当院は、横浜駅から一番近い矯正歯科専門の施設です。横浜駅 きた西口徒歩30秒 西口徒歩1分 また、横浜駅東口からも駅の東京寄り「きた通路」を通るとすぐの村田歯科医院内にある矯正歯科専門の「村田歯科 横浜矯正歯科センター」では、矯正専門医による舌側矯正、マウスピース矯正や顎変形症(保険の矯正)などより専門的な矯正歯科治療にも取り組んでおります(矯正専門医常勤)。矯正専門外来は土曜日も診療を実施しております。 同施設内には、一般歯科も併設しており、一般の虫歯治療、詰め物・かぶせ物(ブリッジやクラウン)、抜歯などの口腔外科処置、小児歯科処置や歯周病治療なども併設の施設で受けることが出来ます。
今回は 「本格矯正 の 前処置」 の必要性についてです。
「前処置」とは、大まかに言うといわゆる第Ⅰ期治療の前の処置という意味です。
最近では、お口を開けっ放しのお子さんが多く居るように思います。花粉症やアレルギー性鼻炎なども多いことが原因のようにも思います。
また、お口を開けたままの状態が、鼻は悪くないが、クセになっている子供さんも居るように思います。
「口唇閉鎖不全(こうしんへいさふぜん)」という状態です。
昔は良く!口を開けっ放しにしてると怒られ!
「口を閉じなさい!」という親御さんも多かったように思います。
実は、 ↑これ! 理にかなっています!
口唇閉鎖不全 = 口呼吸(くちこきゅう)
口呼吸(くちこきゅう) = 低位舌(ていいぜつ)
低位舌(ていいぜつ) = 歯列不正(上下顎前突、開咬や下顎前突)
ちなみに低位舌とは、舌の力が弱く、常に舌の位置が下の歯についていて、発音も良くない状態です。
こんな連鎖がなりたってしましまいます。
皆さんは良くは並びばかりに目が行ってしまいがちですが、歯ならびを悪くする原因のひとつに「舌の位置」や「周りの筋肉のバランス」が影響している事をしらない方が多いように思います。
本来、われわれ矯正専門医にとって、歯ならびをキレイにするということは、当たり前の事です。
歯をならべるには矯正器具を着け、正しい診断のもとに治療すれば治ります。
でも、矯正したあとも、食事や会話をしてほぼ生涯にわたり、お口や歯を使い続けます。
もし、そこに歯ならびのバランスを悪くする癖があったどうでしょう?あるいは、矯正してもそのまま何もアプローチせずにいたらどうでしょう?
再び、かみ合わせや歯ならびを悪くしてしまいます。↑先にもあげたような舌の位置や筋肉のバランスも影響する要因です。
癖というのが、一番治すのが難しいと思います。特に大人になればなるほどに・・・・・・・
そこで、当院では以前より、矯正予備軍として早期のアプローチが必要な方には・・・・・
「矯正前処置」
として、本格的な矯正治療に入る前に「トレーナー」や「機能的装置」を使用し、例え本格的な矯正治療が必要になっても、癖を取り除き、正しい舌の位置や筋肉のバランスを獲得するための処置を推奨して、実践してきました。
例えるなら・・・・・・
「歯ならべる」 = 「ハードな部分」
「悪い癖をとる」 = 「ソフトな部分」 ←矯正前処置
といったところでしょうか?
この癖を治すには、早ければ早いほど治し易いと思います。
ジャ~、何歳ごろでしょうか?本当は、4-5歳からでも、舌の癖や口呼吸などがある場合は、使用したいのですが、実際のところあまり小さいお子さんだと装置が使えるか?という問題があります。
結論から言うと、5-6歳ごろまでには一度相談していただき、必要があれば、本人やご家庭での状況を確認しながら、使えるようであれば早めに始める!といったところでしょうか?
少々、私ごとで余談ですが・・・・・先日・・・・・
これらの「矯正前処置」で使用する装置の1つについて、自分の考え方の確認、他の先生方のご意見を伺うべく!勉強会に参加してきました。
すごくいい勉強ができました
これについては、また後日ブログでお話したいと思います。
横浜駅から一番近い矯正歯科専門の施設です。矯正専門医による舌側矯正、マウスピース矯正や顎変形症(保険の矯正)などより専門的な矯正歯科治療に取り組んでおります。
村田歯科 横浜矯正歯科センター 村田正人
日付: 2014年9月24日 カテゴリ:こどもの矯正治療, ブログ, 矯正 前処置 プレ矯正, 矯正治療のタイミング, 赤ちゃん 乳幼児 and tagged プレ矯正, 早期治療, 矯正前処置