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村田歯科 横浜矯正歯科センター Blog

矯正歯科治療 保険適応 

当院は、横浜駅から一番近い矯正歯科専門の施設です。横浜駅 きた西口徒歩30秒 西口徒歩1分  また、横浜駅東口からも駅の東京寄り「きた通路」を通るとすぐの村田歯科医院内にある矯正歯科専門の「村田歯科 横浜矯正歯科センター」では、矯正専門医による舌側矯正、マウスピース矯正や顎変形症(保険の矯正)などより専門的な矯正歯科治療にも取り組んでおります(矯正専門医常勤)。矯正専門外来は土曜日も診療を実施しております。 同施設内には、一般歯科も併設しており、一般の虫歯治療、詰め物・かぶせ物(ブリッジやクラウン)、抜歯などの口腔外科処置、小児歯科処置や歯周病治療なども併設の施設で受けることが出来ます。

 

もうすぐ3月ですね。

いや!もう(0。0;)~3月ですね!!  でしょうか?

今年は寒い冬で、雪にも大変な思いをしました。

これから暖かくなっていくようですが、寒の戻りがないことを期待したいですね。・

春になれば、新しく何かを始めるには良い時期ですね。

 

心機一転!春(春休み)から矯正治療を始める!なんてかたも多いようです。

そこで、医院情報も含めて、ちょっとお話を・・・・・・・

 

保険適応の矯正」についてです・・・・

 

 当院は、指定自立支援医療機関(育成・更正医療機関)および顎機能診断施設の指定を受けております。これにより、唇顎口蓋裂・指定症候群および骨格性不正咬合(顎変形症、外科矯正)の矯正治療がすべて健康保険の効く範囲で治療が可能です。

矯正歯科専門の医院やクリニックでも、指定を受けていない医療施設では、保険適用の矯正治療はできません(未指定の医療施設で顎変形症の矯正治療をする場合は、自費診療となり高額になります、治療ができないということではありません)。

 

更生医療機関として施設が指定されるためには、施設の基準・機械の整備と適切な医療機関(大学病院など)で5年以上の矯正臨床経験および口唇・口蓋裂の治療経験のある歯科医師が常勤している等の用件を満たすことが必要です。

 

当院でも健康保険の適応範囲で矯正治療を受けている患者さんも多くいらっしゃいます。

 

保険適用の矯正治療を行うには、「医院側も指定医療機関」でなくてはならないし、「患者さん側も国の指定するケース」でなくてはなりません。

 

 

以前、お問い合わせがあり・・・・・

 

「前歯だけの部分矯正を希望したいので、自費はしなくていいから、保険で治療して欲しい」とのことでした・・・・・

 

一般歯科治療と同じようなイメージあったのでしょうか?

「保険の前歯」と「セラミック、ジルコ二アなど自費の前歯」などのように選ぶことができて、ちょっとした矯正治療なら保険が効くと勘違いされていたようです。

 

この患者さんは、後日来院していただき詳しく説明したところ、保険が効かないケースであることも、ご納得いただき、今は部分矯正治療(自費)で通院中です。(ちなみに『部分矯正』でも指定疾患の矯正治療で必要であれば保険が効きます)

 

 

以下の内容に該当する方であれば、矯正治療および外科的処置を保険の範囲内で受診するこ とが出来ます。

<健康保険が適用される国の定める指定・先天疾患>

  • 顎変形症 (受け口・出っ歯・開咬・顎の変位など)
  • 唇顎口蓋裂 (口蓋裂・唇列・粘膜下口蓋裂など)
  • ゴールデンハー症候群(鰓弓異常症を含む)
  • 鎖骨・頭蓋骨異形成
  • クルーゾン症候群
  • トリーチャーコリンズ症候群
  • ピエールロバン症候群
  • ダウン症候群
  • ラッセルシルバー症候群
  • ターナー症候群
  • ベックウィズ・ウィードマン症候群
  • 尖頭合指症
  • ロンベルグ症候群
  • 先天性ミオパチー
  • 顔面半側肥大症
  • エリス・ヴァン・クレベルト症候群
  • 軟骨形成不全症
  • 外胚葉異形成症
  • 神経線維腫症
  • 基底細胞母斑症候群
  • ヌーナン症候群
  • マルファン症候群
  • プラダーウィリー症候群
  • 顔面裂
  • 筋ジストロフィー
  • 大理石骨病
  • 色素失調症
  • 口-顔-指症候群
  • メービウス症候群
  • カブキ症候群
  • クリッペル・トレノーネイ・ウェーバー症候群
  • ウィリアムズ症候群
  • ビンダー症候群
  • スティックラー症候群
  • 小舌症
  • 頭蓋骨癒合症
  • 骨形成不全症
  • 口笛顔貌症候群
  • ルビンスタイン-ティビ症候群
  • 常染色体欠失症候群
  • ラーセン症候群濃化異骨症
  • 6歯以上の非症候性部分性無歯症

 

逆に言うと、↑この条件を満たさないとは保険は効かないということです・・・・(00;

 

特に顎変形症(骨格性の不正咬合)の場合、精密検査を受け診断をしてみないと保険適応になるかどうかわからない場合もあります。

 

正しい選択肢の中から、納得のいく治療を受けるために、まずは顎変形症の適応であるかを指定医療機関の矯正歯科で 診察を受けるとよいでしょう。

 

また、受診の際は、問診票に記入でもよいですし、ご自身の言葉で伝えてもよいですし、顎変形症(外科矯正)など保険適応の矯正ついて遠慮なく質問してみてください。

 

 

横浜駅から一番近い矯正歯科専門の施設です。「村田歯科 横浜矯正歯科センター」では、矯正専門医による舌側矯正、マウスピース矯正や顎変形症(保険の矯正)などより専門的な矯正歯科治療にも取り組んでおります。

 

村田歯科 横浜矯正歯科センター 村田正人

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矯正治療 食べてはいけないもの

当院は、横浜駅から一番近い矯正歯科専門の施設です。横浜駅 きた西口徒歩30秒 西口徒歩1分  また、横浜駅東口からも駅の東京寄り「きた通路」を通るとすぐの村田歯科医院内にある矯正歯科専門の「村田歯科 横浜矯正歯科センター」では、矯正専門医による舌側矯正、マウスピース矯正や顎変形症(保険の矯正)などより専門的な矯正歯科治療にも取り組んでおります(矯正専門医常勤)。矯正専門外来は土曜日も診療を実施しております。 同施設内には、一般歯科も併設しており、一般の虫歯治療、詰め物・かぶせ物(ブリッジやクラウン)、抜歯などの口腔外科処置、小児歯科処置や歯周病治療なども併設の施設で受けることが出来ます。

 

 

 矯正の初診相談にいらっしゃった患者さん や 矯正治療をこれからスタートするぞ!とういう患者さんから・・・・・・・

 

「矯正治療中に食べちゃいけないものはありますか?」

と相談されることが良くあります。

「基本的には食事制限はありませんが、治療中は装置を壊さないよう、硬いものを前歯で噛んだりしないように食べ方に注意してください。」

「ガムやキャラメルなど粘つくものを食べるのは、装置にこびりついたり、虫歯の原因になりますので、できるだけ避けるようにしてください。」と説明しています。

 

そこで今回・・・・・

「矯正治療中の食事制限」-具体的に-

と題してお話したいと思います。

 

患者さんからのご質問で代表的な食べ物を挙げてみました。そして、食べ物ごとに説明したいと思います。

  1. ガム
  2. キャラメル・ハイチュウ
  3. お餅
  4. 骨付き肉や固めのお肉
  5. グミ
  6. カレー
  7. おせんべい や クッキー
  8. パン類
  9. アメ・硬いアイス

 

<1.ガ ム について>

製品の中には「やわらかいから矯正治療中でも大丈夫」とうたっているものもありますが、基本的にはオススメできません。食べてみても装置にくっつく事いて気持ち悪いと思います。

<2.キャラメル・ハイチュウについて>

これは、「天 敵」 です(><;) といっています。ガムより取れ易いと思います。くっつくとスグには解けないし、くっつく前に装置が外れると思います。キャラメルはソフトタイプのものがダメです(ハードタイプは大丈夫です)

<3.お餅について>

矯正医のなかには、お餅はダメです!という先生もいらっしゃるかも知れませんが、私は「大丈夫です」といっています。ただし、「カリカリ」に焼いたお餅はなるべく辞めてください!といっています。食べている時「あっ、くっついた!危ない!」と思ったら、無理にはがざずに少し待つか!お湯を含んでください。お餅は溶けますから大丈夫です

<4.グミについて>

これも大丈夫!といっています。グミ程度の硬さなら問題ないと思います。

<5.骨付き肉硬めのお肉について>

骨付き肉は、食べてはいけないということではなく、食べ方が大切です!かじらないようにすれば大丈夫です。まー、骨付き肉を食べる時の醍醐味はないかもしれませんが、ほぐして食べるなら構いません。硬めのお肉についても同様です。かぶりつことをしなければ、大丈夫です。小さく切って食べてください。

<6.カレーについて>

時々、「矯正中はカレーが食べられない!」ということを聞いた!なんておっしゃる患者さん(特に若い女性の方)がいらっしゃいますが、カレーについては、何も問題ありません。野菜やお肉は比較的小さいですしね。ただし、カレーに含まれる香辛料などが、矯正装置とワイヤーをとめているゴムや一部の器具を黄色(または茶色)に染めてしまう事があります。治療上、全く問題ないのですが、見た目が少し目だってきてしまいます。そんな理由から「カレーはダメ!」と思ってしなうのでしょうか・・・・。ちなみその染まってしまったゴムや器具は、次の診療日に新しいものに交換するので、また目立たなくなります。さらに希望があれば次回の治療前に交換もできます。

 

<7.お煎餅やクッキーについて>

やはり、食べてはいけないということではなく、食べ方が大切です!かじらないようにすれば大丈夫です。前歯で一枚をかじるのではなく、小さくして奥歯で食べてください。「お上品にたべてくださいね(笑)」

<8.パン類について>

やはり、こちらも食べてはいけないということではなく、食べ方が大切です!かじらないようにすれば大丈夫です。また、パン類は種類が豊富ですし、その種類によっても硬さは様々です。特にフランスパンなどハードタイプは気をつけてください。また、ハンバーガーなど惣菜パンでも、パンは柔らかめでも、中の具が硬い場合もあります。「できるだけ、カットしてお上品にたべてくださいね(笑)」

<9.アメ・硬いアイスについて>

アメ玉は口の中で転がすのは問題ありません。舐めて結構です。噛まないようにしてください。また、アイスでは、アイスクリームなど比較的やわらかめなタイプは大丈夫ですが、「ガリ〇〇君」に代表されるようなハードなタイプは避けた方が良いかもしれません。舐めているだけなら良いのですが、多分、ついかぶりついてしまうと思います。

 

矯正治療中も美味しく食べたいですよね。一昔前は、痛くて硬いものが食べられずに、矯正するとやせるなんてことも言われたかもしれません。

接着剤も日々向上しています。

そのうちガムも平気!なんていう日もくるかも知れませんね。

 

 

横浜駅から一番近い矯正歯科専門の施設です。「村田歯科 横浜矯正歯科センター」では、矯正専門医による舌側矯正、マウスピース矯正や顎変形症(保険の矯正)などより専門的な矯正歯科治療にも取り組んでおります。

 

村田歯科 横浜矯正歯科センター 村田正人

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土曜日 休診日のお知らせ

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矯正土曜日診療は・・・通常

 

第1・3土曜日 午前10:00~12:30 午後2:30~6:00 第2土曜日 午前9:30~11:30 となっておりますが。

 

今月、第3土曜日 (2月15日)は、講習会・セミナー参加のため休診とさせていただきます。

今後もより良い矯正歯科診療のために精進して参りたいとおもっております。

ご迷惑をおかけしますが、何卒、ご理解の程、よろしく御願いいたします。

 

横浜駅から一番近い矯正歯科専門の施設です。「村田歯科 横浜矯正歯科センター」では、矯正専門医による舌側矯正、マウスピース矯正や顎変形症(保険の矯正)などより専門的な矯正歯科治療にも取り組んでおります。

 

村田歯科 横浜矯正歯科センター 村田正人

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こどもの矯正 第1期治療 必要性 -Part 2-

当院は、横浜駅から一番近い矯正歯科専門の施設です。横浜駅 きた西口徒歩30秒 西口徒歩1分  また、横浜駅東口からも駅の東京寄り「きた通路」を通るとすぐの村田歯科医院内にある矯正歯科専門の「村田歯科 横浜矯正歯科センター」では、矯正専門医による舌側矯正、マウスピース矯正や顎変形症(保険の矯正)などより専門的な矯正歯科治療にも取り組んでおります(矯正専門医常勤)。矯正専門外来は土曜日も診療を実施しております。 同施設内には、一般歯科も併設しており、一般の虫歯治療、詰め物・かぶせ物(ブリッジやクラウン)、抜歯などの口腔外科処置、小児歯科処置や歯周病治療なども併設の施設で受けることが出来ます。

 

では、「Part 1」の続きです・・・・・

では、矯正治療において、第1期治療の主旨はどんな意味・目的があるのでしょうか?

 

この時期の治療は、顎の前後的位置のずれ、左右的ズレを改善したり、上下の顎の大きさの不調和、顎の歯の大きさの不調和を改善したり、顎・顔面・歯列の成長発育期における正しいアゴのバランスやキャパシティーを誘導します。

 

まー、わかり易く言うとこれからはえてくる永久歯への土台作りです

 

ですから、第1期治療では歯が並ぶための基礎作り、第2期治療では一本一本の永久歯をきれいに並べる治療と考えて頂くと良いと思います。

 

そして、アゴのバランスやスペースが確保されていれば永久歯が正しくはえやすい環境となり、それぞれの永久歯が正しくはえてくれば第1期治療で終わることもあります

やはりスペースはあれど、ひねくれ者の永久歯もたくさんいます。そんなときは第2期治療で永久歯を列っ~~!!」させます。ikari04.gif

 

第1期治療では、前述したように顎・顔面・歯列の成長発育を見ながらそれぞれのタイミンングで最良と思われる時期で治療を開始するのでダイナミックな外見の変化を見る事もしばしばです。

 

受け口(下顎が前に出ている)、出っ歯(上顎が前にもしくは下顎が後ろにズレている)、顔が非対称(顎が左右どちらかにズレている)のお子さんなどはお顔立ちも変わります。

 

もちろん遺伝的、先天的な不正咬合の因子を持っていらっしゃる場合は成長発育の終わる20歳前後まで気を抜けませんし、思春期の成長の際にその傾向がどうしても強く出てきます。

 

でも、何もしなかった場合よりは遥かに改善されています。

もし、第2期治療が必要になっても、何もしなかった(第1期治療)よりはるかに、第2期治療は簡単になります。icon_lol.gif

 

経過観察中でも定期検診にいらしていただいている場合は、気がつかないうちにすっかり後戻りしていましたという事はまずありません。nurse.gif

 

また、ときに、第1期治療は治療を受ける側も治療する側も根気が必要です。

 

でも、それによってもたらされる効果は大きく、喜びも大きいと思います

 

良い噛み合わせ、良い歯並びを獲得するのは矯正歯科では、当たり前のことです。それが「治癒」です。

 

どのような治療方法、どのような経過・管理、そして、どのような姿勢で治療望んだかが大事です。

 

そして、患者さん一人一人最適な治療法は違います。特に成長発育に影響する「第1期治療」は正しい診断のもとに治療を進めるのが非常に重要です。

 

それでは、「続編」のPart 3 では、第1期治療は具体的にどんな治療をするのか例を挙げてみたいと思います。

 

村田歯科 横浜矯正歯科センター  村田正人

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こどもの矯正 第1期治療 必要性 -Part 1-

当院は、横浜駅から一番近い矯正歯科専門の施設です。横浜駅 きた西口徒歩30秒 西口徒歩1分  また、横浜駅東口からも駅の東京寄り「きた通路」を通るとすぐの村田歯科医院内にある矯正歯科専門の「村田歯科 横浜矯正歯科センター」では、矯正専門医による舌側矯正、マウスピース矯正や顎変形症(保険の矯正)などより専門的な矯正歯科治療にも取り組んでおります(矯正専門医常勤)。矯正専門外来は土曜日も診療を実施しております。 同施設内には、一般歯科も併設しており、一般の虫歯治療、詰め物・かぶせ物(ブリッジやクラウン)、抜歯などの口腔外科処置、小児歯科処置や歯周病治療なども併設の施設で受けることが出来ます。

 

先日患者さんから・・・・相談時に・・・・・・

「最近、矯正は早く始めるようですが、結局、永久歯になって全体に金具を着けた治療をやるようだし、早い時期の矯正は必要ないのではなのでしょうか?」

「結局、永久歯で並べるのだから、長くかからないし結果は同じなのではないのですか?」

 

といご質問を受けました。

その答えは・・・・「ズバリ」・・・・・・

 

「必要です!!」

(ただし、永久歯になってからも治らないという意味ではありません。)

 

幼児期 ~ 小児期 ~ 思春期・青年期 ~ 成人期

それぞれ、開始時期によって、手法・時期や期間などの差はありますが、矯正治療を進めるに当たって、もっとも有効的、理想的な治療を行うには・・・・・

「必要になる!!」

と思います。

 

 

そこで今回は、 「こどもの矯正(第1期治療)の必要性」 についてです(第1弾)。

 

当院の矯正治療では、初診相談時に「治療の流れ」という説明書をお配りしています。(←HP上でも説明しております。)

 

以前は、第1期治療の考え方はあまり普及しておらず、「矯正治療は永久歯になるまで待ちましょう!」と言われていたようです。

これには、理由があります。

永久歯がはえてくる時は、歯の根っこ(歯根)も形成されながらはえてきます。

もし、斜めにはえ始めたからといって、歯の根っこ(歯根)が形成が途中なのに、スグに歯を動かしてしまうと・・・・・・・・

 

歯の根っこ(歯根)が曲がってしまったり、短くなってしまい質の悪い歯となってしまう可能があるからです。w03.gif

 

ですから、以前は永久歯が交換するまで(=歯の根っこができるまで)

歯を動かすことは辞めましょうという認識になっていました。

 

とするとその時期は、小学校6年後半~中学1年くらいの時期ですよね。

 ところが、その時期に歯を正しく並べる上で大切なアゴの成長やバランスに目を向けてみると・・・・・

 

特に上顎では、個人差や男女差はありますが、成長のピークは過ぎ、そろそろ成長が終わってしまします(上顎の成長は8歳くらいから著しくなり11~12歳で終了)。

 

そうなると、やはり無理に歯並びのアーチを広げたり、バランスを変えたりする事が難しいケースが増えます。

広げるための装置を着けて治療をすれば、その時は綺麗に歯は並びます。しかし、ずっと矯正をしているわけではありませんし、長い目で見るとバランスが合っていなければ、安定せず歯は後戻りを生じ易くなります。ですから、歯列を広げる装置(拡大装置、拡大床)などを使用するときは、使用時期などを考慮した十分な診断が必要になります。bikkuri01.gif

なんでもかんでも、歯並びを広げて永久歯のはえるるスペースを確保すれば良いといわけではありません。

 

永久歯交換まで待つと、歯の根っこは安定しますが、お口の中のバランスが決まってきてしまい、永久歯を間引きして並べる(便宜抜歯)治療の可能性が高まるといえます。

 

逆に上顎の成長がはじまる7,8歳ころは、上下のバランスは柔軟です。この頃の歯列のバランスは、広げたり!下げたり!色々と良いバランスを誘導する事ができます。これが第1期治療の大きな目的です!

 

第1期治療により、良いバランスや広いアーチが誘導されると、それに伴い顎や顔面は、良好な成長発育が促されます。

 

結果、歯並びのスペース不足やかみ合わせの悪化が予防されるわけです。

 

もし、生えてきた永久歯が良くない方向を向いていて永久歯での治療が必要になっても、永久歯の抜歯(便宜抜歯)をすることなく、非抜歯で安定したキレイな歯並びが獲得できます。

 

以上のように・・・・・診断の結果!

今後予想される「歯並びのガタガタ」や「かみあわせの悪化」に対して、先手を打って、歯並びの悪化を予防するための矯正治療!icon_biggrin.gif

 

それが、 「こどもの矯正(第1期治療)」 といえます。

 

ですから、

早い時期から歯並びのガタガタが予想される場合や心配される場合は・・・

 

「第1期治療は必要です!!」

こんな理由から・・・・

お子さんの場合は、6~7歳前後での歯並びチェック(初診・相談)をオススメします。

 

村田歯科 横浜矯正歯科センター 村田正人

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消費税 増税 治療費について

 当院は、横浜駅から一番近い矯正歯科専門の施設です。横浜駅 きた西口徒歩30秒 西口徒歩1分  また、横浜駅東口からも駅の東京寄り「きた通路」を通るとすぐの村田歯科医院内にある矯正歯科専門の「村田歯科 横浜矯正歯科センター」では、矯正専門医による舌側矯正、マウスピース矯正や顎変形症(保険の矯正)などより専門的な矯正歯科治療にも取り組んでおります(矯正専門医常勤)。矯正専門外来は土曜日も診療を実施しております。 同施設内には、一般歯科も併設しており、一般の虫歯治療、詰め物・かぶせ物(ブリッジやクラウン)、抜歯などの口腔外科処置、小児歯科処置や歯周病治療なども併設の施設で受けることが出来ます。

 

<消費の増税について>

2014年4月1日より消費税の増税に伴い、衣類や食料品と同様に、病院やクリニックでも自費(保険適応外)診療の治療費にかかる消費税が変更されます。

 

当院でも、一部、治療費の変更がございます。

 

現在、治療中で、院内の分割支払を行なっている患者様においては、消費税の増税施行以降のお支払について税率を変更させていただきます。

 

今後も患者さんのご負担を考え、色々な方法をご提案し、少しでも治療を受け易い環境の整備に試行錯誤していきたいと思っております。

何卒、ご理解いただきますよう、宜しくお願い申し上げます。

 

また、増税前は、初診相談や精密検査の予約で、混雑が予想されますので、お早目にご相談下さい。

 

村田歯科 横浜矯正歯科センター 村田正人

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矯正歯科 選び方 装置や種類 正しい選択 

当院は、横浜駅から一番近い矯正歯科専門の施設です。横浜駅 きた西口徒歩30秒 西口徒歩1分  また、横浜駅東口からも駅の東京寄り「きた通路」を通るとすぐの村田歯科医院内にある矯正歯科専門の「村田歯科 横浜矯正歯科センター」では、矯正専門医による舌側矯正、マウスピース矯正や顎変形症(保険の矯正)などより専門的な矯正歯科治療にも取り組んでおります(矯正専門医常勤)。矯正専門外来は土曜日も診療を実施しております。 同施設内には、一般歯科も併設しており、一般の虫歯治療、詰め物・かぶせ物(ブリッジやクラウン)、抜歯などの口腔外科処置、小児歯科処置や歯周病治療なども併設の施設で受けることが出来ます。

 

 最近、広告やネットで間違った情報や良いことばかり書いた情報が見受けられます(私自身もネット今こうやってネットに情報を発信しているのですが、間違った情報や誤解を受けやすい情報にならないよう気をつけています)。

 

例えば、

「どんなケースでも、絶対、歯を抜かずに治療できる!」 

「取り外し式だけで治療できる!」

「1ヶ月で終わる矯正」

「通院が2,3回で終わる歯列矯正」

などなど・・・・・・ga-n01.gif えっえ~~~っikari04.gif

 

当然、患者さん側としては、歯は抜かない方がいい!とか

装置をつけるのはイヤだから取り外しがいい!とか

治療は早く終わってほしい!とか

つい!飛びついてしまいがちですよね。

 

もちろん、正しく矯正治療に必要な診断して、その装置や治療法が合っていれば問題ないと思います。 icon_razz.gif

 

より負担なく!より簡単に!正確に!治療できた方が良いに越した事はありません。kaeru01.gif

 マウスピース型

でも、患者さんとしては、良い事、悪い事を含め色々な情報があふれていて、どれが良いんだかわからなくなってしまうことも少なくないようです。

床矯正(拡大装置)

 

そこで、私なりにわかりやすく?(わかりやすいと良いんですが・・・・)

例えを考えてみました。実際、患者さんにもこのようにお話することもあります。

 

矯正歯科での治療を比較的身近な「内科」でのことに例えてみました。

 

 

「内 科」に何か病気で受診したとします。

症状や病名によって、お薬の量や種類は違います

治療期間もすぐ治る人も居れば、長引いて中々治らない人もいます

そして、重い症状の時、軽い症状の時、お薬の量も変化します。

時には、効果が薄かった場合は、薬の種類が変更になる場合もあります

体質によっては、薬で副作用が出る方もいらっしゃるでしょう。

 

「矯正歯科」も同じです。

症状によって、装置の種類や使い方が違います

そして、歯並び・噛み合わせの悪さによって、装置の使用時間・期間も変化します。

時には、患者さん自身の癖や使い方で装置の種類が変更になる場合もあります。

治療期間 すぐ治る人も居れば、長引いて中々治らない人もいます

 

やはり、正しい診断の元に装置の種類や治療法を選択するのが一番b-hare.gifです。

裏側矯正 or セラミック

そして、その中に自分の希望する装置や治療法の選択肢(提示)があれば選んで良いと思います。

 

きちんとした矯正治療における!

正しい診断とは・・・・・

 

「セファログラム(頭のレントゲン)、パノラマ(お口の全体のレントゲン)、平行模型(お口全体の歯型)そして顔貌・口腔内写真(顔、口元や歯並びの写真記録)」

は、必須です。そして、100~200項目位の分析を行い診断・治療計画を立案します。

これに加えて、必要に応じ、CT、顎運動機能診断や筋電図などを記録する場合があります。

 

矯正治療は、咬み合わせや歯並びを綺麗に治療するのは当たり前のことです。

その治療の仕方が、患者さんのケースごとに、ちゃんとした診断の下、方法や装置がしっかり合ってるか?

それがとても大切なことなんです。

 

お薬と同じで・・・・・

 

用法・用量はただしく!! です。

 

村田歯科 横浜矯正歯科センター 村田正人

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デンタルローン 月々10,000円以下から可能  

当院は、横浜駅から一番近い矯正歯科専門の施設です。横浜駅 きた西口徒歩30秒 西口徒歩1分  また、横浜駅東口からも駅の東京寄り「きた通路」を通るとすぐの村田歯科医院内にある矯正歯科専門の「村田歯科 横浜矯正歯科センター」では、矯正専門医による舌側矯正、マウスピース矯正や顎変形症(保険の矯正)などより専門的な矯正歯科治療にも取り組んでおります(矯正専門医常勤)。矯正専門外来は土曜日も診療を実施しております。 同施設内には、一般歯科も併設しており、一般の虫歯治療、詰め物・かぶせ物(ブリッジやクラウン)、抜歯などの口腔外科処置、小児歯科処置や歯周病治療なども併設の施設で受けることが出来ます。

デ ン タ ル ロ ー ン

スルガ銀行のデンタルローンをご利用頂けます。デンタルローンの詳細は下記バナーをクリックして、スルガ銀行のサイトにてご確認ください。

 

今回は、治療費の支払方法について、情報発信させていただきたいと思います。

当院では、保険適応の矯正治療も可能ですが、ケース(顎変形症や特定疾患など)が限られてしまい、その多くは自費診療(保険適応外)となってしまいます。

 

患者さんのご負担が少なく、少しでも治療を受け易い環境を整えるため、その一環として、

院内分割払い(無金利)クレジットカードによる支払が可能」 など

を実施しておりますが・・・・・・

 

中には

月々の支払を1万円以下にしたい

「月々の生活費の中から矯正治療の支払を長期的に計画したい

など希望される患者さんもいらっしゃいます。

 

「月々1万円以下」や「長期的分割(2.5~3年以上)」の分割となると、どうしても治療自体が終了してしまう場合がございます

そこで、このような支払方法をご希望をされる患者さんにはデンタルローンをご紹介しております。 当院ではスルガ銀行さんの「デンタルローン」をご紹介しております。

 

「デンタルローン」を取り扱う会社は色々とあると思います。ローンを組むには、「金利」 「手数料」 「審査」 や 「取り扱い会社」 など不安がつききものです。 私も色々独自に調べました。

 

そこで・・・・・・

  • 金利や手数料がなるべく低い
  • 審査が通り易い
  • 「返済」や「繰上げ返済」が簡単
  • 契約する会社が安定している

などに着目しました。

 

結果・・・・

  • クレジットカードの分割払(リボ払)などより金利が低い
  • 保証人や担保など大掛かりなことも不要で、審査が通り易い
  • 返済や繰上げ返済も手軽にできる(ATMなどから)
  • 比較的安定している「銀行」が取扱っている

 

などの理由から、スルガ銀行さんの「デンタルローン」をご紹介させていただいております。

 

月々の支払を1万円以下にしたい

「月々の生活費の中から矯正治療の支払を長期的に計画したい

 

とお考えになり、ご検討中の患者さんがいらっしゃいましたら、ご参考までに下記バナーをクリックして、スルガ銀行のサイトにてご確認ください。

 

今後も患者さんのご負担を考え、色々な方法をご提案し、

少しでも治療を受け易い環境の整備に試行錯誤していきたいと思っております。

 

村田歯科 横浜矯正歯科センター 村田 正人

日付:  カテゴリ:ブログ, 医院情報, 費用 ・ お支払方法

新年 明けまして おめでとうございます

 当院は、横浜駅から一番近い矯正歯科専門の施設です。横浜駅 きた西口徒歩30秒 西口徒歩1分  また、横浜駅東口からも駅の東京寄り「きた通路」を通るとすぐの村田歯科医院内にある矯正歯科専門の村田歯科 横浜矯正歯科センター」では、矯正専門医による舌側矯正、マウスピース矯正や顎変形症(保険の矯正)などより専門的な矯正歯科治療にも取り組んでおります(矯正専門医常勤)。矯正専門外来は土曜日も診療を実施しております。 同施設内には、一般歯科も併設しており、一般の虫歯治療、詰め物・かぶせ物(ブリッジやクラウン)、抜歯などの口腔外科処置、小児歯科処置や歯周病治療なども併設の施設で受けることが出来ます。

 

新年あけましておめでとうございます

謹賀新年2014

本年もどうぞよろしくお願い致します

 

<年始診療お知らせ>

年末年始の長期休暇中に矯正装置などの不具合はございませんでしたか?

気になる箇所や痛い箇所がございましたら、すぐにご連絡ください。

 

村田歯科 横浜矯正歯科センター 

1月6日(月) からは通常通り診察いたします。

 

 

年末年始の長期休診中、当院ご利用の患者さまには、大変ご迷惑をおかけいたしました。

 

本年もどうぞよろしくお願い致します。

 

 

村田歯科医院/村田歯科 横浜矯正歯科センター スタッフ一同

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クイック矯正 セラミック矯正 矯正歯科?

当院は、横浜駅から一番近い矯正歯科専門の施設です。横浜駅 きた西口徒歩30秒 西口徒歩1分  また、横浜駅東口からも駅の東京寄り「きた通路」を通るとすぐの村田歯科医院内にある矯正歯科専門の村田歯科 横浜矯正歯科センター」では、矯正専門医による舌側矯正、マウスピース矯正や顎変形症(保険の矯正)などより専門的な矯正歯科治療にも取り組んでおります(矯正専門医常勤)。矯正専門外来は土曜日も診療を実施しております。 同施設内には、一般歯科も併設しており、一般の虫歯治療、詰め物・かぶせ物(ブリッジやクラウン)、抜歯などの口腔外科処置、小児歯科処置や歯周病治療なども併設の施設で受けることが出来ます。

 

 

最近、インターネット広告や女性週刊誌などで・・・・・・
「通院3,4回で終わるクイック矯正」  や

 

「通院2,3回ですぐ終わるセラミック矯正」 など

 

といった表現や宣伝文句を目にすることがあります。

 

「クイック矯正」「プチ矯正」や「セラミック矯正(セラミックをかぶせる治療)」という言葉は、本来、矯正歯科の分野では存在しません。

 

正確に言うと・・・・・・

「これは矯正歯科治療ではありません!」

 

歯を削って、歯並びが酷い場合は神経も取り、作り物を被せる補綴治療の一分野です。

 

最近では、よく審美歯科といって、標榜科として認められていですが(2011年現在)、大学病院などで特殊専門外来として存在していて、美しさに焦点を当てた歯科治療のことです。
 
確かに歯を削って人工の被せ物を入れたら簡単に早く治ります。

 

ただし、歯を削る(時には神経を取る)という犠牲があって可能なことが多いです。元々あった歯が既に人工の被せ物であったり、虫歯がひどく被せ物にせざるを得ない人なら良いと思います。

 

綺麗な自分の歯を削ると言うことは、一時的に綺麗な歯並びになっても先のことを考えたら、その歯の質を下げてしまうということです。

 

けっして、審美歯科治療がいけないと言うことではありません。

 

綺麗な自分の歯を削ってでも、色々な理由から・・・・・

「どうしても短時間で見た目を綺麗にしたい!」

「どうしても矯正装置を長期つけたくない」と考えている方には良いかもしれません。人それぞれ価値観も違います。

 

確かに審美歯科では精神医学上の大切な役割もあると思います。

 

もちろん、当院の一般歯科の方では、審美歯科を含めた入れ歯などの補綴治療を得意としており、補綴治療と矯正治療が連携して治療に当たる場合も多々あります。

 

インターネットなどの普及で、良くも悪くも色々な情報があふれている時代です。矯正歯科分野と審美歯科分野の違いや境界が色々な情報により、治療の正確な情報がボカされてしまっているように感じます。

 

矯正歯科とは!!・・・・・原則として・・・・・

 

自分の歯を使って正しく噛めるように!キレイに長持ちするようにする治療です。

 

大切なのは、良く情報を吟味し、正しい情報を得て、利点欠点を理解し、納得した上で治療を受けてください。

 

何か不安や疑問があれば、お気軽にご相談ください。

 

村田歯科 横浜矯正歯科センター  村田正人

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