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反対咬合 子供 受け口 

横浜駅前 当院は横浜駅前にて開院40年以上の歴史と実績のある医院です。横浜駅 きた西口徒歩30秒 西口徒歩1分 また、横浜駅東口からも駅の東京寄り「きた通路」を通るとすぐです。同施設内にある矯正歯科専門の「村田歯科 横浜矯正歯科センター」では、矯正歯科専門の歯科医による舌側(裏側)矯正マウスピース型矯正顎変形症(保険の矯正)など、全てのケースに対応した専門的な矯正歯科治療に取り組んでおります。同施設内には、一般歯科も併設しており、一般の虫歯治療、詰め物・かぶせ物(ブリッジやクラウン)、抜歯などの口腔外科処置、小児歯科処置や歯周病治療なども併設の施設で受けることが出来ます。

 

最近、小さいお子さんをお連れで、ご相談にいらした方の中で・・・・
「受け口」 を気にして相談にいらっしゃるお母さんがいらっしゃいました。b-onegai02.gif

 

先日も・・・・こんなご相談を受けました。
「3歳になった息子が、地域の3歳児検診(歯科)で受け口を指摘されました。」
「もしかしたら、将来、外科手術が必要になる可能性もあるしれない」
といわれたそうですicon_eek.gifw03.gif

言われたお母さんは、いきなり「手術」b-orooro.gifと言われたらビックリして、心配してしまうのも無理は無いですよね。

(私にも7歳の息子と2歳の娘が居ます。良くわかります!!!)ga-n01.gif

 

今回は、「受け口」 について、特に「乳幼児期の受け口」について少々・・・・。

まず、「3歳児検診」での「受け口」の指摘についてですが、「3歳⇒受け口⇒手術」

というような、構図は、まだまだ成り立ちません。受け口は小さな頃からケアすることである程度予防することは可能です。

前歯が反対で、しかも受け口具合が著しいと、すぐ「手術」というイメージがもたれるようですが、その根本の状態(成長具合)をきちんと見極める事が大切です。受け口というと「下アゴが出ている!」というイメージが強いですが、実際、上アゴが小さい(上顎劣成長)もあります。

 

受け口だからといて、何でもかんでも下アゴを抑えれば良いというものではありません。そして、「上アゴ」と「下アゴ」の成長のピークの違いも理解していなければなりません。

「上アゴは7,8歳ごろから成長し、12歳くらいで成長がおわります」

「下アゴは身長が伸びる時期と同様です、13歳頃から変化し、身長の伸びが終了するまで油断できません」(←ここポイントbook.gifkaeru01.gifup.gif

上記の成長の違いを考えただけでも、お子様の受け口の状態(上アゴが小さいのか?下あごが大きいのか?)によって、その対応、治療が違うことがわかります。

また、幼児期の受け口になる原因には、①遺伝的要因②環境的要因があります。

①の遺伝的要因の場合は、治療によりある程度の抑制や軽減は可能ですが、やはりアゴの大きなズレや成長は覚悟しなくてはなりません。もともとの舌の大きさ、位置なども菅家することもあります。これらも間接的には遺伝的要因と言えるのではないかと思います。

 

受け口となる原因として考えられるのは、骨格の歪みや過成長(もしくは劣成長)によって起こることが殆どです。歪みの原因としては、多々ありますが、右に傾いたり、左に傾いたりする癖を持っていると、傾いたままの状態で重力を受ける為、傾いている側と反対方向に回転しようとする力が働いてしまいます。

 

②の環境的要因の場合は、多くは予防することが来ます。

知らない間に、舌で前歯の舌側にある歯を前方に向かって押している癖(舌突出壁)や舌の位置が常に下の歯に触れている状態(低位舌)がある場合は、下顎が出てくる可能性を持っています。

また、ある程度は仕方がないかと思いますが、赤ちゃんの頃からの寝かせ方などで簡単に顔やアゴが歪んでしまう事があります。

乳幼児からなるべく偏らない寝かせ方を心掛け、度が過ぎた柔らかいものだけを食べさせすぎるのもよくありません。やはりバランス良く行ってあげることが重要であると言えます。

さらに、著しいアレルギー(鼻炎)や鼻中隔湾曲症など、お鼻の通りが悪い場合の口呼吸が影響している場合もあります。鼻づまりも良くない結果を招く要因になります。鼻づまりが持続する場合は、耳鼻咽喉科でも治療も必要です。b-gaaan.gif

 

遺伝的要因が強い場合は、成長期にアゴが発達しある程度しょうがない事がありますが、環境的要因は出来る限り予防や治療で最小限に抑える、または、防ぐことができます。(←ココもポイントup.gifbook.gifkaeru01.gif

 

もし、受け口となってしまったら、早い段階で診察を受けてください!より良いタイミングで治療にあたることで、治りやすいということはもちろん、治療期間も減らせる可能性があります。すべて「受口=手術」ということではありません。

そして「受け口(反対咬合)」に対しては、自立支援(育成・更生)の指定を受けている医療機関を受診してください。

日ごろから、顎変形症や特殊疾患などの矯正治療を行っている、より専門的な研鑽を積んだ矯正歯科医にて、じっくりとご相談され、予防や十分な治療効果が得られるように治療にあたって上げてくださいb-ganba.gif

 

もし、お子さんのアゴが過成長をしてしまい、アゴが骨格的にズレてしまった場合でも、外科矯正治療という選択肢もあり、必ず治ります。

そして、外科矯正治療では、指定された医療機関(育成医療・更生医療)では、健康保険が適応になります。

いずれにせよ、予防と正しい治療法・タイミングと患者様ご自身の知識も非常に大切です。

当院は、指定医療機関です。外科矯正(顎変形症)治療の患者様も多く通院されています。何かか気になることがあれば、年齢問わず、遠慮なくご相談にいらしてみてください。

 

今後も、歯並びや咬み合わせなど、矯正歯科治療の正しい情報発信ができるよう、研鑽を積んで参りたいと思います。

村田歯科医院/村田歯科 横浜矯正歯科センター  村田正人

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顎変形症 手術 手術なし どっちが良い?

こんにちは、村田歯科医院内にある矯正歯科専門の「村田歯科 横浜矯正歯科センター」(横浜駅 きた西口徒歩30秒 西口徒歩1分  東口徒歩2分)です。当院では、矯正専門医による舌側矯正、マウスピース矯正や顎変形症(保険の矯正)など幅広い専門的な矯正歯科治療にも取り組んでおります。当院は自立支援(育成・更生)医療の指定医療機関です。

 

顎変形症(外科矯正治療)の手術について、初診・相談のときに

「手術するのと、手術しないのでは、どちらが結果が良いですか?」

こんな質問を受けることがあります。

 

上アゴ、下アゴまたは上下のアゴに骨格的なズレがあり、咬み合わせや歯並びが悪い方は、当然「手術を併用した方が結果が良いと思います。」kaeru01.gifup.gif

 

骨格的が少なく、咬み合わせや歯並びだけが問題な方は、「手術をしなくても良い結果が得られると思います。」

 

程度問題はあるかと思いますが・・・・

「骨格的なズレがあるのに、手術併用を検討ぜずに矯正治療のみで治してしまえば、結果は良くありませんし、治療内容に妥協点も生まれると思います。」icon_confused.gif

 

「手術した方が良いか?手術しない方が良いか?」が問題ではなく。

 

しっかりとした精密検査を行い、手術が必要かどうか?少しでも骨格的なズレがある場合は、適応の可能性をきちんと検討することが大事だと思います。

骨格的なズレがわずかな場合は、口腔外科医に意見を求める場合もあります。

 

手術の有無が結果を左右するのではなく、手術が必要なケースであるか?手術しなくても良いケースであるか?の正しい判断が良い結果を生むものなんです。

 

気になる点があれば、顎変形症の治療を行っている矯正歯科を受診してみてください。

村田 正人

 

村田歯科医院/村田歯科 横浜矯正歯科センター 村田正人

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顎変形症 手術方法 上アゴ(上顎)について

当院は、横浜駅から一番近い矯正歯科専門の施設です。横浜駅 きた西口徒歩30秒 西口徒歩1分  また、横浜駅東口からも駅の東京寄り「きた通路」を通るとすぐの村田歯科医院内にある矯正歯科専門の村田歯科 横浜矯正歯科センター」では、矯正専門医による舌側矯正、マウスピース矯正や顎変形症(保険の矯正)などより専門的な矯正歯科治療にも取り組んでおります(矯正専門医常勤)。矯正専門外来は土曜日も診療を実施しております。 同施設内には、一般歯科も併設しており、一般の虫歯治療、詰め物・かぶせ物(ブリッジやクラウン)、抜歯などの口腔外科処置、小児歯科処置や歯周病治療なども併設の施設で受けることが出来ます。

 

さて、先日は、顎変形症の治療において、下アゴの様々な手術法について色々と書かせていただきましたが・・・・・

 

今回は、 「上アゴの手術について」 です

手術3

 

もちろん、手術は全身麻酔でおこないます。上アゴの手術も全ての手術法は口の中からおこない、顔の皮膚を切ることはありません。上アゴに対する手術には次のような方法があります。

 

① Le Fort Ⅰ型 (ルフォーⅠ型)骨切り術

上あご全体の移動を行う方法です。上唇の内側の歯肉を切って鼻の横くらいから水平に骨を切ります。上アゴの骨と歯が一体となって、全体を動かす場合に行います。

上アゴを適切な位置に骨接合用のプレートとネジで固定します。Le Fort 型骨切り術の場合は、切断部位(移動骨片の範囲)で、Le Fort Ⅰ型、Ⅱ型、Ⅲ型の3種類に分類されます。症状にもよりますが、顎変形症の治療では、「Le Fort Ⅰ型」が多く用いられるようです。

上アゴ手術1

 

② 上顎前方歯槽骨切り術 

上あごの前歯部分にのみ問題がある時に多く用いる方法です。まず、主に左右の第1小臼歯(4番目の歯)を抜歯し、その部分の歯槽骨を取り除きます。次に左右の犬歯から犬歯までの6本の前歯を骨ごと切り離し、前歯がついた骨片として、抜歯をして骨を取り除いたスペースに移動させます(後退させます)。適切な位置に移動させた後、チタンプレートとスクリューで固定をします。ガミースマイル(笑うと歯ぐきが多く見える)の治療にも合わせて用いる場合もあります。

 

 

③ 上顎骨側方骨延長術 

上顎骨の幅がとても小さく(狭窄)、特に成人で通常の装置でアーチを広げることができない場合に用います。手術で上アゴの骨の側面、正中(真ん中)、上面を単独もしくは複数個所を組み合わせてカットすることにより、動かせるようにします。手術直後から、上の歯並びの内側には、通常は成長期の患者さんに使う「急速拡大装置」というネジを入れて、手術後数週間以内に1日1/4~1/2mmほどのペースでその名の通り急速に広げていく方法です。広げた後は骨が徐々に出来上がり安定した広い上アゴのアーチが出来上がります。

 

手術はこれらの方法を単独または、複数組み合わせてさまざまな顎変形症に対応します。

下アゴ手術とどうように、どの方法が良いか?下アゴも含め、どのような手術法の組み合わせが良いか?

手術4

やはり適切な診断のもとに決定されます。上下アゴとの関係や術式も考えなくてはなりませんnurse.gif

 

やはり、しっかりとした診断が大切ですbye03.gif

 

村田歯科医院/村田歯科 横浜矯正歯科センター 村田正人

 

 

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外科矯正治療とはどんなものですか?また、手術後の傷は残りませんか?

骨格に大きな不調和がある場合は、骨格のズレを改善するため、外科手術を併用した矯正治療を行うことがあります。専門的な判断が必要になります。当院では、外科矯正治療でも、治療経験・資格のある矯正専門医が担当しておりますので、お気軽にご相談ください。また、手術はお口の内側から行いますので、お顔に傷は残りません。ご安心ください。

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