アーカイブ: 7月 2021

2021年 夏季休診(8/12~8/18)のお知らせ

今年は、梅雨明け早々に、猛烈に暑い日がつづきますが、いかがお過ごしでしょうか?

村田歯科医院/村田歯科 横浜矯正歯科センターです。

 

東京オリンピックも開催まじかですね。

それでも今年は、あまり浮かれず、新型コロナ感染症にはくれぐれも注意したいものですね。また、熱中症にもくれぐれもご注意ください。

 

さて、7月も後半に入りましたので、夏季休診についてお知らせさせていただきます。b-hare.gif

 

 

<2021年 夏季休診のお知らせ>

8月12日(木)~18日(水) まで 夏季休診日とさせて頂きます。gomen01.gif

矯正歯科・一般歯科ともに8月19(木)より通常診療となります。

 

「装置が外れている気がする」など、「痛みや気になる症状があるなどの場合は、お早目の受診をお願いいたします。

 

また、夏休み期間中は混雑が予想されます。

お待たせしてしまうお時間やご予約が取りづらい日程もあるかと思いますが、何卒、ご理解、ご協力をお願い申し上げます。

 

本年度は、矯正歯科と一般歯科で同じ日程にて夏季休診日を頂く予定でございます。

ご注意ください。b-onegai.gif

 

今年も色々と制限のある夏休みになってしまいますが、有意義なゆっくりした夏休みをお過ごしください。

当院ご利用の患者さまには、大変ご迷惑をおかけいたしますが、ご理解の程、よろしくお願いいたします。

 

村田歯科医院 / 村田歯科 横浜矯正歯科センター
院長・スタッフ一同

日付:  カテゴリ:医院情報, 診療日程・診療時間について

オリンピック・パラリンピック 7月連休の診療日程のご案内

横浜駅前 徒歩1分にある 「村田歯科医院/村田歯科 横浜矯正歯科センター」です。当院ご利用、または、ご利用予定の患者様に7月の連休についてお知らせいたします。

 

さて、7月後半に「東京オリンピック・パラリンピック」開催に伴い連休が予定されているかと思います。

当院の矯正歯科では、以下の日程でのお休みとさせていただきます。

休診日:7月23日(金)~26日(月) を休診とさせていただきます。

 

また、以下の日時につきましては診療を実施致します。nurse.gif

7月21日(水):AM10:00~13:00 PM14:30~19:00

7月22日(木・祝):AM9:30~12:00 PM14:00~17:30

 

本来、矯正歯科は水曜日(7月21日)は休診日となりますが、臨時診療を実施いたします。同様に、祝日の木曜日(7月22日)も診療を実施致します。kaeru02.gif

 

何卒ご理解、ご協力の程をよろしくお願い致します。

※ 連休中は、大変ご迷惑をおかけしますが、何卒、ご理解の程をよろしくお願い申し上げます。

何か気になることがございましたら、お早目のご連絡をお願い致します。

 

村田歯科医院 / 村田歯科 横浜矯正歯科センター 村田正人

 

日付:  カテゴリ:医院情報, 診療日程・診療時間について

口ゴボ モンキーフェイス 上下顎前突について

横浜駅前にある「村田歯科医院/村田歯科 横浜矯正歯科センター」です。

二転三転? 紆余曲折? 七転八倒? 優柔不断?  〇▲○◎?

良くも悪くも、いよいよ「東京オリンピック パラリンピック」が始まりますね(予定)kaeru04.gif☆彡

海外から入国される方も多数いらっしゃるかと思います。新型コロナウィルス感染症対策には、引き続き!気を付けて行きたいと思います。

 

さて、最近、相談にいらした患者様から、「ガミースマイル」を治したい。「イーライン」を整えたい。「バードフェイス」「アゴ無し」を治したい。「口ゴボ」を治したい。「スマイルラインを綺麗にしたい」等々、専門的?俗語的? な用語を用いた相談をお受けすることがございます。

この中で、今回は「口ゴボ」についてです。専門的には俗語です。

専門的に歯科矯正学的診断で言うと「上下顎前歯前突」と言う診断名がつきます。

口元が前方へ突出した状態のことを言います。ga-n01.gif顎を含めた顔の下半分が突き出している状態、すなわち、唇の中央付近を頂点として、口元全体が山のようにもっこりと前方に突き出している状態です。

こうした容貌は「モンキーフェイス」?的分類から「モンゴロイド」という分類に属する日本人(アジア系)には多いタイプとされています。

口ゴボで起こるのが、「横顔のフェイスラインが格好悪くなる」という問題です。いわゆるイーラインより、唇が大きく突出してしまうということです。icon_eek.gifそして、お口が閉じにくい場合が多く、「口唇閉鎖不全」「口呼吸」を伴っている場合が多いです。

よって、見た目だけでははく、お口の環境としても、あまり良い状態とは言えません。

生じる原因としては、諸説ありますが・・・・

まず、前にも述べたように日本人は元々持っている骨格の特徴によって、口ゴボになりやすいともいわれます。そのうえで、さらに助長してしまう原因などを挙げてみます。

  1. 頭の形が、欧米人は前後に長いが幅が狭く、日本人は左右に広いものの前後が短いという傾向が認められるようです。日本人の頭蓋骨には前後方向にあまりスペースの余裕がないということになります。その結果、頚椎、筋肉や周囲の組織の器官によって頭蓋骨の下半分の多くのスペースが占められてしまい、上下の顎が前方に突き出してしまいやすいとも言われています。
  2. 鼻腔と喉の間にある「アデノイド」が肥大することによるとも考えられています。「アデノイド」は、幼児期に最大となり、その後、成長とともに小さく縮んでいきますが、まれに極端に大きく成長してしまうことがあります。これにより、鼻呼吸ができず「口呼吸」になります。すると、顔の下半分の筋肉が常に緩み、下顎が小さくなって後退してしまう原因となります。代わりに上顎が前に出て、出っ歯ぎみになっていくなど、口ゴボの特徴がはっきりと表れてきます(アデノイド顔貌と呼ぶこともあります)。
  3. 「2.」にもありましたが、「口呼吸」すなわち「鼻咽腔疾患(鼻づまり)」によるものがあげられます。アレルギー性鼻炎や蓄膿症の放置により「鼻咽腔疾患(鼻づまり)」による子供のころから口呼吸が習慣付いると成長期にたりすると下顎の成長が阻まれ成長の過程で「口ゴボ」になってしまったり、また、口呼吸により、上下の口の周りの筋肉(口輪筋)が緩み、上下あごの骨の過成長が助長されたり、歯の軸が前方に傾斜してきて「口ゴボ」になったりします。
  4. その他、時に「頬杖」「指しゃぶり」「舌のクセ」などでも「口ゴボ」を助長することもあります。

 

次に代表的な治療方法を挙げてみます。ただし、本来治療方法という物は、「良くするために何が必要か?」「医学的な見解に基づいて、異常な部分を正常に治すために何が必要か?」ということが「根本」「原点」になります。

そのうえで、状況やご本人の希望を伺って方針や目標を決めていくものだと考えています。

①矯正治療(矯正歯科治療単独)

皆様ご存知のように、矯正装置(ブラケット)を装着し治療をすすめます。矯正のための抜歯をしたり、最近では、歯科矯正用アンカースクリューを利用して治療をすすめます。この歯科矯正用アンカースクリューの併用により、従来では限界があったケースでも劇的に変化し、改善効果が期待できます。

 

外科矯正治療(矯正治療と 外科的手術を併用)

お口の中の歯並びに加えて、骨格的な問題がある場合に良好な結果が得られます。ただし、精密検査の結果、「骨格性上下顎前突」=「顎変形症」と診断された場合に限ります。口ゴボの状態であれは誰でも選択できるという物ではありません。骨格的な原因により、上下の口元がている場合に上下顎の骨格を改善として、矯正治療と手術を併用します。手術としては、SSRO(下顎枝矢状分割術)、Lefort Ⅰ 型骨切り術、Wassmund-Wundere法(上顎歯槽部骨切り術)、オトガイ形成術など、ケースによって行う手術の組み合わせは異なります。この状態は「顎変形症」という病名のもとに指定の医療機関では「健康保険適応」になり、患者様の治療費負担が軽減されるメリットがあります。

 

美容外科(見た目優先)の治療

美容整形によって鼻を高くして、顎の先を前方に出すことによって相対的に上下の唇を後方に下げ横顔や見た目の改善することです。鼻にヒアルロン酸を入れる方法とプロテアーゼというシリコンを入れて鼻を高くする方法があります。このようなヒアルロン酸やプロテアーゼなどを利用した方法は短期間で見た目の改善は可能かと思います。上下の歯の位置や角度は正常ですが、元々顎がなく、鼻が低い方に有効です。また、本来骨格性の「口ゴボ」状態ですが、手術はしなくないという方は「矯正治療単独」と併用すると比較的良好な結果が得られる場合もあります。

 

治療方法としては色々とありますが、前にも述べたように、まず、ご自身がどういう状態、ケースなのかを知ることです。良くするために何が必要か?」「医学的な見解に基づいて、異常な部分を正常に治すために何が必要か?」医学的診断をしっかりしてから考えることが大切です。

最近では、ネットやSNSなどの情報から、つい、治療方法ばかり先走って考えてしまいがちな傾向が見受けられます。b-orooro.gif

ご自身の状態にあっていない治療を行っても希望通りには治らないという、苦い思いもしかねません。

治療にも出来る事出来ないこと、メリット、デメリットがあります。まず。医学的な診断については精密検査を行い診断する必要があります。そして、ご自身の正直な状態を知った上で、治療を進めていく必要があります。

当院は指定医療機関です。お気軽にご相談いただければと思います。

 

村田歯科医院/村田歯科 横浜矯正歯科センター

村田正人

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