横浜駅前 横浜駅西口から徒歩30秒、横浜駅から一番近い矯正歯科専門の施設です。
横浜駅前の矯正歯科です(一般歯科併設)。横浜駅前にて、開業40年を迎える歴史ある医院です。また、当院は自立支援(育成・更生)医療の指定医療機関です。
横浜駅東口からも駅の東京寄り「きた通路」を通るとすぐの村田歯科医院内にある矯正歯科専門の「村田歯科 横浜矯正歯科センター」では、矯正専門医による舌側矯正、マウスピース矯正や顎変形症(保険の矯正)などより専門的な矯正歯科治療にも取り組んでおります(矯正専門医常勤)。
さて、先日、 「歯の先天欠損」について情報を発信させていただきました。そのなかで「健康保険が適応」になる場合について少し触れましたが、今回、もう少し詳細についてです・・・・
この場合の病名は・・・・・正確には・・・・
「6歯以上の非症候性部分性無歯症」 といいます・・・・・長~い
歯が1歯以上不足しているものを歯数不足症といい、先天性に不足している(歯のもととなる歯胚が先天的に欠損している)場合を先天性無歯症と呼びます。
先天性無歯症には完全無歯症と部分性無歯症とがあります。
乳歯と永久歯を含め歯が全くない完全無歯症(あるいは完全に近い部分無歯症)の発現は、遺伝や何らかの全身疾患によるものとされている説が有力です。
一方、部分性無歯症の方は、原因に関して明らかではなく、報告者によって種々な見解があります。
個々の歯の先天欠如は、一般的には家族的に出現するといわれていますが、偶発的に出現することもあり中々定説化するのが難しいです。
遺伝的要因、内分泌腺障害、妊娠初期(胎生6週前後)での母体の疾患と栄養障害など、また、最近では薬物や環境ホルモン影響などがあげられています。
また複数の歯の欠けている先天性の部分無性歯症は退化現象とする説もあります。
部分性無歯症の疑いがある場合は、永久歯の生え方が遅く、抜歯経験がないのにパノラマX線写真撮影(一般歯科で最も多く持ち入れれるレントゲン)により歯胚(初期の歯)および埋伏歯(まだ骨の中に埋まっている歯)の存在がないことを確認します。
そして、まず最初に指摘を受ける機会として、1歳時歯科検診、または、3歳時歯科検診があります。どちらかで、「歯の生え方がおかしい」「歯の生え方がすごく遅い」など指摘を受けた場合は、歯科や矯正歯科に受診してレントゲンなどの検査を受けてください。
その後、もし先天性無歯症とわかったら、長期的な歯科治療が必要になるのは免れません。長ーい視野で治療に臨んでください。
経過観察(治療が可能な年齢まで経過観察)・・・歯科、または小児歯科、矯正歯科
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第Ⅰ期矯正治療(成長期の矯正)・・・矯正歯科
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第Ⅱ期矯正治療(残る乳歯および永久歯の矯正)・・・矯正歯科
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必要に応じ補綴治療(インプラント、ブリッジ、義歯など)・・・一般歯科
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総合的なメンテナンス・・・一般歯科
こんな長期的な流れが必要です。
原則保険が効きますが、矯正歯科治療に関しては指定医療機関のみ「健康保険が適応」になります。
この場合「6歯以上の非症候性部分性無歯症」と言う病名がつきます。
もし、心配な点があれば矯正歯科に相談に行ってみてください。特に指定医療機関では保険がききますので!
村田歯科医院/村田歯科 横浜矯正歯科センター 村田正人