯正歯科センター

村田正人

 

 

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舌側矯正(リンガル)でも顎変形症(外科矯正)治療はできます

横浜駅すぐそばにある。自立支援指定医療機関(更生医療・育成医療)の 村田歯科医院(村田歯科 横浜矯正歯科センター)です。当院では保険適応の矯正治療にも対応できる指定医療機関です。

今回は初診相談でいらした方の質問について説明したいと思います。

時折、こんな相談を受けることがあります。

「受け口を気にしています。おそらく手術が必要なケースかと自分では思っています。装置は、裏側の装置(舌側矯正)を希望しています」

「他院でも相談したのですが、骨格性の受け口で手術が必要なので、裏側の装置(舌側矯正)では治療できません。表側の装置が適応となります。」と・・・・

 

どうなんでしょうか? 当院の見解としては・・・・

「できます!!」☆彡

ただし、保険適応できるかどうかというと・・・・・

舌側矯正装置(リンガルブラケット)を使用した顎変形症治療では、保険適応にて対応する医院はほとんどないと言えるのではないでしょうか?

なぜでしょうか?

 

舌側矯正装置(リンガルブラケット)は、各患者様ごとにほぼオーダーメイドで作製します。

製作にはやや高額は費用がかかります(;^_^A

そして、審美的に見た目を配慮した矯正装置となります。

健康保険では、審美目的の舌側矯正装置の製作費用までは支給されません。

保険適応の場合は、国の税金を利用するため、その病気を治すために最低限必要な費用しか算定されません。

逆を言えば、治療効果としては、その費用(健康保険)で賄える装置や医薬品で十分な治療ができるということです。

あくまで、審美目的の部分は、自費(自由診療)診療となるわけです。

 

以上の理由から、顎変形症(保険適用)治療のケースでは、舌側矯正装置(リンガルブラケット)を適応していないということです。

または、適応していないというクリニックがほとんどということです。

 

また、患者様目線の疑問、質問から考えると・・・・

「舌側矯正装置の製作費は別に出すから、舌側矯正装置で治療してはもらえないんですかあ?」

と・・・・・ これも正確にはダメなんです・・・・

 

矯正装置であるブラケットやワイヤーは、歯ブラシやはフロスのように「物販品」ではありません。

基本的には「医療用具」です。それだけ販売するということは、本来のルールではできません。また、「自由診療分」と「保険診療分」が混ざるので混合診療となります。

 

※ 混合診療とは、保険診療と自由診療を併用することを指し、日本では原則として禁止されています。「保険診療」と「自由診療」を組み合わせて使用する方法のことです。 現在、日本では「必要かつ適切な医療は、基本的に保険診療により確保する」という理念の国民皆保険制度による医療が行われています。 「混合診療」はこの理念にも反するものとして、現在は禁止されています。

 

このようなことから、舌側矯正装置(リンガルブラケット)を使用する顎変形症治療は扱っていない(= 出来ない)という設定をしている矯正歯科医院がほとんどになります。

 

医院にもよりますが、治療自体ができないことはありません

 

当院でも「舌側矯正装置(リンガルブラケット)を使った顎変形症治療」を行ったケースは多々あります。

ただし、すべて自由診療(自費)の費用になってしまいます。

確かに繊細な技術が必要になってしまいます。許容する医院もそれぞれですが、

費用面だけクリアできれば、舌側矯正(リンガル)でも顎変形症(外科矯正)治療はできます。

 

前にも言いましたように当院では舌側矯正での顎変形症治療も対応しております。

舌側矯正(リンガル)での顎変形症(外科矯正)治療について知りたい、治療したい

という方はお気軽にご相談にいらしてください。

 

村田歯科医院/村田歯科横浜矯正歯科センター

 

 

 

 

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金属アレルギー 矯正歯科治療について

横浜駅前にある村田歯科医院です。当院では、村田歯科 横浜矯正歯科センターを併設し、舌側矯正や顎変形症(保険適応の矯正)などにも対応しております。

夏本番の暑さが続いておりますが、熱中症対策も万全にお過ごしください。b-orooro.gifさて、学生さ達は夏休みに突入し、矯正相談にいらっしゃる方も増えてくる時期になりました。

そのご質問のなかで・・・・・

「金属アレルギーがあるのですが、矯正治療はできますか?」

このようなご質問をうけることがあります。

 

脱金属の傾向はあるものの、歯科治療では、金属を使う治療が数多くあります。

一般歯科では補綴物(クラウンやインれーなぞの詰め物)に金属を使うこともあります。

 

矯正歯科では、主な矯正器具のブラケットやワイヤーに金属が使われています。

一般歯科で多く使用されている金属は「金銀パラジウム合金」です。

この金属は銀歯(インレー、クラウン、入れ歯やブリッジ)の材料に使われています。

この金属は合金という様々な種類の金属を混ぜ込んであります。

 

 

歯科矯正で多く使用されている金属は、ステンレス、チタン、ニッケル、コバルト、クロムなどで、様々なワイヤーや装置に金属を使用しています。各金属で利点があり、患者様の矯正の進みによって使う金属が異なります。

 

金属アレルギーの可能性が高いかたは、皮膚科にてアレルギーテストを受けて確認していただく事をお勧め致します。当院で治療開始予定の方は、当院の方からも紹介状をお出しすることは可能です。

アレルギーテストでは、どんな金属に反応するかも詳しくわかるので、使用しない方が良い金属を避けることが可能です。

 

矯正歯科治療の材料で金属アレルギーの原因になりやすいものは、「ニッケル」「コバルト」「クロム」などが多いです。

 

そこで、実際は・・・

 

「金属アレルギーがある、もしくは、可能性がある人は矯正治療ができるのか?」

 

とういう質問ですが・・・・結果から言うと

 

 

「できます」

 

当院では金属アレルギーの方でも安心して矯正治療を受けることができるよう、

金属アレルギー用のブラケットとワイヤーをご準備しております。

矯正器具(ブラケット)では、セラミック製、強化プラスチック製やチタン製のものを使用します。

 

歯を動かす「ワイヤー」では、ステンレス製を主として、ゴムメタル(チタン合金)などの金属アレルギーの方専用のワイヤーを使用いたします。

 

これらの装置や材料を利用することで、当院での患者様の中には金属アレルギーの方もいらっしゃいますが、アレルギー反応を起こさずに矯正治療を行っています。

今までにも重度の金属アレルギーをお持ちの方も無事に治療を終えることができました。

 

少し金属についてご説明させていただきます。

 

<金属アレルギーの原因になりにくいもの>

(ステンレス)

この金属は硬くしっかりしており、歯科矯正の際にワイヤーで使用されています。

アレルギーが出にくいと言われている金属でもあります。

 

(チタン)

この金属は他の金属に比べて特に金属アレルギーになりにくく、

一般歯科治療ではインプラントにも使用されています。その他、代用骨にも使用されています。

 

<金属アレルギーの原因になりやすいもの>

(ニッケル)

ニッケルは、通常は、歯科矯正には欠かせない金属で矯正治療で多く使われています。ステンレスに比べると柔らかく、矯正を始めたばかりの頃のワイヤーに多く使用されています。この金属もステンレスと同様に歯科矯正にて多く使われています。

 

(コバルト・クロム)

この金属もニッケルと同じくブラケットやワイヤーに多く使われています。

その他矯正後のリテーナーなどにも使われる場合があります。

 

当院で使われている金属に関してはステンレス、ニッケル、チタンを多く使用しております。金属アレルギーの方でも安心して矯正治療を受けることができるよう、金属アレルギー用のブラケットとワイヤーを備えています。

矯正治療を金属アレルギーの可能性がり治療するか悩んでいる方、金属アレルギーがあるが一度相談してみたい!という方はお気軽にご相談ください。

 


村田歯科医院 / 村田歯科 横浜矯正歯科センター
スタッフ

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睡眠時無呼吸症候群(顎変形症、下顎後退症) と 矯正治療

村田歯科医院/村田歯科  横浜矯正歯科センター です。

だいぶ気温が上昇してきました。今年は梅雨らしい梅雨はないのでしょうか?

その代わりに台風がすでに接近してきましたね。今後の気象状況はどうなってしまうのでしょうか?

いずれにせよ、暑くなるこれからの時期は水分補給に努めて、熱中症対策も忘れずにしてくだい。

 

さて、暑くなれば「熱帯夜」「寝不足」という構図がみえますが、「睡眠の質」に関する病態を矯正歯科でも扱うことがあります。

顎変形症(下顎後退症)に付随した「睡眠時無呼吸症候群」です。

特徴としては、睡眠時の「いびき」や「呼吸停止(無呼吸状態)の頻発」があり、睡眠の質が低下してた結果、「日中の眠気」「居眠り」「頭痛」「倦怠感」などを引き起こします。

睡眠時に呼吸が止まるなど異常な呼吸がおき、自分でも気が付かないうちに、色々な障害を体に及ぼす病気です。

睡眠時無呼吸症候群の原因には様々な要因があります

 

①咬み合わせや骨格的な要因による場合

⇒ 特に、骨格的な要因は根本的な治療が必要不可欠となります。

まずは、睡眠外来や睡眠時無呼吸症候群対応している耳鼻咽喉科などで検査をおこな

います。その後、症状の重症度にもより「シーパップ療法」、睡眠時無呼吸症候群の診

断をされた医師からの歯科にて作製する「マウスピース療法(スリープスプリント)」

などの治療法を行います。ただし、これらのシーパップ療法やスリープスプリント治療

は、主に対症療法になります。もし、歯並びや咬み合わせに合わせて、骨格的な要因が

顕著な場合は、これらの対症療法で一時的な改善はあるかもしれませんが、根本的な治

療にはなりません。

 

② 睡眠時の喉の閉塞が原因の場合

⇒ 仰向けで寝ているときは舌が沈み、上気道といわれる鼻腔や口腔が狭くなります。さ

らに口腔内のバランス(歯並び・噛み合わせ)が崩れていると、舌が喉の方に下に下

がるなど口咽部からの圧迫から上気道が閉鎖され、無呼吸を起こしてしまいます。

 

③ 歯並びのみの改善では治療が困難な場合(骨格的な要因)

⇒ 骨格的な要因とは、顎変形症(下顎後退症)との診断になった場合です。

この場合、根本的な治療は、矯正歯科治療と外科手術(骨切り術)の併用による改善

が必要になります。

 

骨格的な要因、歯並びやアゴの位置などを気にして、矯正歯科を受診して、顎変形症(下顎後退症)との診断となり、結果、睡眠時無呼吸症候群の傾向がわかったという場合もあります。

顎変形症(下顎後退感)を気にしていて、矯正歯科にて顎変形症(下顎後退症)の診断を受け、結果、気道狭窄(気道が狭い傾向)がみつかり、睡眠外来などでも検査を行った結果、睡眠時無呼吸症候群の併発が明らかになる場合もあります。

最近では、東洋系(アジア系)の女性は下顎が後退し、小さい傾向があり、睡眠時無呼吸症候群の予備軍の方が多いという見解もあります。

 

症状がどの程度のものか?何が原因とかんがえられるか?は、診断をして詳しくわかることにですが・・・・

「アゴが無い、小さく感じる」

「いびきがひどい」

「睡眠中に喉のつまり感 や 咳でおきてしまう」

「起床時の疲労感(寝た気がしない)」

「飲み込みづらい」

「アゴが下がっているきがする」

「睡眠時に呼吸が止まり起きてしまう感覚がある」

 

「唇と閉じるとアゴの先端に大きなシワ(梅干し様)が出来る」

 

などなど・・・・の気になる症状があり・・・・・

 

気になる症状があれば、まずはご相談にいらしてみてください。男女問わずに睡眠時無呼吸症候群傾向がみつかるかもしれません。

村田歯科医院/村田歯科 横浜矯正歯科センター

村田正人

 

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睡眠時無呼吸症候群 下顎後退症(顎変形症)について

村田歯科医院(村田歯科 横浜矯正歯科センター)です。

当院は、横浜駅前にて45年を超える医院です(自立支援指定医療機関)

 

睡眠時に「いびき」をかいてしまう!周りから指摘される!などのご経験をお持ちのかたも多いのではないでしょうか?

「いびき」は、眠っているときに吸い込んだ空気が、喉を通るときに鳴る振動音です。

異常な呼吸がおき、自分でも気が付かないうちに、色々な障害を体に及ぼす病気です。

睡眠時に「いびき」をかいてしまう!周りから指摘される!

などのご経験をお持ちのかたも多いのではないでしょうか?

じつは、「いびき」が出るということは、呼吸が一時的に止まっているとうことです。とまるということは「無呼吸状態」です。一時的とはいえ止まって、気流がおこり一気に空気が入り振動音がでます。

身体的症状としては、「いびきの頻発」は勿論、昼間の眠気、呼吸停止(無呼吸)、睡眠の質の低下などが起こります。さらにひどい場合、「日中の眠気」「頭痛」などを引き起こします。

このような症状があれば、「睡眠時無呼吸症候群」の可能性が高いです。

 

睡眠時無呼吸症候群のメカニズムは異常な呼吸がおき、自分でも気が付かないうちに、色々な障害を体に及ぼす病気です。

睡眠時無呼吸症候群の原因は、「①一時的な原因」と「②慢性的(根本的)な原因」などに大別されます。

<一時的な原因>

1.寝室の温度・湿度による口呼吸が原因

(室温が低くかったり湿度が低かったりすると口呼吸となりいびきの原因になります)

2. 薬理学的要因により筋肉が弛緩・気道が狭くなる

(アルコール、服用薬、たばこなどの人体への作用がいびきの原因にもなります)

3.悪い寝姿勢が気道を狭める

(合わない寝具の使用など眠るときの姿勢(体位)がいびきの原因となることがあります)

 

 

<慢性的(根本的)な原因>

1.扁桃の肥大によるもの(アデノイド、咽頭扁桃、舌扁桃など)

2.肥満によるもの(首周りの過剰な体内脂肪により上気道が狭くなります)

3.口呼吸によるもの(口呼吸の習慣(癖)や鼻づまり等から起こる口呼吸鼻では鼻呼吸をするよりも気道が狭くなるのでいびきの原因になります)

4.加齢による筋力低下によるもの(加齢に伴う筋力低下は気道狭窄の原因になります)

5.アゴ(特に下アゴ)小さい・狭いことによるもの(アゴが小さいと舌が喉側におちこみ気道を狭くします)

 

「一時的な原因」については、生活習慣など環境を変えたり、対症療法で軽減することが多いです。

代表的なものでは、

①シーパップ療法(CPAP療法)

②スリープスプリント療法(専用のマウスピースを使用し症状を和らげる対処療法)

などがあります。

 

①シーパップ(CPAP)療法

・CPAP(シーパップ:持続陽圧呼吸療法)と呼ばれる機械で圧力をかけた空気を鼻から気道に送り、気道を広げて睡眠中の無呼吸を防止する治療法です(健康保険適用)。現在では中等~重症の閉塞型睡眠時無呼吸症候群の標準的治療法として広く用いられています。

②マウスピース(スリープスプリント)療法

 下あごを上あごよりも前方に出すように固定させることで、上気道を広く保ち、いびきや無呼吸の発生を防ぐ治療方法です。

治療に使用するマウスピースの作成は、患者様の口腔内・歯列の形態にきちんと合ったものでなくてはならないため、歯科医院にて精密に作製する必要があります。

耳鼻咽喉科医や睡眠障害専門外来などで検査を受け、睡眠時無呼吸症候群の診断をされた担当医師からの紹介状が発行されると、マウスピースは医療保険の適応となります。

 マウスピース(スリープスプリント)による治療は、軽度~中程度の閉塞性睡眠時無呼吸の患者さんに比較的有効ですが、重症の患者さんには治療が不十分となる可能性があります。👆 (ここポイント)  

基本的には「シーパップ(CPAP)療法」や「マウスピース(スリープスプリント)療法」は、軽度から中等度の睡眠時無呼吸症候群に適応される「対症療法」です。「一時的な原因」の場合において、症状を緩和させるために有効的です。

 

「シーパップ(CPAP)療法をおこなっても合わなかった(改善しなかった)」

「CPAPを装着している時はいいが外すとすぐに元にもどる」

「歯科医院でスリープスプリント作ってもらい使ったが改善しなかった」

「マウスピースで一時的に改善したが症状がすぐに出てしまう」

などの声を聞くこともあります。

歯科医院でも「睡眠時無呼吸症候群」の治療法として「スリープスプリント療法」を積極的に打ち出している医院などもありますが、あくまで対症療法であり根本的治療にはならない場合も多々あります。

 

やはり「慢性的(根本的)な原因」による場合には、対症療法は効果が薄いとお考えになってください。この場合は、直接的なアプローチがが必要になります。

 

特に「扁桃の肥大によるもの」「アゴ(特に下アゴ)小さい・狭いことによるもの」は根本的な原因に直接アプローチします。

通常、扁桃は6歳くらいで最大になり、その後、成長と共に縮小します。ただ、幼い頃に風邪などで喉に炎症が起こると、肥大したまま残ってしまうことがあります。また、ウイルスや細菌の影響から炎症がおこり、一時的に肥大している場合もあります。この場合は

耳鼻咽喉科や睡眠障害外来などにて、直接、外科的な切除が有効となります。その他、口蓋垂や軟口蓋なども切除する場合があります。最近ではレーザーによる手術などもあり、外科的な侵襲が少なくて済む場合もあります。

 

「アゴ(特に下アゴ)小さい・狭いことによるもの」については、特に、矯正歯科、口腔外科や形成外科との連携治療が必要です。

「歯列矯正とアゴの外科手術で根本的な原因を取り除く根治的治療」で「顎変形症治療(がくへんけいしょう治療)」と言います。

 

顎変形症のなかでも下顎後退症(かがくこうたいしょう)と診断される場合になります。

この治療については、当院で多く担っております。

「アゴが小さい場合(顎変形症・下顎後退症)の睡眠時無呼吸症候群の根治療法」です。

矯正歯科でもまだまだ、下顎後退症における顎変形症治療を積極的に行う医院は多くないように思います。

適応ケース(症状)としては・・・

・骨格的に下あご骨が小さい

・骨格的に上あごが前に出ている(出っ歯)の方、
・かみ合せがズレているど非常悪い方(この場合、歯列矯正のみで改善傾向になる場合もあります)

・アゴが後方に位置している顎変形症(下顎後退症、小下顎症)の人

・CPAPがどうしても合わなかった人(特に、痩せ型の人)

 

このような状田では、下あごが小さく、後退している場合、同様に舌も後ろに位置しているため、気道が狭くなりやすく、睡眠時無呼吸症候群を引き起こす要因となります。

 

 

顎変形症(下顎後退症)の治療は、「上下顎前方移動手術」といいます。

上アゴの骨や下アゴ骨の骨全体を手術で前後・上下・左右に移動して(骨切り術)、気道を広げる治療法で、顎変形症の外科手術の応用となります。

 

この外科手術(形成外科や口腔外科)は、一般的に矯正治療(矯正歯科)と併せて行われるため、アゴの位置を変えて気道を広げるので、直接効果を得られやすく治療効果の高い根治療法の一つです。


ただし、外科手術を伴う治療ですから、それなりの負担もあります。全身麻酔での手術となり、数時間かかります。5~10日前後の入院が必要となります。

 

 

治療手順としては・・・
①初診・相談(顎変形症の治療を行っている矯正歯科、口腔外科など)

②精密検査・診断・治療計画を練る(矯正歯科医と口腔外科医または形成外科医との連携)

③術前矯正(1年~1年半)・・・矯正歯科医

④手術(入院5~10日前後)・・・口腔外科医または形成外科医

⑤術後矯正(手術後、1年~1年半)・・・矯正歯科医(この間に口腔外科や形成外科で手術時のプレート除去)

⑥保定・・・矯正歯科医

このような手順で進めていきます。

 

なお、自立支援(育成・更生)医療機関の指定を受けている(保険適用の矯正治療を実施)歯科医院で矯正治療をしない場合には、手術も保険適応となりませんので、注意が必要です!

 

もちろん、上記のような指定医療機関での治療が前提となりますが、保険適用の有無としては、「顎変形症(下顎後退症や小下顎症)」の診断を受けている場合は、保険適用となります。

なお、外科手術治療の必要性がなく、矯正歯科治療のみの場合には、保険は適用されず、通常の矯正歯科治療と同等の扱いになります。また、睡眠障害に対する診断だけでも、保険適用外となります(睡眠時無呼吸症候群がアゴの骨格が原因ではない場合)。

 

指定を受けている矯正歯科での「アゴが小さい場合(顎変形症・下顎後退症)の睡眠時無呼吸症候群の根治療法」は、あくまで「顎変形症(下顎後退症)」の診断名のもとの治療となります。

 

つまり、「顎変形症(下顎後退症)」の方のほとんどが「睡眠時無呼吸症候群」を発症しているので、結果、睡眠時無呼吸症候群改善につながるということです。

「睡眠時無呼吸症候群」という診断のもと保険適応による矯正治療は出来ません。(👆ッココポイント)

 

少々、ややこしいかもしれませんが・・・・

 

今回は「睡眠時無呼吸症候群の治療法」の概要について紹介させていただきました。

当院でも多くの方が、相談、治療にいらしております。

「アゴが小さく感じる」

「いびきがひどい」

「いびきで目が覚める」

「下アゴが引っ込んでいる」

 

などなど、気になる症状があれば、一度、相談にいらしてみてください。

 歯並びや噛み合わせの治療だけでなく、骨格的なアプローチも行う矯正歯科医としてお役に立てることがあるかもしれません。

 

村田歯科医院 / 村田歯科 横浜矯正歯科センター

村田正人

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矯正治療の食事制限 食べてはいけないもの お正月

横浜駅前にある村田歯科医院/村田歯科横浜矯正歯科センターです ☆彡

あっという間、年末になりました。

街は🎄クリスマスムード🔔一色ですが・・・・

すぎれば、あっという間にお正月ですね🎍

 

正月といえは、「海鮮もの」「山の幸」「美味しもの」「御餅」など、ごちそうや美味しいものがたくさんありますね。

 

以前にもご説明したことがあるかと思いますが、あらためて、矯正治療中の食事制限(食べてはいけないもの)についてです。少々、季節がら。お正月にも触れながらご説明したいと思います。

 

矯正治療は、長期間にわたり装置を使用したり、装着したりします。

矯正期間中は装置によっては食べれないものや、注意したほうがいい食べ物、飲み物があります。

矯正装置には、「可撤式(取り外し式)」「固定式」がありますが、可撤式は食事の際は取り外すことがほとんどのため、食事制限はほとんご無いといってもいいかと思います。

固定式の場合は、ワイヤーを使用したマルチブラケット矯正装置が代表的ですが、常に歯に装置が付いているので食事に注意しなければいけません。

矯正中に食べれないものにはどんなものがあるのか?

食べられないものは以下のような種類に分かれます。

矯正中に食べれないものには・・・・

  1. 装置が外れる可能性があるもの
  2. 装置に絡まる、挟まるなど歯磨きが大変なもの
  3. 装置が歪む可能性があるもの
  4. 着色するので避けた方がいいもの

などがあげられます。

<1.装置が外れる可能性があるもの>について

単純に矯正装置にくっつきやすい、粘着性のある食べ物は控えましょう

これらの食べ物は、装置についてしまうと取り除くことが難しいです。無理やり取ろうとすると一緒に装置が外れてしまう可能性もあります。ガムやキャラメル、ソフトキャンディは、はがれにくく溶けないので矯正中は口にしないよう特に注意してください。

お正月といえば!

お餅やお団子の場合は、お茶やお湯をお口に含めば、溶けるので比較的カンタンに取れますが無理は厳禁です。

厳しい先生では「矯正中はお餅もだめです」という先生もいらっしゃるかと思います。

焼いたお持ちは控えてください(;^ω^)

「つきたて」「煮た餅」にしてください。

 

<2.装置に絡まる、挟まるなど歯磨きが大変なもの>について

矯正装置に絡まってしまったり装置間に挟まってしまう可能性があります。繊維質のものや 細かい食べ物は、除去するのに時間がかかります。除去せずに放置していると、虫歯や歯周病のリスクが高まります。さらに、口臭が発生する原因にもなるので、装置に食べ物が絡まった際はフロスなどを使ってきちんと清掃しましょう。

ほうれん草、ねぎ、にら、もやし、アスパラなどの繊維質の野菜きのこ類、いちご、みかん、グレープフルーツなどの繊維質の果物、鶏むね肉、骨付き肉、いか、えび、たこ など筋の多いお肉・魚類、ときには魚の骨にも注意以外と、ナッツ類なども注意が必要です。

 

<3.装置が歪む可能性があるもの>について

硬さがある食べ物は、かじった衝撃で装置が外れる可能性があるばかりか、装置が傷ついたり歪む可能性があります。ただ、この場合は全ての食べ物がNGというわけではありません。どちらかと言うと「食べ方」に注意が必要です。

おせんべい、クッキー・ビスケットなど硬いお菓子類、りんご・とうもろこしなど硬い野菜、歯ごたえのある野菜丸かじり、フランスパンなどバンの丸かじり、氷、硬いアイスのをかじる、大き目のお肉の丸かじり などなど・・・・

かじる事が必要な食べ物は避けてください

どうしても食べたいときは、細かくしてから少しずつ食べる、前歯ではなく奥歯で食べるといった工夫をして食べてみてください

 

<4.着色するので避けた方がいいもの> について

基本的に色の濃い食べ物や飲み物は、矯正装置が着色する原因になるので控えたほうが無難です。

ただし、矯正治療への影響は何もないので、着色が気にならなければ食べても大丈夫です。

「矯正治療中はカレーは食べてはだめ!!」というのは都市伝説です(笑)

 〇です!!

ワイヤー矯正では装置を固定するゴムが特に着色を起こします。

カレー、ミートソース、トマトソース、コーヒー、紅茶、赤ワイン など

ワイヤー矯正の中でも、色が目立ちにくい白色ブラケットを使用している場合は特に着色が目立ちやすいので注意してください。

ただし、1カ月に1回程度、歯科医院ではワイヤー装置を調整する際にゴムの交換を行います。色の濃い食べ物を食べたくなったときは、交換日の前日などに食べるといいでしょう。

あとは、すべてが予防できるわけではないですが、

「着色が気になるけどカレーが食べたい」というときは、食べた後はすぐに水を飲むようにするといいでしょう。

 

近年は、寒暖差も大きく、新型コロナウィルス感染症にかぎらず、色々な感染症流行の兆しが、取沙汰されています。

 

お正月は「美味しいもの」をたくさん食べて、栄養、免疫力を高め、強い体作り、健康な体作りに役立ててください。

 

矯正治療中は、お正月の御餅は、「焼き餅」はではなく

 

 

「つきたて餅」や 「煮餅」がいいと思います!!( ´艸`)

 

ただ、過剰な「食べ過ぎ」「飲みすぎ」にも注意してお過ごしくださいね。

 

次回は、逆に「矯正治療中のおおすすめの食べ物」について説明したいと思います。

 

 

村田歯科医院/村田歯科横浜矯正歯科センター

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睡眠時無呼吸症候群 下顎後退症 について

村田歯科医院/村田歯科 横浜矯正歯科センターです。

舌側矯正、マウスピース矯正や顎変形症(保険の矯正)など幅広い治療を矯正歯科を専門に行う歯科医が担当致します。一般歯科医も常駐しており、一般の虫歯治療、詰め物・かぶせ物(ブリッジやクラウン)、抜歯などの口腔外科処置、小児歯科処置や歯周病治療なども併設の施設で受けることが出来ます。

 

睡眠時無呼吸症候群(すいみんじむこきゅうしょうこうぐん)という病気の名前を1度は耳にしたことがあるかと思います。その名の通り、睡眠時に呼吸停止(無呼吸)または低呼吸になる疾患です。

実は、矯正歯科の分野でも非常に関係性のある疾患です。ただ、だいぶ以前よりは情報が多くなりましたが、私たち矯正歯科医の中でも、専門的に診断や治療を行う歯科医はまだまだ多くないかと思います。

 

閉塞性睡眠時無呼吸症候群中枢性睡眠時無呼吸症候群、あるいは、その混在型に分類されます。
閉塞性睡眠時無呼吸症候群では、激しい「いびき」の症状がみられます。

一方、

中枢性睡眠時無呼吸症候群では特徴的な「いびき」は認められないことが多いです。

閉塞性睡眠時無呼吸症候群にみられる「いびき」は、無音のあと著しく大きく音を発するという傾向・特徴を持っています。

単に「いびきをかきやすい性質」としか認識されず、治療開始が遅れることもあります、要注意です。

 

原因としては、肥満、家族の病歴(家族に睡眠時無呼吸症候群の方がいる)、アレルギー、咽頭扁桃肥大(アデノイド)、骨格的要因、顔貌形態(下顎後退症)などがあります。
そして、放置すると、心臓発作、脳梗塞、糖尿病、心不全、不整脈、肥満、昼間の眠気によるリスク(交通事故、人間関係の悪化)などの様々な弊害が増加すると言われています。bikkuri01.gif

 

治療法としては、生活習慣の改善(禁酒、減量、禁煙、睡眠姿勢など)、マウスピース(スリープスプリント)や呼吸機器の使用(CPAP装置の装着)、手術(矯正歯科治療および顎離断手術)などがあります。

今回は、矯正歯科分野での治療について、掲載したいと思います。
「睡眠時無呼吸症候群」「矯正歯科治療」についてです。kaeru01.gifbook.gif

 

手術を行う治療としては、口蓋垂、口蓋扁桃、軟口蓋の一部を切除し、気道を広げる外科的治療(口蓋垂軟口蓋咽頭形成術)と顎変形症(骨格性の下顎後退症)としての矯正装置と外科手術を併用した外科矯正治療があります。

矯正歯科での治療法としては、矯正歯科の装置と手術を併用した、いわゆる、「顎変形症治療(がくへんけいしょうちりょう)」になります。

「アゴがないんですけど、治ります?」

「シーパップやマウスピースを使って、睡眠時無呼吸症候群の治療を受けているのですが、中々改善しません。矯正と手術をした方が良いのでは?と担当の先生から言われました。」

「いびきがひどいのですが、治りますか?」

「寝ている時に呼吸が止まるのですが、歯並びのせいでしょうか?」

 

などの理由から初診・相談にいらした患者さんから伺うことがあります・・・・

「ひどいいびきをかきやすい」b-onegai02.gif

あるいは

「歯が出ていて口を閉じてどうしても口呼吸になってしまう。」kao03.gif

などそんな症状を自覚または、ご家族から指摘されたことはありませんか?

眠っている時に呼吸が停止したり、「ガガ~ッ」 っと大きないびきをかいてしまうと、眠りが浅く、日中起きているときにも眠気が生じ、集中力の低下などの症状が現れます。
さらに免疫力の低下、高血圧や肥満、糖尿病など生活習慣病に罹患しやすいとも言われています。

いびきがひどく、「カッ」っと呼吸が止まったり、「ガガ~ッ」っと大きないびきをかいてしまう方は、睡眠障害の専門外来を受診することをおすすめします。

この症状を起こす方の特徴の1つとして、共通の顔貌パターンがあります。
患者さんご自身の印象としては、

「下アゴが小さい」

「下がっている(アゴがない)様に見える」

「口を閉じるとアゴの先端にシワができる」

と感じることが多いようです。

睡眠時無呼吸症候群では、以前は、太った男性の方が多いという印象が強かったようですが、最近では、性差はなく、女性も比較的多いとされております。w03.gif

 

睡眠無呼吸症候群は気道が自体狭いことや口蓋、咽頭形態が原因で起こす場合もありますが、下顎(したあご)が後退(下顎が下がっている)しているかたは、仰向けに寝ると余計にアゴが下がり気道が狭くなります。

顔全体の傾向としては、「面長な顔」の傾向です。

「面長」とは、中・下顔面の長さが長いということです。そのうえで、「アゴが無い」「アゴの先端い梅干様のシワが出来る」という方は、要注意です。→ ココポイントup.gifkaeru02.gif

成人では、下アゴが著しく小さい場合、顎変形症(下顎後退症)といって外科矯正治療(保険適応)の対象となります。

顎骨の骨切り手術を行うことで根本的に正しい下アゴの大きさや位置を確保することで気道広くなるのを促します。

矯正歯科での治療は、歯並びだけでなく骨格的な要因による顎顔面の不調和を治す「顎変形症(下顎後退症)」治療です。「顎変形症(下顎後退症)」は睡眠時無呼吸症候群を伴っていることが多く、結果、全て改善する治療になります。

 

もちろん、顎変形症治療ですから、指定の医療機関と指定医の常駐する医院、病院では健康保険の適応になります。


以前は外科矯正の手術でも下アゴだけの手術が多く、結果的に再発する懸念がありまし最近では技術の進歩により、必要な場合は上下アゴの手術を行い位置を決めて治療をすることもできるようになり、顎変形症治療適応の領域も広がってきました。

睡眠時無呼吸症候群の治療には、顎変形症治療が非常に有効な治療法となっています。nurse.gif

さらに周囲の筋肉のリハビリと正常な舌の位置と鼻呼吸の確立など筋機能療法(MFT)などを行い下アゴが前方で適応する位置での咬み合わせを作ることで睡眠時無呼吸症候群の根本的な改善がでます。

どんな病気でも色々な角度からのアプローチが必要な場合があります。

歯並びや咬み合わせが悪く!

 

「睡眠時無呼吸症候群」

「いびき」

「睡眠の質がわるい」

「飲み込みにくい」

 

などの症状を自覚したら、

一選択肢、一選択診療科として、「矯正歯科」もあることを覚えておいてください。icon_razz.gif

(※ 尚、睡眠時無呼吸症候群(気道にかんする診断)にかんする矯正歯科治療を行う矯正歯科は限られております)

より良い治療法、根本的な治療法にたどり着けるかもしれません。

 

当院は自立支援指定医療機関(保険の矯正可能)であり、多くの下顎後退症(顎変形症)の患者様が通院していらっしゃいます。

 

村田歯科医院/村田歯科横浜矯正歯科センター

村田正人

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