タグアーカイブ: アゴ

アゴの発達 歯並び 影響 

横浜駅前 村田歯科医院/村田歯科 横浜矯正歯科センターは、横浜駅前にて約40年以上の歴史を持つ歯科医院です。横浜駅 きた西口徒歩30秒 西口徒歩1分 また、横浜駅東口からも駅の東京寄り「きた通路」を通るとすぐの当院では、矯正歯科治療を専門に行う矯正歯科医による舌側矯正マウスピース型矯正顎変形症(保険の矯正)、気道を考えた矯正治療(睡眠時無呼吸症候群)などより専門的な矯正歯科治療にも取り組んでおります。

 

近年のお子さんの顔立ち?アゴ?は、スーっと細いケースが目立つようになりました。、アゴの大きさはある程度は、遺伝による先天的な要素もあります。

しかし、栄養状態、食生活や姿勢などの生活習慣(環境因子)も影響していると考えられています。アゴの発達不全による不調和は、歯並びにだけでなく、全身にも悪影響を及ぼす可能性もあります。

 

具体的にはいくつか例をあげてみました。

<乳児期での悪い影響>
・食材をうまく噛むことができず、丸のみしてしまう。
・食べ物を片側で咬むクセがつく(片側咬み)
・食べるのに時間がかかる
・唾液の量が少ない
・口呼吸になりやすく、お口の中が乾燥する

 

<幼児期の悪い影響>
・歯ならびが悪い
・口呼吸による歯肉炎が起きやすい
・飲み込む力が弱い
・くちゃくちゃと口をあけたままものを食べる
・食べる姿勢が悪い
・首のゆがみが起こりやすい
・姿勢のゆがみ
・発音が悪い(舌っ足らず)

 

<小学生~中学生の時期での悪い影響>
・アゴが疲れやすい
・アゴの関節の痛みや音が鳴る(顎関節症)
・咬む力が弱く踏ん張る力や握力が弱い
・口呼吸によるお口の中のトラブル(歯肉炎、歯周炎など)
・虫歯になりやすい
・発音がわるい
・飲み込み方の悪い癖がつく(異常嚥下壁)

などです。

 


アゴの発達不全は、遺伝的な要素を除けば、低年齢からの生活習慣の影響が大半です。悪い癖がつけば当然影響しますし、癖が強くなればなるほど治しにくくなります。悪い癖や原因は早い時期から適切な対応であればあるほど治りが早くなります。

 

歯並びだけを見て判断するのではなく、将来、お子さんに辛い思いをさせないためにも、小さい頃から親御さんが注意を払い、できることをやってあげて欲しいと思います。

 

 

少しでも気になることがあれば、矯正歯科を受診してください。本来、矯正歯科医は歯並びを並べるだけではありません。生活習慣、呼吸やクセなどをしっかり見極めて、指導していくこともおこなっています。

 

村田歯科医院/村田歯科 横浜矯正歯科センター

村田正人

日付:  カテゴリ:こどもの矯正治療, ブログ, 全身への影響・健康への影響, 口が閉じづらい・アゴのシワ, 姿勢, 子供の矯正, 年齢, 未分類, 治療法, 癖・習癖, 発音・しゃべり方, 矯正歯科, 赤ちゃん 乳幼児 and tagged , , , ,

顎変形症 適応 外科矯正 基準

横浜駅前にて約40年以上の歴史を持つ歯科医院です。横浜駅 きた西口徒歩30秒 西口徒歩1分 また、横浜駅東口からも駅の東京寄り「きた通路」を通るとすぐの当院では、矯正歯科治療を専門に行う矯正歯科医による舌側矯正マウスピース型矯正や顎変形症(保険の矯正)などより専門的な矯正歯科治療にも取り組んでおります(矯正歯科医常勤)。

 

今回は 「顎変形症の適応」 についてです。

先日、相談にいらした患者さんで・・・

「顎が曲がっているようなのですが、以前相談した病院では矯正治療を受ければ治ると思います!」と言われたことがあるのですが・・・・

「どうしても自分では顎自体が曲がっているように思うのですが、どうですか?」

「やるなら、きちんと治したいので必要なら手術も含めた矯正治療を考えたいと思っています」

「他の医院に行ったところでは手術をしても、手術しなくても治ると言われてたのですが、本当でしょうか?」ga-n01.gif

などと・・・・・・・

この患者さんは、確かにわずかですが、右に下アゴがズレているように思えます。お口の中もずれています。適応かどうか?こればかりは、細かく精密検査をしてから判断が必要です!

 

今回の患者さんのように矯正治療の相談や治療開始時のとき・・・・・・

ある医院では、矯正治療の話のみで手術の話は全く出てこなかった。kaeru04.gif


「近所の医院では、手術をした方が、よりキレイになるけど、矯正治療でもキレイになると言われた。」

「骨格がズレている可能性があるから大学病院か指定医療機関で検査を受けたほうが良さそうと言われた。」

「手術を併用した矯正治療はできるが、高額になる」と言われた。

などなど・・・・・このようなお話を患者さんからきくことがあります。

 

同じ患者さんなのに、言われることが医院によって違い!迷ってしまう。または、疑問がうまれてしまったという患者さんの話です。

どうして 「言われることの違い」 が出てしまうのでしょうか?

例えば・・・・

顎変形症(外科矯正)の治療を治療の選択肢として、きちんと積極的に行っている医院(指定医療機関)であれば、健康保険も適応になりますし、骨格的な要素も含めズレがみとめられるようなケースなら、治療の選択肢として外科矯正治療の話も出てくるでしょう。kaeru.gif

別の医院(未指定医療機関)では、顎変形症(外科矯正)の治療は、外科手術による患者さんの負担、健康保険の不適応などを考え、手術の選択には消極的で、なるべく矯正治療のみで!と考える医院もあるでしょう!

 

その場合は、よっぽど症状が酷い場合以外は手術の話もなかなかでてこないのではないでしょうか?b-kumori.gif

もちろん、院長や医院による考え方の違いはあると思います。
また、その医院の請け負う治療の範囲差もあると思います。(ココポイントup.gifkaeru01.gifbook.gif

要は・・・・・
顎変形症手術(外科矯正)の適応とするハードルが「低い医院」か?「高い医院」か?の差ではないでしょうか?(ココポイント kaeru01.gifup.gifbook.gif

特に手術が適応になるか?ならないか?の「ボーダーライン」のケースに該当する方は、意見がはっきり分かれると思います。

 

「考え方」としては・・・・・

 

歯並びや咬み合わせのズレなど口の中だけを治せば良いのか?
アゴのズレ(出ている、引っ込んでいる、曲がっているなど)も治したいのか?
必要なら外科手術も視野に入れて治療を検討したいのか?b-onegai02.gif

 

顎変形症の矯正治療とは、外科矯正治療ともいわれ、最近では、だいぶ知られるようになりました。

顎変形症の治療は、自立支援指定医療機関(育成・更正)および顎機能診断施設で治療行われる場合では、原則として(保険診療のルール範囲)、健康保険が適応されます。

 

歯並びのアーチや咬み合わせは、唇、頬や舌の力、歯の位置だけでなく、アゴの骨も含めた骨格のバランスで成り立っています
そして、それぞれのバランスの調和がとても大切です。

ご自身の症状にきちんとあった治療法を選択しているか?きちんとした根拠や診断が大切です。

ご自身でも今一度、チェックしてみてください。

顎変形症(外科矯正)の治療を積極的に担う医院として、正しい情報提供が出来るように日々努力していきたいと思っています。

 

また、顎変形症(アゴや顔面の歪みなど)で悩んでいる患者さん方の「かけこみ寺」的な医院でもありたいと思っています。正しい矯正治療、顎変形症治療のために・・・

村田歯科医院/村田歯科 横浜矯正歯科センター 村田正人

日付:  カテゴリ:ブログ, 保険が効く矯正, 反対咬合(受け口), 受け口, 外科矯正・顎変形症・口蓋裂, 歯並び, 治療法, 矯正歯科, 矯正治療のメリット, 顎変形症 and tagged , , , ,