こんにちは、当院は、横浜駅からすぐの場所にある矯正歯科専門の施設です。村田歯科医院内にある矯正歯科専門の「村田歯科 横浜矯正歯科センター」では、矯正専門医による舌側矯正、マウスピース矯正や顎変形症(保険の矯正)などより専門的な矯正歯科治療にも取り組んでおります(矯正専門医常勤)。
「口を閉じるとアゴの先にシワができるんです」
「口を閉じようとするとアゴの先端付近が突っ張って、閉じにくいんです」
「下顎の先に梅干しのようなシワができるんです」
などのお悩みで矯正相談にいらっしゃる患者さんも少なくありません。
「このシワは、歯並びが原因ですか?」
「矯正治療で治りますか?」
とのご質問も良く受けます!!
答えとしては・・・・
「ハイ!矯正治療で治ります」です!!
お口を閉じると顎の先端に梅干しの様なシワができることを「オトガイ筋の緊張」「オトガイ緊張」「オトガイ部の過緊張」などと言ったりします。この状態は、すでに顎や前歯の位置関係の問題があるということです。
「オトガイ筋」と「歯並び」「口元」のアンバランスが存在していて、口が閉じにくい状態になっているということです。
(オトガイ筋とは下唇のすぐ下から顎の先端の近くまで伸びている筋で、作用は下唇を上に上げる働きを持っています。)
この「オトガイ緊張の原因」としては・・・・
①「下アゴが後退」している、または、いわゆる「出っ歯」の状態で、上の前歯が大きく 前方へ出ている方は、上下の前歯に前後的な距離が出来てしまいますので、口を閉じるのが困難になります。通常は、口を閉じようとすると下唇は上に引き上げられますが、この時、オトガイ筋が収縮することが必要です。そのため下唇を引き上げる距離が大きく、過度にオトガイ筋の緊張が起こると顎先端にシワ(梅干し)が出現します。
②咬んでも前歯が開いてしまっている、いわゆる「開咬」と呼ばれる状態では、鼻からアゴにかけての部分(下顔面)の長さが増すために口が閉じづらくなります。そして、唇を閉じようとするとオトガイ筋が緊張して下アゴの先端に梅干しが現れます。
③まれに特殊な疾患や合併症などオトガイ筋の痙攣や手術後の合併症で現れることがあります。
ただし、ほとんどの場合が、「①」「②」の場合です。これらは、矯正歯科治療で治すことが可能です。
上下前歯の距離が大きい場合には、歯を移動して上下の前歯の距離を正常にしていくことで口を閉じやすくします。
また、開咬で口が閉じにくい場合には、矯正用アンカースクリュー(矯正用インプラント)などを使用して 、咬み合わせの高さや噛み合わせる垂直的な位置を低くして、鼻から下の顔の長さの調整を行うことが可能です。
さらに、上下の前後距離や垂直的距離が大きく、骨格的な問題がある場合は手術を併用した「外科矯正治療」での治療も行う場合があります。
いずれにせよ、顎や歯並びが原因となっている顎の先端の「梅干し」や「シワ」は矯正歯科治療で治すことが可能ですし、それが、正しい治療となります。
村田歯科医院/村田歯科 横浜矯正歯科センター 村田正人
日付: 2015年12月7日 カテゴリ:ブログ, 口元・笑顔, 口呼吸・オトガイ, 歯並び, 矯正歯科, 矯正治療のメリット, 笑顔・スマイル, 開咬 and tagged オトガイ, 梅干し, 緊張