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矯正 開始時期 いつ頃?

横浜駅前 横浜駅西口から徒歩30秒、横浜駅から一番近い矯正歯科専門(一般歯科併設)の施設です。
横浜駅前にて、開業40年を迎える歴史ある医院です。また、当院は自立支援(育成・更生)医療の指定医療機関です。指定疾患では矯正歯科治療でも健康保険の適応になります。矯正専門の歯科医による舌側矯正、マウスピース矯正や顎変形症(保険の矯正)などより専門的な矯正歯科治療にも取り組んでおります。

幼稚園年長さん~小学校低学年ごろのお子様がいらっしゃる親御さんは、ほとんどの方がこのような不安や心配事をお持ちではないでしょうか?

「うちの子は歯並びがガタガタで、いつ頃から矯正治療を始めたらいいの?」
「歯並びは問題なさそうだけど、実際、悪いところはあるの?」
「矯正治療は何歳から始めるのがベストなの?」
などなど・・・・・

もちろん、成人になってからの矯正治療もできますしなおります。今回、ここでは「成長期からの早期治療でなるべく、矯正治療が簡単にすんだり、よりシンプルになったり、便宜抜歯を正しく予防できたりするには?」どんなタイミングがベストなのか?ということに着目します。

 

私も、幼稚園前の子供と小学校低学年に子供が居ります。恥ずかしながら矯正治療が必要になると思います。

そこで、icon_surprised.gif二児の子供を持つ矯正専門の歯科医icon_biggrin.gifとしてなるべくシンプルにお話したいと思います。

 

顎の成長は、「上顎(うわあご、じょうがく)」と「下顎(したあご、かがく)」で、その成長期のピークが違います。ご存知だったでしょうか?

また、「女子」「男子」で違います。大まかにいうと「男子は女子の1年後を追いかける形です。」

 

「成長過程にある子供は、骨の発達バランスを整えやすく、適切な矯正を行えば効果が期待できます。」
「成長期からの矯正治療は簡単な装置でなおります。」
「歯並びや骨格の状態により、早く矯正を始めたほうが良い場合もあれば、成長を見守ったほうが良いこともあります。」

など、「抽象的な表現」は多々見られますが、具体的にわかりやすく明記した記事はあまりないかと思います。手前みそな話ですが、やはり矯正歯科の専門的知識、見解が大切かと思います。

では、具体的に(もちろん、個人差はあります)・・・・・

<乳歯列 や 混合歯列期について>
5~6歳ごろがこの時期かと思いますが、まだすべて乳歯だったり、前歯数本だけ永久歯だったりします。このころは、食べ方、舌のクセ、指しゃぶりや口呼吸など生活習慣がアゴの発達に影響します。まだ乳歯だからとあなどらないでください!クセや習慣が一番厄介なこともあります。

<上あごについて>
7~8歳ごろから上あごの成長がはじまり、女子では11歳ごろピーク、男子では12歳ごろピークです。

<下あごについて>
下あごは、全身の成長と同じです身長が伸びる第二次性徴の頃です。女子では12~15歳ごろ、男子では13~16歳ごろです。

以上を総合的に判断すると・・・・・・

 

kira01.gif6歳~7歳ごろには一度、矯正歯科専門の歯科医のチェック(相談)kira01.gifを受けてください。kaeru01.gifbook.gifup.gif(ズバリ、ココです!!)

その後、どのような治療、処置あるいは経過観察が必要かの判断は矯正歯科医が診察してみないとわかりません。上記の年齢の目安はあげましたが、お子様の歯並びが気になるようでしたら、まず矯正歯科医に相談してください。

一昔の考えから、歯科医側もどうも「歯並び」を並べることだけに着目したり、並べることだけの説明をしている場合も多く耳にします。

 

今と昔ではアプローチの仕方も違います。矯正歯科医としては、歯並びを並べることは当たり前のことです。その上で、その裏に隠れている色々な習慣や要因にアプローチし改善することが特に成長期では必要な矯正治療と考えています。

歯並びの良し悪しは、生活習慣とも深い関わりがあります。また、歯列矯正も早ければ早いほど良いというものではありませんから、まずは自己判断はせず、専門医のアドバイスを受け、その上で生活習慣の見直しを行ってみてください。

「具体的にわかりやすく明記」と言いましたが、わかりやすかったでしょうか?
つい、少々長くなってしまいました(汗)。ご容赦くださいませ(苦笑)。

村田歯科院 / 村田歯科 横浜矯正歯科センター 村田正人

日付:  カテゴリ:こどもの矯正治療, ブログ, 子供の矯正, 年齢, 未分類, 歯並び, 治療法, 癖・習癖, 矯正歯科, 矯正治療のタイミング, 矯正治療のメリット, 矯正装置・治療法, 第1期治療(小児矯正), 赤ちゃん 乳幼児 and tagged , , ,

受験 矯正 受験前

kira01.gifこんにちは、「村田歯科医院/村田歯科 横浜矯正歯科センター」です。当院は自立支援(育成・更生)医療の指定医療機関です。kira01.gif横浜駅 きた西口徒歩30秒 西口徒歩1分 で、駅からすぐの村田歯科医院内にあります。幼児期から大人まで、成長期の矯正、舌側矯正や顎変形症(保険適応の矯正)などより専門的な矯正歯科治療にも積極的に取り組んでおります。

 

12月です。いよいよ今年もあとわずかになってしまいましたね。何だかまだ実感がありません。12月というと「冬休み」「クリスマス」「年末年始のイベント」と学生の頃までは、なんだかウキウキしたもんですが・・・・

 

最近は、時間がたつのが早く感じるせいか?年末という実感が来たと思ったらすぐにお正月ramen.gifそして、あっという間に日常に戻る!って感じになってしまいます。私だけでしょうか?icon_wink.gif

12月となれば、クリスマスムード一色な感じですが・・・・そう!「受験生」にとっては正念場ですよね(余裕の方もいらっしゃる?・・・・b-ganba.gif)。

 

「受験前なんですが、矯正治療をはじめるのは、避けたほうがよいですか?」

「受験が終わってからの方が良いですか?」

「矯正治療中に受験を迎えそうなんですがだいじょうぶですか?」

合格

よくご質問をうけることが多いのが、受験を控えた学生さんにとっての 「矯正治療の開始時期」についてです。

 

今季の受験を控えた方は、さすがに今から始めることはないかと思いますが・・・・・矯正治療は年単位です。来年度の受験を控えた方にとっても、 「受験前の矯正治療」 については気になるとことだと思います。

 

答えとしては・・・・book.gifkaeru01.gif

「受験までに半年程度あるなら、治療をスタートしても問題ないでしょう。」

 

 矯正治療が受験に直接影響することはあまりないと思います。

 

実際、治療中に受験を迎える学生さんも少なくありません。すでに口の中に矯正装置が装着されていて、矯正装置に慣れているのであれば全く問題はないです。

受験

慣れるには、1カ月もあれば大体はなれてしまいますが、念のため「半年程度」の慣れる期間を設けた方が安心だと思われます。kaeru08.gif

 

ただ、口の中の環境が変わり、そのことが少しでも受験に影響すると考えられる場合には、受験時期を避けて治療をスタートさせるのも選択肢のひとつだと思います。その辺は、ご本人の意見も含めて決めていただければと思います。

 

中には、受験まえの2-3ヶ月でも「大丈夫です!大学生のうちに早く矯正を終わらせたいから始めます!」と力強い意見をお持ちの方もいらっしゃいます。b-ganba.gif

 

今季(2016年2月)受験予定の学生さんで、10月ごろから始めた患者さんも何名かいらっしゃいます

 

また、治療中の患者さんでは・・・・

「入試の直前は、一時的に通院をお休みする」

「入試が近づくと歯に加える力を弱くする」など・・・・・

 

患者さんの負担が極力少なくなるように受験にあわせて治療を調整することもできます。受験は将来の進路を決めることにもなり得ますし、大切な時期です。より前向きな対策をとるためにも、矯正歯科治療をはじめる前に一度相談していただくとよいでしょう。

 

大切なのは、受験も含めご自身の生活や状況にあわせた治療開始時期を決めることだと思います。nurse.gif

村田 正人

村田歯科医院/ 村田歯科  横浜矯正歯科センター 村田正人

 

 

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