カテゴリ: 矯正治療全般
村田歯科 横浜矯正歯科センター Blog

矯正治療では、医療費控除は受けられますか?

美容目的のみの治療は、控除対象になりませんが、矯正治療は、見た目の問題だけでなく、悪いかみ合わせの治療でもあります。医学的な健康増進に繋がります。よって、年間(1月1日~12月31日)に支払った医療費が10万円を超える場合、超えた分に関して税金の控除を受けることができます。18歳以上の場合には病気として診断書が必要となることもありますので、控除申請をお考えの方は、お気軽にご相談ください。

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面接・成人式や結婚式などで一時装置を外すことはできますか?

ご希望があれば、歯の表側の装置を一時外して再装着する事も可能です。ただし、治療中2~3回程度は良いですが、何度も行う事はおすすめできません。歯の表面を傷めたり、治療期間が長引く可能性もありますので、影響についてよくご理解してください。外す期間が長い場合には、後戻り防止のために保定装置(リテーナー)を用意します。また、再装着には別途費用がかかります。

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しばらく通院できなくても大丈夫ですか?

通院の頻度は平均で1ヶ月に1回です。かなり長期間通院できない場合を除いて、時々2~3月空いてしまうくらいであれば支障はありません。頻繁につづくと治療期間が長引きますのでご注意ください。

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インプラントと矯正歯科の違いはどんなところでしょうか?

全くちがう治療です。インプラント治療とは、事故や虫歯・歯周病などで歯が無くなってしまった場合、代わりアゴの骨に人工ネジ(人工歯根)を埋め込み、それにかぶせ物の歯(人工歯)を取り付ける治療法です。無くなった歯を人工の歯で補うものです。矯正歯科治療は、ご自身の歯をワイヤーなど矯正装置による矯正力により骨の代謝を利用し、正常な位置に移動させて、歯並びやかみ合わせを治す治療です。最近、インプラントも歯並びを治す治療法だと勘違いしている方もいらっしゃいます。治療の目的は全く違いますのでご注意ください。

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審美歯科・美容歯科(※)と矯正歯科の違いはどんなところでしょうか?

美容歯科あるいは審美歯科というのは, 矯正歯科や口腔外科などと違って正式に存在する診療科目ではありません。一般歯科医が自由に美容歯科や審美歯科を標榜しているのが実状です。審美歯科では、歯を削りかぶせ物によって歯並びを整えます。無理な形に歯を作ることが多く、歯や歯肉の状態が悪化してしまうこともあります。短期間できれいにすることができますが、長期的にみるとより早い時期に歯を失う可能性が高くなります。何でもない歯を不必要に削るということが良い事なのか良くお考えになってください。矯正治療は時間がかかりますが、ご自身の歯で歯並びを整えられること、歯の移動と同時に周りの骨や歯茎も自然な仕上がりになり、健康な状態を保てるというメリットがあります。

最近では「クイック矯正」「セラミック矯正」などの造語がよく見受けられますが、これら歯を削ってかぶせ物で歯並びを整える方法で、「矯正歯科」の治療ではありませんので、お間違えのないようにご注意ください。

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「半年で終わる矯正」というような言葉や看板を目にすることがありますが、本当ですか?

もちろん部分的な矯正で済む場合もあり、症状によって差があるため一概にはいえませんが、本来の矯正治療では、まずあり得ません。矯正治療は、骨の代謝を利用して、ご自身の歯を並べる治療です。骨の代謝にはそれなりの時間がかかるものです。「半年で終わる矯正」というようなものは、矯正以外に歯を削る(審美歯科)治療や外科的手段を併用しているのだと思います。矯正歯科のみで行っている治療ではないでしょう。

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すでに妊娠していますが矯正治療は可能ですか?

永久歯を抜歯する際や、レントゲン撮影については妊娠時期によっては問題となることがあります。すでに妊娠が分かっている場合には、レントゲン撮影による検査のほか、抜歯が必要な場合には、麻酔や痛み止め抗生剤などの薬を服用することもあるため、出産後に始められる方が良いでしょう。妊娠の可能性がある場合は必ずご申告ください。

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矯正治療中に妊娠しても大丈夫でしょうか?

妊娠・出産は殆ど問題ありません。ただし、永久歯を抜歯する際や、レントゲン撮影については妊娠時期によっては問題となることがあります。当院ではデジタルレントゲンを導入しており、従来に比べてX線量が10分の1以下で済みますので通常は問題ありませんが、念のため、早めに必要なレントゲン検査を行い、永久歯を便宜抜歯して矯正装置をつければ、以後に妊娠、出産を経ても矯正治療は可能です。矯正治療中に妊娠された場合には、つわりなどもありますから、安定期に入るまで通院中のアクシデントを避けるため、通院はご自身の健康状態にあわせてください。出産直前も同様です。出産後は外出できるようになれば、通院を再開する事になります。当医院でも、矯正治療中の患者さんの妊娠・出産をたくさん経験していますので、安心して矯正治療を始めてください。

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外科矯正治療とはどんなものですか?また、手術後の傷は残りませんか?

骨格に大きな不調和がある場合は、骨格のズレを改善するため、外科手術を併用した矯正治療を行うことがあります。専門的な判断が必要になります。当院では、外科矯正治療でも、治療経験・資格のある矯正専門医が担当しておりますので、お気軽にご相談ください。また、手術はお口の内側から行いますので、お顔に傷は残りません。ご安心ください。

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健康保険はききませんか?

一部のケースで保険がききます。矯正治療は一般的に自費での治療ですが、顎変形症と診断され手術を併用する矯正治療、唇顎口蓋裂厚生労働大臣の指定する先天異常に伴う不正咬合は保険が適応されます。「村田歯科 横浜矯正歯科センター」は、指定自立支援医療機関(育成医療・更生医療)、顎口腔機能診断施設の指定を受けています(※)。顎変形症と診断され、外科手術を併用した外科矯正治療を行う場合や唇顎口蓋裂、Down症候群と厚生労働大臣が定める先天性の特定疾患に伴う場合については保険治療が適応になります。

矯正専門の医院や施設でも、指定されていない施設での口唇・口蓋裂や顎変形症の矯正治療をする場合は、自費診療となり高額になります。更生医療機関として施設が指定されるためには、診断機器などの施設基準と適切な医療機関(大学病院など)で5年以上の矯正臨床経験および口唇・口蓋裂の治療経験・資格のある歯科医師が常勤している等の用件を満たすことが必要です。

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