カテゴリ: 過剰歯
村田歯科 横浜矯正歯科センター Blog

永久歯 生えてこない 片方

 

こんにちは、「村田歯科医院/村田歯科 横浜矯正歯科センター」です。

当施設は横浜駅から一番近い矯正歯科専門の施設です。横浜駅 きた西口徒歩30秒 西口徒歩1分 また、横浜駅東口からも駅の東京寄り「きた通路」を通るとすぐの村田歯科医院内にあります。舌側(裏側)矯正や顎変形症(保険適応の矯正)などより専門的な矯正歯科治療にも取り組んでおります(矯正専門医常勤)。

 

初診相談いらっしゃる患者さんのなかで、とくにお子さんの相談で時々・・・・・

 

「片方の前歯(永久歯)だけ、全然、生えて来ないんですが大丈夫でしょうか?」

「乳歯の前歯はずいぶん前に抜け落ちているのですが・・・・・・」 と・・・・

 

確かに心配になってしまいますよね。

 

原因として考えられるものとしては以下のようなことが考えられます。

  1. 過剰歯(余計にできてしまった歯)が存在し、歯が生えるのを邪魔している。
  2. 歯牙腫(歯と同じような構造物の塊←過剰歯と同じようなもの)が存在し、歯が生えるのを邪魔している。
  3. 歯の出る方向が極端に悪い、または、本来の位置とは違う(骨の中で他の歯と重なってしまっている)・・・(位置異常)
  4. 相当部の歯が先天的に欠損している(先天欠損)
  5. 歯の形態が極端に悪い(形成不全)
  6. 単に歯が出る時期が遅い(萌出遅延)

 

以上のようなことが考えられます。kaeru01.gifbook.gif

なかでも、原因として多いのは、 「過剰歯」「先天欠損」「位置異常」のように思います。

 

矯正専門医は、歯並びや噛み合わせを含め、歯ならびの異常を専門的に見ていますが、一般歯科では、遭遇する機会も多くはなく意外と見落としがちな場合もあります。

 

もし、永久歯が片方だけ、しばらく出てこない場合は、矯正専門医にご相談していただくことをおすすめします。nurse.gif

 

何も異常がなければ、それはそれで安心ですから・・・・・

 

村田歯科医院 / 村田歯科 横浜矯正歯科センター 村田正人

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過剰歯 歯並び 影響

当院は、横浜駅から一番近い矯正歯科専門の施設です。横浜駅 きた西口徒歩30秒 西口徒歩1分  また、横浜駅東口からも駅の東京寄り「きた通路」を通るとすぐの村田歯科医院内にある矯正歯科専門の「村田歯科 横浜矯正歯科センター」では、矯正専門医による舌側矯正、マウスピース矯正や顎変形症(保険の矯正)などより専門的な矯正歯科治療にも取り組んでおります(矯正専門医常勤)。矯正専門外来は土曜日も診療を実施しております。 同施設内には、一般歯科も併設しており、一般の虫歯治療、詰め物・かぶせ物(ブリッジやクラウン)、抜歯などの口腔外科処置、小児歯科処置や歯周病治療なども併設の施設で受けることが出来ます。

 

突然ですが

 

過剰歯をご存知ですか?

 

 

過剰歯とは、通常生えてくる歯以外の余分な歯のことをいいます。

(通常は、永久歯では親知らずを含めて32本、親知らずのない方もいらっしゃるので、正確には28~32本です)

 

それ以外の余分な歯のことを言います。

 

形は、歯とはいいがたい変形したものから、本来の歯とあまり変わらない形で、状況によっては、歯として使用しまうほどしっかりした歯など形は様々です。

 

 

発生頻度は・・・・・

 

乳歯 < 永久歯  

女性 < 男性

 

と このような感じです。

 

多く発生する部位というと!

 

上アゴの前歯の真ん中(正中部)骨の中に埋伏している場合が多く、歯が上下逆転(逆性)や通用通りのはえ方(純性)などがあります。

 

過剰歯は、歯のはえ方や歯並びに大きく影響する場合が多くあります

 

過剰歯が上アゴ前歯の真ん中(正中部)に埋まっている場合(上顎正中埋伏過剰歯といいます)は、過剰歯が前歯の根っこ(歯根)に当たり、正しい歯のはえ方を邪魔してしまい、前歯の歯と歯の間を離解させてしうことがあります。いわゆる「すきっ歯」な状態です。

 

 

この場合は、たとえ過剰歯が見えない状態でも、早い時期に抜歯をしたほうがよいでしょう。レントゲンなどの精査によってわかります。時にはCTを撮って位置の確認が必要な場合もあります。

(ただし、永久歯のはえ方や歯並びに影響しない場合は、抜歯せずに経過観察し、一生抜かなくてもすむこともあります。)

 

 

上アゴの正中埋伏過剰歯を抜歯するにあたっては、隣の歯との位置関係や付近の動脈・神経などを、事前にレントゲンやCTを撮影するなどして、位置関係を十分把握した上で、慎重に抜歯しなくてはなりません。

 

このように「過剰歯」は、目に見えない状態で歯並びに影響している場合も少なくありません。見えている場合はなんとなくわかると思います・・・・・

 

 

では、患者さんや親御さんは、ご家族やお子さんが、どんな状態なら過剰歯を疑った方が良いか?

 

前歯部の過剰歯について、目に見える場合と見えない場合で分けて、何例かケースをあげて見ます。

 

 

<見えない場合>・・・・(><;)

  1. 永久歯の前歯が片方だけなかなか生えてこない(両方の場合もあります)
  2. 永久歯の前歯(特に上の歯の真ん中)が大きく開いている(約3㎜以上)
  3. 前歯の乳歯が中々生え変わらない
  4. 永久歯の前歯がかなり斜めに生えてきた(約30°以上)

 

 

<見える場合>・・・・・(00;)

  1. 永久歯の前歯の真ん中に「小さな歯?」のようなものがある
  2. よーく見て数えてみると、永久歯の前歯の本数が多い(1~2本)
  3. 永久歯の前歯の裏側にもう1~2本歯が生えている

 

今回あげたのは、極一部の代表的な場合です。まだまだ、色々なケースはあります。

 

実際、私が一般歯科医より相談を受け、経験したあるケースでは、レントゲン上、ものすごくうまく?他の歯と重なっているケースがありました。確かにレントゲン上でなかなかわかりません。

 

そのときは、前歯が片方しか生えおらず!

 

「 どうしてもおかしいぞ!! 」 「 何かある!! 」

 

という、疑いが合ったので、違った角度からレントゲン診査をすることで、発見することができました。

 

このように、発見がなかなかできない場合もあります。

 

もし、気になる兆候や症状がございましたら、将来の歯並び、咬み合わせのことも考えて、小児歯科や矯正歯科へご相談に行ってみてください。

 

 

横浜駅から一番近い矯正歯科専門の施設です。矯正専門医による舌側矯正、マウスピース矯正や顎変形症(保険の矯正)などより専門的な矯正歯科治療に取り組んでおります。

村田歯科 横浜矯正歯科センター 村田正人

 

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歯がはえて来ない 過剰歯

当院は、横浜駅から一番近い矯正歯科専門の施設です。横浜駅 きた西口徒歩30秒 西口徒歩1分  また、横浜駅東口からも駅の東京寄り「きた通路」を通るとすぐの村田歯科医院内にある矯正歯科専門の村田歯科 横浜矯正歯科センター」では、矯正専門医による舌側矯正、マウスピース矯正や顎変形症(保険の矯正)などより専門的な矯正歯科治療にも取り組んでおります(矯正専門医常勤)。矯正専門外来は土曜日も診療を実施しております。 同施設内には、一般歯科も併設しており、一般の虫歯治療、詰め物・かぶせ物(ブリッジやクラウン)、抜歯などの口腔外科処置、小児歯科処置や歯周病治療なども併設の施設で受けることが出来ます。

 

もう、あっというまにkira01.gifクリスマスkira01.gifですね・・・・ 

あっという間に今年も終わりそうな気がします。

 

さて、先日・・・・・

 

うちの子の前歯の永久歯がはえてこないんです

もうすぐ、小学校2年生です」・・・・と・・・・・

 

 

とおっしゃって、矯正相談にいらしたお母さんがいらっしゃいました。

 

確かに、左の一番前の前歯(中切歯)は生えていますが、右は生えていません。しかも、1年くらいそのままだそうです。

 

ここで、特に我々、矯正歯科医には「ピン!!」っと頭に浮かぶ症状があります。

 

「過剰歯」の存在です。

 

(実際、この患者さんは過剰歯あり、今後、抜歯をして経過観察となりました。)

そこで今回、 「過剰歯」 についてです。

 

さて、この「過剰歯」・・・・・・

 

皆さんは、耳にしたことありますか?

 

定義的なことを挙げてみると・・・・・・・・

 

過剰歯とは、正常な歯の本数以上に作られてしまった歯のことをいいます。

(乳歯:20本、永久歯:32本)

 

原因は、歯の形成期に歯胚(歯の元)が、過剰の作られたり、過分裂をおこした結果、過剰に歯が作られてしまうことにあります。

 

歯が余分にあると、得したように思う方もいらっしゃるかもしれませんが、

 

この過剰歯は、普通の歯のように、きれいに整った形で生えてくることはあまりなく、しっかりした歯として使える場合はほとんどありません。

 

また、骨の中に埋まったままの状態か、歯ぐきから一部頭だけが出たような状態になっていることが多いです。

 

過剰歯は「女性」よりも「男性」に多いと言われています。

 

また、よく出現する部位として、上の前歯付近があり、厄介な事に

純性(普通の歯と同じ方向に向いている)」と

逆性(普通の歯と逆を向いている)」の過剰が存在し、 「逆性」の方が多いとされています。

 

時々奥歯や犬歯の後ろの小臼歯という歯にも出来ます。

 

この過剰歯は、度々、歯並びに悪影響を及ぼし、抜歯せざるを得ないことがあります。

 

過剰歯があると、歯が押されて、歯並びが悪くなってしまったり、永久歯が生えてこれなかったり、過剰歯事態が、周りに膿の袋を作ってしまい、のう胞という病気の原因になってしまったりする恐れがあります。

過剰歯2

↑これは、右の上の前歯がはえてきません。埋まっている過剰歯に邪魔されています。

 

 

  過剰歯3

↑これは、上の前歯の真ん中(正中)に過剰歯埋まっているため、すきっ歯(正中離開)を起こしてしまい、歯並びが悪くなっています。

 

 

過剰歯4

↑これは上の前歯に複数の過剰歯があるため、両方の前歯(永久歯)が長い間出てこれません。これにより、舌の癖や飲み込み方に良くない癖が出てしまっている状態です。

 

これらの状況はほん一部です。

 

なんか、長い間、前歯がはえてこない! とか

前歯が片方しか出てこない! とか

変な歯が出てきた! とか

 

おかしいな!と思ったら、念のため「矯正歯科」を受診してください。

 

早めの摘出が必要な場合 や ちょっとした手術が必要になる場合

もあります・・・・・・・

 

 

今後の歯並びや噛み合わせが悪くならないためにも、早めの対処が必要です。

 

お子さんの歯を今一度チェックしてみたください。大人の方でも今までわからなかった・・・icon_eek.gif

 

なんてこともあります。

 

村田歯科医院村田歯科 横浜矯正歯科センター  村田正人

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