カテゴリ: 矯正歯科
村田歯科 横浜矯正歯科センター Blog

バードフェイス 上下顎前突

当院は、横浜駅から一番近い矯正歯科専門の施設です。横浜駅 きた西口徒歩30秒 西口徒歩1分  また、横浜駅東口からも駅の東京寄り「きた通路」を通るとすぐの村田歯科医院内にある矯正歯科専門の村田歯科 横浜矯正歯科センター」では、矯正専門医による舌側矯正、マウスピース矯正や顎変形症(保険の矯正)などより専門的な矯正歯科治療にも取り組んでおります(矯正専門医常勤)。矯正専門外来は土曜日も診療を実施しております。 同施設内には、一般歯科も併設しており、一般の虫歯治療、詰め物・かぶせ物(ブリッジやクラウン)、抜歯などの口腔外科処置、小児歯科処置や歯周病治療なども併設の施設で受けることが出来ます。

 

 

最近めっきり、空気がヒンヤリして、まさに底冷えですね。

 

早朝は空気も澄んで、鳥のさえずりなんかも良く聞こえます。

 

ところで、鳥つながりで・・・・・

矯正歯科治療に使う器具(プライヤー)に「バードビークプライヤー」という器具がありますkaeru02.gif

 

ん?

「バードビーク」?

日本語で「鳥のくちばし」です。

プライヤー2鳥のくちばしに見えませんか?icon_lol.gif

 

その他、矯正歯科の用語にもうひとつ「バード」が付く言葉があります。

 

バードフェイス」です・・・・

「鳥の顔」?

鳥

 

ピンとこない方もいらっしゃると思います。

 

上下の前歯、または上下の顎の骨が前に出ている状態だと口全体が前に出ているように見え、口を閉じていても目立ちます。

 

 

お鳥の似たような口元になってしまうので、アメリカではこの状態を

通称「バードフェイス」と呼びます。

この状態を正式には「上下顎前突」といいます。

 

こそこで今回、 「上下顎前突」 についてです。

 

「バードフェイス」の言葉通り、横からみると口元が出ています。
「カッパ口」や「チンパンジーの口」なんて表現もします。

 

口元が出ている理由は唇のうらに位置する歯も出ているからです。
さらにこの状態で唇を無理やりに閉じようとすると、歯が出ているので唇がすごく遠回りをして閉じる事になります。唇の伸びにも限界があります。

 

この遠回りして閉じた結果、限度をこえると、とくに唇の下から顎の先端部分(オトガイ部といいます)にかけての筋(オトガイ筋と言います)が引っ張られて過緊張になります。

 
その結果、オトガイの部分が丸くシワが寄り、まるで”梅干し”みたいになってしまいます。

 

これを「オトガイ緊張」といいます。

 

だから、お口を閉じたときにこの梅干しがオトガイにできる人は、上下の歯が出ている可能性が高いのです。

 

 

逆を言えば、このような上下顎前突の状態は、口を閉じづらいといえるため、お口を「ポカーン」と開けた「口呼吸」の状態をともなっていることが多いです。

 

 

上下顎前突について、誤った情報をたまに見かけますb-orooro.gif

 

「歯並びに問題がない場合は、特に障害もないので無理に矯正しなくても良いでしょう」

「歯並びがよければ必ずしも治療が必要な症状ではない」

 

 

なんて、ネットでこんな記事をみることがありあますが、それは間違いだと思います。

 

  1. 健康への影響は個人差がありますが、前歯の突出によって唇が閉じにくいため口腔内が乾燥しやすく、歯周病虫歯を誘発しやすくなる。
  2. 顎のバランスが悪いため顎関節症にもなりやすい。
  3. 頭痛や肩こりなどを引き起こしやすく、ストレスの原因にもなる。
  4. 口呼吸を併発している場合が多く、鼻疾患も原因となる。

 

などなど簡単に挙げれば良くない症状だらけです。現に上下顎前突はほとんどの場合、前歯の歯ぐきに歯肉炎を起こしています。

 

 

確かに歯並びだけ見てしまうと、上下のアーチが前に広がるため、比較的「ガタガタ」が少なく並びだけは良いケースは多いと思います。

 

ただし、それは歯並びだけしか見ていないという事です。

 

 

もちろん、口元が出ていることにより、見た目にコンプレックスを抱えてしまっている方もいると思います。

 

 

上下顎前突の方は、先にも言ったように顎の筋肉に緊張があります。矯正治療によって、口元が下がり、筋肉の緊張が改善されると顎のラインや顔のラインがスッキリして「小顔化」なんても効果も期待できます。

 

一見、見落としがちな 「上下顎前突」 

 

 

大人も子供もちょっと、チェックしてみてください。

 

そして、良いのか悪いのか?わからないようなら、一度、矯正歯科を受診してください。

 

「バードフェイス」から → 「パーフェクトフェイス」?「アヒル口」?★ 

に変身できるかもしれませんよ・・・・・・bye03.gif

 

 

村田歯科 横浜矯正歯科センター 村田正人

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歯がはえて来ない 過剰歯

当院は、横浜駅から一番近い矯正歯科専門の施設です。横浜駅 きた西口徒歩30秒 西口徒歩1分  また、横浜駅東口からも駅の東京寄り「きた通路」を通るとすぐの村田歯科医院内にある矯正歯科専門の村田歯科 横浜矯正歯科センター」では、矯正専門医による舌側矯正、マウスピース矯正や顎変形症(保険の矯正)などより専門的な矯正歯科治療にも取り組んでおります(矯正専門医常勤)。矯正専門外来は土曜日も診療を実施しております。 同施設内には、一般歯科も併設しており、一般の虫歯治療、詰め物・かぶせ物(ブリッジやクラウン)、抜歯などの口腔外科処置、小児歯科処置や歯周病治療なども併設の施設で受けることが出来ます。

 

もう、あっというまにkira01.gifクリスマスkira01.gifですね・・・・ 

あっという間に今年も終わりそうな気がします。

 

さて、先日・・・・・

 

うちの子の前歯の永久歯がはえてこないんです

もうすぐ、小学校2年生です」・・・・と・・・・・

 

 

とおっしゃって、矯正相談にいらしたお母さんがいらっしゃいました。

 

確かに、左の一番前の前歯(中切歯)は生えていますが、右は生えていません。しかも、1年くらいそのままだそうです。

 

ここで、特に我々、矯正歯科医には「ピン!!」っと頭に浮かぶ症状があります。

 

「過剰歯」の存在です。

 

(実際、この患者さんは過剰歯あり、今後、抜歯をして経過観察となりました。)

そこで今回、 「過剰歯」 についてです。

 

さて、この「過剰歯」・・・・・・

 

皆さんは、耳にしたことありますか?

 

定義的なことを挙げてみると・・・・・・・・

 

過剰歯とは、正常な歯の本数以上に作られてしまった歯のことをいいます。

(乳歯:20本、永久歯:32本)

 

原因は、歯の形成期に歯胚(歯の元)が、過剰の作られたり、過分裂をおこした結果、過剰に歯が作られてしまうことにあります。

 

歯が余分にあると、得したように思う方もいらっしゃるかもしれませんが、

 

この過剰歯は、普通の歯のように、きれいに整った形で生えてくることはあまりなく、しっかりした歯として使える場合はほとんどありません。

 

また、骨の中に埋まったままの状態か、歯ぐきから一部頭だけが出たような状態になっていることが多いです。

 

過剰歯は「女性」よりも「男性」に多いと言われています。

 

また、よく出現する部位として、上の前歯付近があり、厄介な事に

純性(普通の歯と同じ方向に向いている)」と

逆性(普通の歯と逆を向いている)」の過剰が存在し、 「逆性」の方が多いとされています。

 

時々奥歯や犬歯の後ろの小臼歯という歯にも出来ます。

 

この過剰歯は、度々、歯並びに悪影響を及ぼし、抜歯せざるを得ないことがあります。

 

過剰歯があると、歯が押されて、歯並びが悪くなってしまったり、永久歯が生えてこれなかったり、過剰歯事態が、周りに膿の袋を作ってしまい、のう胞という病気の原因になってしまったりする恐れがあります。

過剰歯2

↑これは、右の上の前歯がはえてきません。埋まっている過剰歯に邪魔されています。

 

 

  過剰歯3

↑これは、上の前歯の真ん中(正中)に過剰歯埋まっているため、すきっ歯(正中離開)を起こしてしまい、歯並びが悪くなっています。

 

 

過剰歯4

↑これは上の前歯に複数の過剰歯があるため、両方の前歯(永久歯)が長い間出てこれません。これにより、舌の癖や飲み込み方に良くない癖が出てしまっている状態です。

 

これらの状況はほん一部です。

 

なんか、長い間、前歯がはえてこない! とか

前歯が片方しか出てこない! とか

変な歯が出てきた! とか

 

おかしいな!と思ったら、念のため「矯正歯科」を受診してください。

 

早めの摘出が必要な場合 や ちょっとした手術が必要になる場合

もあります・・・・・・・

 

 

今後の歯並びや噛み合わせが悪くならないためにも、早めの対処が必要です。

 

お子さんの歯を今一度チェックしてみたください。大人の方でも今までわからなかった・・・icon_eek.gif

 

なんてこともあります。

 

村田歯科医院村田歯科 横浜矯正歯科センター  村田正人

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クイック矯正 セラミック矯正 矯正歯科?

当院は、横浜駅から一番近い矯正歯科専門の施設です。横浜駅 きた西口徒歩30秒 西口徒歩1分  また、横浜駅東口からも駅の東京寄り「きた通路」を通るとすぐの村田歯科医院内にある矯正歯科専門の村田歯科 横浜矯正歯科センター」では、矯正専門医による舌側矯正、マウスピース矯正や顎変形症(保険の矯正)などより専門的な矯正歯科治療にも取り組んでおります(矯正専門医常勤)。矯正専門外来は土曜日も診療を実施しております。 同施設内には、一般歯科も併設しており、一般の虫歯治療、詰め物・かぶせ物(ブリッジやクラウン)、抜歯などの口腔外科処置、小児歯科処置や歯周病治療なども併設の施設で受けることが出来ます。

 

 

最近、インターネット広告や女性週刊誌などで・・・・・・
「通院3,4回で終わるクイック矯正」  や

 

「通院2,3回ですぐ終わるセラミック矯正」 など

 

といった表現や宣伝文句を目にすることがあります。

 

「クイック矯正」「プチ矯正」や「セラミック矯正(セラミックをかぶせる治療)」という言葉は、本来、矯正歯科の分野では存在しません。

 

正確に言うと・・・・・・

「これは矯正歯科治療ではありません!」

 

歯を削って、歯並びが酷い場合は神経も取り、作り物を被せる補綴治療の一分野です。

 

最近では、よく審美歯科といって、標榜科として認められていですが(2011年現在)、大学病院などで特殊専門外来として存在していて、美しさに焦点を当てた歯科治療のことです。
 
確かに歯を削って人工の被せ物を入れたら簡単に早く治ります。

 

ただし、歯を削る(時には神経を取る)という犠牲があって可能なことが多いです。元々あった歯が既に人工の被せ物であったり、虫歯がひどく被せ物にせざるを得ない人なら良いと思います。

 

綺麗な自分の歯を削ると言うことは、一時的に綺麗な歯並びになっても先のことを考えたら、その歯の質を下げてしまうということです。

 

けっして、審美歯科治療がいけないと言うことではありません。

 

綺麗な自分の歯を削ってでも、色々な理由から・・・・・

「どうしても短時間で見た目を綺麗にしたい!」

「どうしても矯正装置を長期つけたくない」と考えている方には良いかもしれません。人それぞれ価値観も違います。

 

確かに審美歯科では精神医学上の大切な役割もあると思います。

 

もちろん、当院の一般歯科の方では、審美歯科を含めた入れ歯などの補綴治療を得意としており、補綴治療と矯正治療が連携して治療に当たる場合も多々あります。

 

インターネットなどの普及で、良くも悪くも色々な情報があふれている時代です。矯正歯科分野と審美歯科分野の違いや境界が色々な情報により、治療の正確な情報がボカされてしまっているように感じます。

 

矯正歯科とは!!・・・・・原則として・・・・・

 

自分の歯を使って正しく噛めるように!キレイに長持ちするようにする治療です。

 

大切なのは、良く情報を吟味し、正しい情報を得て、利点欠点を理解し、納得した上で治療を受けてください。

 

何か不安や疑問があれば、お気軽にご相談ください。

 

村田歯科 横浜矯正歯科センター  村田正人

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かみ合わせが深い 過蓋咬合

当院は、横浜駅から一番近い矯正歯科専門の施設です。横浜駅 きた西口徒歩30秒 西口徒歩1分  また、横浜駅東口からも駅の東京寄り「きた通路」を通るとすぐの村田歯科医院内にある矯正歯科専門の村田歯科 横浜矯正歯科センター」では、矯正専門医による舌側矯正、マウスピース矯正や顎変形症(保険の矯正)などより専門的な矯正歯科治療にも取り組んでおります(矯正専門医常勤)。矯正専門外来は土曜日も診療を実施しております。 同施設内には、一般歯科も併設しており、一般の虫歯治療、詰め物・かぶせ物(ブリッジやクラウン)、抜歯などの口腔外科処置、小児歯科処置や歯周病治療なども併設の施設で受けることが出来ます。

 

ある患者さんから、アゴが「ガクガク」鳴るんです!

歯並びは悪くないと思うのですが、かみ合せが悪いのでしょうか?

そんなご質問を受けました。

 

お口の中を拝見すると・・・・・・・

イヤイヤ!

(失礼ですが・・・・)決して良い歯並びとはいえませんでした・・・(00;)

 

確かに歯並びはガタガタしていません、しかし、前から見ると上の前歯は下の歯に深く覆いかぶさり、全く前から下の前歯が見えない状態でした。

 

この、かみ合せが深いという状態は、比較的、アゴの関節に何らかの症状(口を開け閉めした時に「音」がなるなど)をともなう事が多いようです。

 

かみ合せが深い!という表現をするのですが・・・・専門的には・・・・

 

過蓋咬合(かがいこうごう)」という状態です。

 

ん?意外とみなさんイメージがわかないのでは?

 

歯やアゴが・・・・・

出たり、

引っ込んだり、

開いたり、

曲がったり、

ガタガタっだたり・・・・

 

そんなとこには目が行きがちたし、イメージしやすいのでは?

 

ところが、かみ合わせが深い と言われてもなかなかどうもイメージが・・・ではないでしょうか?

 

かみ合わせが深いという「過蓋咬合」とは、

 

噛み合わせが深く、前から見ると下顎の前歯が見え無い状態をいいます。

 DSCN0039(咬んだ状態)

この過蓋咬合は、クローズドバイトなんて言い方もします。
正常な噛み合わせでは、上の前歯が下の前歯の3分の1から4分の1を覆っていますが、過蓋咬合の咬み合わせでは、これよりも著しく深く覆う咬みあわせになっています。

 

では、この過蓋咬合によりどんな弊害があるのでしょうか?

この過蓋咬合の方の数多くはブラキシズム歯軋り、喰いしばり)を伴っている場合が多いです。

 

過蓋咬合による力の影響は、歯、歯を支える骨(歯槽骨)、顎(関節)に及びます。

これにより、

  • 歯は、異常な状態で削れます(咬耗といいます)。
  • 歯が動いてしまう(下の前歯に凸凹が生じやすい、上の前歯が前に出て、歯間に隙間ができやすい
  • 歯槽骨:歯肉炎、歯周病の悪化因子になりやすい
  • 上の前歯の裏側と下の前歯の表側の歯ぐきが下がりやすい(歯肉退縮)、これにより将来、歯が早くダメになりやすくなる。
  • アゴが後方に押し込められ、関節が圧迫されるため顎関節症状を起こしやすい。
  • 小児期ではアゴの成長に影響を与えます。

 

このようなざまざまな悪い影響があります。

 

これらの問題は、特に成人になってから徐々にあるいは急に悪化してくる場合が多いと思われます。

 

もし、下の前歯の先端から1/3以上、上の前歯が覆いかぶさって、いたら、「過蓋咬合」の可能性があります。

 

もし、該当するようでしたら、一度、矯正歯科を受診してみてください。思っていたより悪い症状があった!なんてことも多いのがこの「過蓋咬合」の特徴でもあります。

 

是非、一度、お子さんでも、ご自身でも、「カチっ」と咬み合わせたときに、鏡の前でチェックしてみてください。

何か見つかるかもしれません・・・(0。0)/

 

村田歯科 横浜矯正歯科センター   村田正人

 

 

 

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姿勢(うつ伏せ寝や頬杖) 歯並び・噛み合わせへの影響

当院は、横浜駅から一番近い矯正歯科専門の施設です。横浜駅 きた西口徒歩30秒 西口徒歩1分  また、横浜駅東口からも駅の東京寄り「きた通路」を通るとすぐの村田歯科医院内にある矯正歯科専門の村田歯科 横浜矯正歯科センター」では、矯正専門医による舌側矯正、マウスピース矯正や顎変形症(保険の矯正)などより専門的な矯正歯科治療にも取り組んでおります(矯正専門医常勤)。矯正専門外来は土曜日も診療を実施しております。 同施設内には、一般歯科も併設しており、一般の虫歯治療、詰め物・かぶせ物(ブリッジやクラウン)、抜歯などの口腔外科処置、小児歯科処置や歯周病治療なども併設の施設で受けることが出来ます。

 

最近、寒いですね。

 

毎年良く耳にしますが、「クリスマス寒波」なんてことにもなりそうですね。

 

だんだんと、ヌクヌクしてお家にこもりがちになってしまいますよね。

 

部屋を暖かくして、晩酌にちょっと一杯・・・・・・zzzzz (- -)m 

スヤスヤ なんてこもあるのでは?

 

そして・・・・・起きたら

「手がしびれた!」「首が痛い!」 (><;)

ときにには「顎が痛い」・・・・なんてことにもなりかねません。

 

そこで、今回「姿勢」が、歯並び・かみ合わせ や 顎の発育に及ぼす影響についてです。

 

 

頬杖やうつぶせ寝などの癖は、かみ合わせや顔の骨格の発育に影響を及ぼす可能性があると言われています。

 

歯並びや骨は、弱い力でも長時間、長期に渡ると発育に影響がでることは知られています。勿論、矯正治療もその原理を利用しています。

 

例えば、舌の力は弱いものですが、舌の癖がかみ合わせに影響するのは矯正医なら嫌というほど体験し、治療に苦労する場合も経験しています。

 

舌が前歯を押す力はすごく小さいのですが(数十グラムされています)、毎回つばを飲み込むときに舌を前歯に突き出す癖があると歯が前に出たり、上に上がってしまったりして、前歯に隙間がでます。これを上顎前突や開咬といいます。

 

この癖があると、無理矢理矯正治療で直しても、癖がなおらないと再び空隙が生じます(後戻り)。この状態が、先ほど言った矯正医が苦労する場合です。

 

 頬杖やうつぶせ寝も短時間ならそれほど影響はないと思いますが、長時間に渡ると歯列に影響がでる可能性があります。

 

特ににうつぶせ寝の癖がある方は、夜寝ているときにはかなり長い時間することが予測されるため影響は大きいと思われます。

 

頭の重さは、だいたい4~5キロぐらいとされています。、その力がうつぶせ寝では顔面にかかってきます。

 

下あごは関節のところでは固定されているものの、体の各関節としては唯一、四方八方に動く可動域広い関節なので、その力は直接アゴを横や奥に動かす力として働き、アゴの関節に強い負荷をかけてしまいます。

 

その結果、あごが横にずれたり、奥歯のかみ合わせが逆になったり、あごの関節部が痛くなったりします(顎関節症)。

 

 ですから、うつぶせ寝は注意が必要です。

 

 

従来、日本人の頭の形を美しくということで赤ちゃんのうつぶせ寝が推奨されてきましたが、その後、乳幼児突然死症候群の原因の1つとされていて、現在では推奨されていません。

 

 

ただ高齢者や睡眠時無呼吸症候群の患者さんでは、たんなどがつまやすいため、気道が確保しやすいなどの理由で、うつぶせ寝が推奨されている場合があります。

 

 

特別な場合を除いて、特に発育期の子供たちでうつぶせ寝をしてしまっている方は、なるべく早期に直すべきだと思います。

 

 

以前、矯正治療中にどうしても!なかなか歯列の変形、あごのゆがみが治りにくい患者さんが居ました。

 

色々とお話を伺っているうちに、うつぶせ寝をほとんど毎晩やっている事がわかりました。特に左側を下にして・・・・・・

 

見事に!?(00;) アゴが右側にズレる傾向がありあました。

 

その患者さんには、枕などを工夫して、徹底的にうつぶせ寝をやめるようにしてもらいました。

 

その結果、見事に改善され、矯正治療も無事に終わりました。

 

寝ているときの行動は、思った以上に頻度が高いのかもしれません。

 

古来、たたみの上に薄い布団を引いて寝るような場合、うつぶせ寝は痛くてできないと思います。

 

しかし、最近では。日本人もふかふかのふとん、ベッドで寝ることが当たり前になったため、うつぶせ寝も可能になり、そこ結果頻度も多くなったのかもしれません。江戸時代までのような固くて高い枕も同様だと思います。

 

うつぶせ寝ができるような寝具が発達してのは最近のことかも知れません。

 

頬杖 や うつぶせ寝!

 

ものすごーく神経質になることも良くないかも知れないですが、癖になってしまわない程度に!ご自身も含め、家族も!今一度、確認してみてください。

 

村田歯科 横浜矯正歯科センター  村田正人

日付:  カテゴリ:ブログ, 姿勢, 歯並び, 矯正歯科

口呼吸 歯並び 影響

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ここのところ、急に冷え込んできましたね。

 

だいぶ、空気も乾燥してきました。朝、起きると喉がカラカラ!っていうかたも多いのでは・・・・・・

 

寝ているときは、どうしても・・・・

「ポカ~~ン」と口をあけてしまいがちです・・・・・・

 

ところで、寝ているときや食べる時に大きなお口をガーっと開けるのは良いのですが、普段、ゲーム・読書や携帯を見ているときなどに・・・・

 

 

「ポカーン」

 

とお口を開けている方多いと思います。

また、特に最近お子さんで「ポカーン」を開けている事が・・・・・(00;))

 

いわゆる 「 口 呼 吸 」 です・・・・・・

 

口呼吸は要注意です!大人も子供も!特に乳幼児期~成長期にある子供さんも口元には注意してみてください。

 

先日も通院中の患者さんから「お友達のお子さんが口を開けていて、矯正が必要になるかどうか?」悩んでいるというお話を伺いました。

皆さんまだまだ口呼吸が歯並びやかみ合わせにすごく影響するということをなかなかご存知ないようです・・・・・

 

 

そんな出来事もあり、今回「口呼吸」について掲載した背景もあります。

 

口呼吸を行なっている可能性がある場合は、鼻呼吸に変える必要があります。起きているときは鼻呼吸をしている方でも、寝ているときは口呼吸になっていることは多く、イビキをかいているときのほとんどは口呼吸です

 

 

鼻呼吸を行っていると小鼻がよく動き、酸素の交換も行われやすくなっていきます。それにより、鼻周囲のリンパや鼻毛などにより、ホコリや細菌など有害物質もろ過され、免疫系も活性化が期待できます。

 

そして歯並び・虫歯や歯周病にもすごく影響します。

 

前にも言ったように皆さん意外とご存知ないかたもおられるようです・・・・

 

 

☆特に歯並びとの関連性はすごくあります☆ (ここ重要です)

 

 

実際、歯並びが悪いせいで「口呼吸」が誘発さた方

「口呼吸」により歯並びが悪く(開咬)なり、さらに口呼吸が定着した方

鼻の疾患により「口呼吸」から歯並びが悪くなった方

 口呼吸4

 

など様々です。

 

そこで、子供さんで口呼吸になりやすい場合やその兆候の代表を挙げてみます。

  1. 赤ちゃん~乳幼児のときに「おしゃぶり」を長期・長時間使用していた
  2. 乳歯から永久歯に生え変わる時に長期間前歯が生えてこなかった、または、虫歯などで早く乳歯の前歯が抜けてしまった
  3. 自然な状態にしていると口が半開きになって、しまりのない表情になる。
  4. 前歯が飛び出したり、歯にすき間が多い(ただし、まだ前歯が乳歯の時はすき間があっても構いません)
  5. 上下の歯の咬み合わせが逆になっている(受け口)
  6. いつも片側の歯でかむくせがあり、歯の咬み合わせも悪い
  7. 上の唇が下の唇より、かなり分厚い 
  8. かみ合わせても、前歯が咬みあわない(開咬)

その他にもたくさんケースはあります。

 

口呼吸は癖になってしまうと中々治りません。やはり早期発見・早期治療が必要です。

 

特にお子さんは、歯並びが悪くなる前、癖が定着する前に予防する装置があります。本格的な矯正歯科治療が必要になる前にできるだけ予防する手段があります。

 

そのほか矯正歯科では「筋機能療法(MFT)」という治療で、お口の周囲の筋肉や舌の動きにたいして、リハビリを行います。

 

どうぞ、お子さんやご家族・親戚の皆さんで「口呼吸」の兆候をチェックしてみてください。そして、気になるようであれば矯正歯科で相談を受けてみてください。

 

虫歯や歯周病だけでなく、歯並びも予防の時代です・・・・・

 

 村田歯科 横浜矯正歯科センター  村田正人

 

 

日付:  カテゴリ:ブログ, 口呼吸, 歯並び, 矯正歯科

子供 矯正 いつ?

当院は、横浜駅から一番近い矯正歯科専門の施設です。横浜駅 きた西口徒歩30秒 西口徒歩1分  また、横浜駅東口からも駅の東京寄り「きた通路」を通るとすぐの村田歯科医院内にある矯正歯科専門の村田歯科 横浜矯正歯科センター」では、矯正専門医による舌側矯正、マウスピース矯正や顎変形症(保険の矯正)などより専門的な矯正歯科治療にも取り組んでおります(矯正専門医常勤)。矯正専門外来は土曜日も診療を実施しております。 同施設内には、一般歯科も併設しており、一般の虫歯治療、詰め物・かぶせ物(ブリッジやクラウン)、抜歯などの口腔外科処置、小児歯科処置や歯周病治療なども併設の施設で受けることが出来ます。

 

早いもので、11月に入って10日あまりが経過しましたね。ますます、巷ではクリスマス色が増えてきましたね。

 

そして、そろそろ受験生は追い込みですね。

 

最近も小・中学生の患者さんやその親御さんと・・・・

 

「 ◎◇☆ちゃんは今度何年生だっけ? 」・・・・・(私)

「 今度、6年生です 」・・・・・・・(◎◇☆ちゃん)

「 えっ、もう6年生かあ・・・はやいね~ 」

「 先生はあっというまにおじいちゃんになっちゃうよ~(笑) 」・・・・(私)

 

なんて、会話をすることが多い気がします。そこで、よく質問されるのが、例えば・・・

 

「 下の女の子が、今度、2年生になるんですが、お姉ちゃんよりガタガタが出てきそうで、心配なんですが、乳歯がまだたくさん残っているので矯正はまだ早いですか?それとも一度連れてきたほうがいいですか? 」

 

と・・・・・このような質問です。

 

お子さんをお持ちの家庭では、歯が生え始めてきたころや小学生の永久歯生え変わってきた頃など

 

「 歯並びやかみ合わせは大丈夫なのだろうか? 」

「 子供の歯科矯正は、いつごろからはじめればよいのか? 」

 など心配されているようでした。

 

そこで、今回、

「 子供の歯並びは、いつごろチェックすべきなのか? 」

「 子供の矯正治療はいつごろからはじめるべきなのか? 」 についてです。

 

結論を先にいうと、

 

「 6~7歳ごろに一度、矯正歯科で歯並びのチェックをうけてください 」

と言っています。日本矯正歯科学会でも7歳ごろを推奨しています。

 

 

よく、我々、矯正歯科医の間でも、前歯4本が永久歯に生え変わった頃が目安ですので、その頃診せてくださいということが多いようです。つまり7~8歳ごろとなるわけです。私も以前は、そのようなことを伝えてました。

 

 

しかし!最近、食生活や食べ物(軟食)の変化ならなのか?永久歯のはえ代わりが遅いお子さんが多いような気がします(もちろん、個人差はありますが)、成長期のお子さんの矯正治療はアゴの成長をうまくコントロールするのが重要です。

 

矯正治療は、歯並びを治すだけではありません。

見た目はもちろん、咬めること、舌の癖、飲み込み方や咬みかたなど色々な要素も含め治療します。とくに、成長期のお子さんの矯正治療では非常に重要です。

 

もし、歯の生え変わりだけを治療開始の目安にしているとアゴの成長はどんどん進んでしまい、一番ベストなタイミングを逃してしまう可能性があります。

 

ですから、最近では、ちょっと早めの年齢の6~7歳で、歯並びをチェックさせていただくことを推奨しています。

 

早めのタイミングでやるべきなのか?

まだ、待ってていいのか?

実は、治療しなくても大丈夫なのか?

 

早めの判断が出来ますしね・・・・・m(00)V

 

 

最近は、学校検診で「歯列不正」という項目があります。通知をもらって初めて気がついた!なんて方もいらっしゃるのではないでしょうか?

 

以前は、我々、歯科医のなかでも、永久歯に生え変わるまで待っていいですよ!というの考え方が多かった気がします。だいたい、中学生ごろでしょうか?

その理由としては、歯がはえてくるときは、歯の根っこ(歯根)が形成されながら出てきます。

 

歯が少し頭を出した時、横を向いてるからと言って、スグに矯正治療で向きを変えてしまうと、形成中の歯根が曲がってしまったり、短くなり、質の悪い歯ができてしまいます。

 

ですから、歯根の形成が終わってから、つまり、永久歯が生えそろってから、矯正をしましょう!という考え方でした(もちろん、ケースにより必ずしもこの通りではない場合もあります)。

 

しかし、今は早期治療が原則です。

早く始めるほどアゴの成長をコントロールしながら矯正治療を行うことができるので非常に効率的で苦痛の少ない矯正治療が可能となる場合も多くあります。

 

一昔言われていたように、永久歯に生え変わってからで良い!と思っていらっしゃる方もおられるようですが・・・・・

 

答えは「バツ」です。

 

気になることがあれば、自己判断はせずに、一度、矯正歯科相談を受けてみてください。

 

 

村田歯科 横浜矯正歯科センター  村田正人

 

日付:  カテゴリ:初診・相談, 矯正歯科, 矯正治療のタイミング

外科矯正 顎変形症 保険が効く矯正

当院は、横浜駅から一番近い矯正歯科専門の施設です。横浜駅 きた西口徒歩30秒 西口徒歩1分  また、横浜駅東口からも駅の東京寄り「きた通路」を通るとすぐの村田歯科医院内にある矯正歯科専門の村田歯科 横浜矯正歯科センター」では、矯正専門医による舌側矯正、マウスピース矯正や顎変形症(保険の矯正)などより専門的な矯正歯科治療にも取り組んでおります(矯正専門医常勤)。矯正専門外来は土曜日も診療を実施しております。 同施設内には、一般歯科も併設しており、一般の虫歯治療、詰め物・かぶせ物(ブリッジやクラウン)、抜歯などの口腔外科処置、小児歯科処置や歯周病治療なども併設の施設で受けることが出来ます。

 

11月に入り今年ものこりわずか!

師走の忙しい雰囲気が徐々に・・・・・

 

さてさて、そんなこんなしていると、年も明けてあっという間に暖かくなり

 

4月に・・・・・・・!(00;)・・・・・・・(って早すぎ・・・・笑)

 

消費税増税ですね・・・・・・(泣)

 

まあ、増税するからには・・・・・・

 

今後の政策や法律を決める上でも、是非とも国民の意識、思いを反映した政策ができる政治・国になってもらいたいものです。

 

やはり当院でも、自費の矯正治療には消費税がかかってしまいます。

 

 

そこで今回は、少しでも治療費負担が少なく!

適切な矯正治療が受けられるようにと!

 

 

当院が受けている指定(指定医療機関)の1つについてです。

 

当院の一般歯科では 横浜市妊婦歯科健診実地医療機関」 の指定を受けています。

横浜市では平成12年10月1日から、指定医療機関において、妊娠中に1回、妊婦歯科健診が無料で受けられることになりました。

 

 

さて、今回は矯正歯科治療に関しての指定についてです。

 

指定自立支援医療機関(育成・更正医療機関) 

顎機能診断施設 の指定を受けています。

 

 

きいたことがありますか?

 

すごく簡単にいうと、当院は

「保険適応の矯正治療ができる医療機関である」

ということです。

 

 

どのようなことなのでしょうか?まとめてみました・・・・

 保険診療にて矯正治療をおこなうためには、更生医療指定機関の指定を受ける必要があります。更生医療指定機関では、顎変形症の歯科矯正治療が健康保険でおこなえますが、指定されていない施設で顎変形症の矯正治療をする場合は、自費診療となりかなりの高額になります。

 

更生医療機関として施設が指定されるためには、施設の基準と適切な医療機関(大学病院など)で5年以上の矯正臨床経験日本口蓋裂学会会員および口唇・口蓋裂の治療経験のある歯科医師が常勤している等の用件を満たすことが必要です。

 

さらに顎変形症に保険を適応するためには、施設に顎運動測定器筋電図などの器材の設置が義務づけられています。

 

難しそうなことですが、

 

必要器材が設置され、該当資格をもった矯正歯科医が居れば

保険で矯正歯科治療ができる」ということです。

 

 

※ ただし、適応には制限があります。

 

では、今度は、保険が適応される矯正治療とはどのようなものなのかさらにまとめてみました・・・・

 

 保険適応の矯正とは?

指定自立支援医療機関(育成・更正医療機関)および顎機能診断施設の指定を受けた医療機関では、唇顎口蓋裂・指定症候群および骨格性不正咬合(外科矯正)の矯正治療がすべて保険の範囲で可能となります、

 

以下の内容に該当する方であれば、矯正治療および外科的処置を保険の範囲内ですべて受診することが出来るため、患者さんの負担もかなり少なくなります。

 

対象となる主な疾患(厚生労働省)
唇顎口蓋裂・口唇裂・口蓋裂・顔面裂、第1第2鰓弓症候群、鎖骨頭蓋異骨症、Crouzon症候群、トリチャーコリンズ症候群、ピエールロバン症候群、ダウン症候群、ロンベルグ症候群、先天性ミオパチー、顔面半側肥大症、エリス・ヴァン・クレベルド症候群、軟骨形成不全症、外胚葉異形成症、神経線維腫症、基底細胞母斑症候群、ヌーナン症候群、マルファン症候群、プラダーウィリー症候群、6歯以上の先天欠損歯が認められる場合 さらに顎変形症手術を必要とする骨格性の反対交合、上顎前突や開口症等も矯正治療が健康保険適用となります(外科矯正)

 

その他、徐々にではありますが、適応範囲はひろがりつつありあます。

 

上記のように色々な指定疾患のみでなく、骨格性反対咬合(受け口)や上顎前突(出っ歯)なども顎変形症として健康保険が適用されます。

 

 

本来、顎変形症の適応であるにもかかわらず、いきなり美容整形を受診し、高額治療を受けてしまったケースもあります。

 

ちなみに、矯正歯科(外科矯正)治療と美容外科(美容整形)治療は全く別物ですので、誤解のないようにしてください。

 

 

正しく納得のいく治療を受けるために、まずは一人で悩まず気軽に顎変形症の適応であるかを相談してみてください

 

つい先日も、ずっと悩んでた方が、矯正相談を受けられ、

 

☆疑問や不安が解消した!スッキリした!☆

 

「矯正治療をがんばります!」

 

と意気込んで、矯正治療を開始しした方がいらっしゃいました。

 

わたしも気合を入れなおしました  m(00)/

 

村田歯科 横浜矯正歯科センター  村田 正人

日付:  カテゴリ:保険が効く矯正, 医院情報, 外科矯正・顎変形症・口蓋裂, 矯正歯科

赤ちゃん おしゃぶり 歯並びへの影響

当院は、横浜駅から一番近い矯正歯科専門の施設です。横浜駅 きた西口徒歩30秒 西口徒歩1分  また、横浜駅東口からも駅の東京寄り「きた通路」を通るとすぐの村田歯科医院内にある矯正歯科専門の村田歯科 横浜矯正歯科センター」では、矯正専門医による舌側矯正、マウスピース矯正や顎変形症(保険の矯正)などより専門的な矯正歯科治療にも取り組んでおります(矯正専門医常勤)。矯正専門外来は土曜日も診療を実施しております。 同施設内には、一般歯科も併設しており、一般の虫歯治療、詰め物・かぶせ物(ブリッジやクラウン)、抜歯などの口腔外科処置、小児歯科処置や歯周病治療なども併設の施設で受けることが出来ます。

 

だいぶ、外の空気もヒンヤリしてきましたね。もう気づけば11月です。冬もそこまで来てますね。

 

赤ちゃんや小さなお子さんをお持ちの皆様(自分も含め)、風邪・インフルエンザやマイコプラズマ肺炎など要注意な季節がやってきました・・・・

 

 外で遊ばせたり、人がたくさん集まる楽しい場所に連れて行くにもなんだか気が引けてしまうのではないでしょうか?

 

そんなあんまり外に出られない時、赤ちゃんがお家ですることといえば・・・・・

 

「おもちゃでひとり遊び?」「なんでも噛みカミ?」「おしゃぶりチュウチュウ?」

 

 

そこで今回、 「おしゃぶり」 についてです・・・・(ちょっと強引?)

 

 

皆さんは「おしゃぶり」に対してどのようなイメージをお持ちでしょうか?

特に子育て奮闘中のお母さんはすごく興味があるのではないでしょうか?

 

従来は、おしゃぶりを使用することで「顎・歯の育成を促し、鼻呼吸を促す」など良いことだとされてきました。ある先生の本によると、ヨーロッパのある会社の研究ではおしゃぶりを使った子供とと使わなかった子供では使った子供の方が顎の発育がよく、鼻呼吸も改善されたと書かれているようです。しかし、このことははっきりした医学的な根拠はありません。

 

アメリカのある団体の調査では・・・・・

 

 

眠っているときのおしゃぶりの使用で乳幼児突然死症候群(SIDS)のリスクが減らせると発表されています。
 

 

また、寝具や柔らかなぬいぐるみなど赤ちゃんの窒息を引き起こしやすいものが顔にかかっても、おしゃぶりの付属品などが、顔への密着予防になっているなどが理由として挙げられています。

 

このようなことから、アメリカの小児科学会は、幼児突然死症候群(SIDS)の予防におしゃぶりを推奨すると発表しています。アメリカはもともとおしゃぶりに寛容で自立歩行ができる3歳児や4歳児までもがおしゃぶりをくわえて街中を歩いているほどです。

 

じゃあ、日本ではどういう考えなのか・・・・?

 

 

日本小児科学会や日本小児歯科学会などが発表した内容によれば、「おしゃぶりは出来るだけ使用しない方がよい」との意見で、就寝時に使うなど、長期間の使用で歯のかみ合わせが悪くなるなどの悪影響が重視されています。

 

どうしても使用するなら1歳までに常用をやめ、2歳半までには「卒業」するべきだという意見だそうです。歯が揃い始める時期である、この年齢の設定にも、「歯並び」に対する注意の高さがうかがえます。

 

現在、日本の赤ちゃん(24ヶ月未満)のうち、おしゃぶりを使っているのは約3割弱で、その用途はぐずりを落ち着かせる、鼻呼吸の練習、寝かしつけなどだそうです。寝かしつけに使っている場合は、必然的に使用は長時間で、頻度も高くなります。この状況からして、寝かしつけに使っている場合は、寝ぐずりがピークになる1歳までに常用をやめるというのは、なかなか難しいのが現状ではないでしょうか?
  

 

さらに、最近では、このようにおしゃぶりの長期連用が、不正咬合・口唇変形・顎顔面変形・口呼吸・発音構音不全・咀嚼不全などの重い症状を引き起こす原因にないうるということが言われるようにもなってきました。

 

まだ骨が柔らかく機能もまだ確立していない成長の最も著しい乳幼児期に、おしゃぶりのゴムやシリコンの微弱な圧力がその周囲の軟組織や骨の成長に影響するのです。

 

 

言わば矯正装置として作用してしまい、特に顎の成長が盛んな時期では顎骨を変形、歯列を悪化させ舌や口唇などの軟組織まで偏位、変形させてしまう可能性があるとまで言われてきています。

 

一時期は、育児用品メーカーの努力もあり、おしゃぶりも「決しては並びを悪くするわけではない、むしろ歯並びを整える」というようなおしゃぶり肯定の風潮も出ましたが、やはい最近の傾向としては、おしゃぶりの連用は良くないといわれる傾向にあるのではないでしょうか?

 

 

このようにアメリカと日本での違った見解・・・・どうすればいいのでしょうか?

 

 

矯正歯科専門医として意見は・・・・・・

 

個人的意見ですが、常用は1~2歳まで、なるべく3歳までには辞めた方が良いと思います。無理させても赤ちゃんのストレスが増しては良くないですからね。

 

学会の見解よりちょっと甘い設定ですかね・・・・・(汗)

 

確かにおしゃぶりをしているため不正咬合・口唇変形・顎顔面変形・口呼吸・発音構音不全・咀嚼不全などの重い症状を引き起こす原因になる可能性があります。

 

実際、自分の患者さんのなかでも、おしゃぶりを長期連用した子供さんが「重度の開口(咬んでも前歯が開いた状態)」になってしまったケースも診ています。

 

 

考え方も色々あると思います。諸事情により、おしゃぶりを使うとしても、その使い方、その使用時間の長さが問題なのかもしれません。長時間同じ状態で力がかかりつけるようなことは良くないと思います。

 

現在、おしゃぶりを使用されている方で、やめさせるタイミングがわからない方も多いでしょう。

 

おしゃぶりは、早い時期にやめさせようとすると、逆に指しゃぶりをはじめたりする場合が多くありますし、ついつい、赤ちゃんをおとなしくさせるため、おしゃぶりを与えてしまいがちです。たしかにその場では楽になりますが、あとあとやめさせるのが大変ですし、歯並びにもよくありません。

 

 

ですから、使用している方は、使用時間や使用をやめるタイミング設定して、みてはいかがでしょうか?赤ちゃんの個人差もあると思いますから、なかなか明確にするのは難しいでしょうが・・・・・

 

要は「期間限定」をなるべく明確に・・・・

 

また、赤ちゃんを一人でほおっておくのではなく、いろいろ遊んであげる事で、不安をとりのぞいたりすることもできます。後悔しないためにも、これらのことを頭にいれておいてみてはいかがでしょうか?

 

忙しい時間でつい気が回らなくなることもあると思います。ですがちょっとだけでも、より楽しく、安心させてあげる事を心がけて接してみれば、早くおしゃぶりも卒業してしまうかもしれません。

 

うちにも2歳の息子がおります。もうおしゃぶりは必要としてませんが・・・・・

 

ウチでは最初から「おしゃぶり使わない」派です。

 

理由はやはり、不正咬合・口唇変形・顎顔面変形・口呼吸・発音構音不全・咀嚼不全などの重い症状を誘発してします可能性があるから!と考えているためです。

 

上下のアゴの成長ピークは違います。特に上アゴの成長は早めに始まります(8歳ごろから)。もし、その前におしゃぶりを使用した事により、悪い症状を誘発する噛み癖や舌の癖、悪い飲み込み方(異常嚥下癖)がでたら困ってしまいます。

 

おしゃぶりは一生のうちほんの一時期です。噛んだり、食べたり、飲み込んだりは、一生続きます。

 

賛否両論はあると思いますが、ウチでは、こんな意見です。

 

その代わり、1歳の頃、噛みおもちゃや歯磨き練習用歯ブラシを噛み噛みしてもらっていました。

アゴの発達の促しますし、ずっと同じ状態で咬むこともすくないですしね。

 

幸い、ウチの子は喜んで  ★カミカミ★してました。

 

 

以上、ご参考になりましたでしょうか・・・・・・

 

 

おしゃぶりを長期連用してしまい、歯並びにちょっと不安があるという方は、一度、矯正歯科を受診されてみてはいかがでしょうか?

 

不安なまま過ごすのも、親としてもストレスになって、子供にも影響してしまいますしね・・・・・・・・

 

 

村田歯科 横浜矯正歯科センター   村田正人

 

日付:  カテゴリ:おしゃぶり, こどもの矯正治療, 歯並び, 矯正歯科, 赤ちゃん 乳幼児

大人の矯正治療  年齢制限  何歳?

当院は、横浜駅から一番近い矯正歯科専門の施設です。横浜駅 きた西口徒歩30秒 西口徒歩1分  また、横浜駅東口からも駅の東京寄り「きた通路」を通るとすぐの村田歯科医院内にある矯正歯科専門の村田歯科 横浜矯正歯科センター」では、矯正専門医による舌側矯正、マウスピース矯正や顎変形症(保険の矯正)などより専門的な矯正歯科治療にも取り組んでおります(矯正専門医常勤)。矯正専門外来は土曜日も診療を実施しております。 同施設内には、一般歯科も併設しており、一般の虫歯治療、詰め物・かぶせ物(ブリッジやクラウン)、抜歯などの口腔外科処置、小児歯科処置や歯周病治療なども併設の施設で受けることが出来ます。

 

だいぶ秋も深まり季節も進みましたね。

 

あっという間に年末になり冬休みになってしまうような気がします・・・・

 

お休みとなると小さなお子さんをお持ちの家庭では、家族みんなでお出かけや旅行にと、楽しいやら、忙しいやら賑やかな時期になりますね。

 

今年は我が家でも年末の旅行を企画しました。

2歳の息子は、旅行デビューです。

 

 

休みに入ると、当院でも、学校がお休みで、日中に矯正治療の相談にこられるお子さんも増えてきます。

 

そして意外と多いのが・・・・・

 

お子さんの矯正相談時に、

 

「この子の歯並び悪いのは、私に似て遺伝だと思うんです」

「私もガタガタなんで・・・・・ニッ!!」

「私も治したかったんですが、もういい歳だし、治せませんよね?」

なかには、そんなことをおっしゃるお母さんがいらっしゃいます。

 

 

「・・・・・・・・・・・」 その答えは・・・・・

 

「いえ、ちゃんと治せます。矯正治療に年齢は関係ありません!です

 そう!年齢は関係ないのです。

 

そこで今回、大人になってから矯正治療をしたいけど、果たしてきちんと治るのかどうか?年齢を考えて、もう矯正を出来ないと思い治療の機会を逃してしまっている方々へ

 

「大人になってから、矯正治療を始める場合」 

についてです。

 

まず、結論から言いますと・・・・・・・・

 

そうです!矯正治療に年齢制限はありません。

 

 

もちろん、人が成長する中で、顎の成長期など一番良いタイミングというのはあります(この時期については、違う記事でお話します)。しかし、この時期、このタイミングを逸してしまうと、「歯並びが治らない、矯正治療ができない」ということでは決してありません。

 

 歯と歯茎と歯を支える骨が、矯正治療を許容できる範囲で健康であれば、いくつになっても治療は可能です。大人の方でも、矯正治療を受けている方はたくさんいらっしゃいます。

 

当院でも、かみ合わせや歯並びが悪く歯周病になりやすいために60~70歳代の方で矯正治療を開始したかたもいらっしゃいます。

 

また、最近は、子育てに一段落した40~50歳代の主婦の方々が矯正治療を始められるケースも多いです。

 

いろいろ話を伺うと・・・・・・・・

「ずーと悩んでいたけど、なかなか忙しくて相談に行けなかった」とか

「大人になって歯並びがすごく気になっていたけど、矯正治療はもっと若い頃しか出来ないとおもっていた」とか

そうおっしゃる方が多いです。

 

 

虫歯や歯周病で、歯を何本か無くしてしまって、部分入れ歯を使用していたが、矯正治療を行ったために、入れ歯からブリッジへ変更できたり、矯正治療とインプラント治療を併用したため、最小限の治療で済み、さらに入れ歯を使うことから脱したなんて患者さんもいらしゃいます。

 

通常、歯が悪くなる過程としては・・・・・

虫歯や歯周病 ⇒ インレーやクラウン(銀歯) ⇒ 歯が抜ける ⇒ ブリッジ ⇒ さらに抜ける ⇒ 部分入れ歯 ⇒ どんどん悪くなる ⇒ 総入れ歯 

 

 

なんて過程があるわけです(もちろん、この過程を踏まないよう治療や指導していくのが歯科医の役目ですが・・・・・

 

しかし、矯正治療をいれることで

「 部分入歯 ⇒ ブリッジ 」 「 ブリッジ ⇒ クラウン 」 のような歯が悪くなる過程を逆行することが出来る場合も多々あります。

 

いわゆる、「口のなかのアンチエイジング」とでも言いましょうか!!

 

当院でも、始めはお子さんの矯正相談にいらして、その時、お母さんも治せることがわかって!

 

★親子そろって矯正治療!!★

 

なんて患者さんもいらっしゃいます。

年齢を考えて、もう矯正を出来ないと思いこんで、治療の機会を逃してはいませんか?どんな年齢でも必ず矯正治療は出来ます。

とりあえず、あきらめないで一度、矯正相談を受けてみてはいかがでしょうか?

 

 

村田歯科 横浜矯正歯科センター  村田正人

日付:  カテゴリ:初診・相談, 大人の矯正, 年齢, 矯正歯科, 矯正治療のタイミング