横浜駅 当院は横浜駅から一番近い矯正歯科と一般歯科を個別に併設した医院です。横浜駅 きた西口徒歩30秒 村田歯科医院内にある矯正歯科専門の「村田歯科 横浜矯正歯科センター」では、矯正歯科認定医以上の歯科医による舌側矯正や顎変形症(保険の矯正)、マウスピース型矯正装置など、より専門的な矯正歯科治療にも取り組んでおります。 同施設内には、一般歯科も併設しており、一般の虫歯治療、詰め物・かぶせ物(ブリッジやクラウン)、抜歯などの口腔外科処置、小児歯科処置や歯周病治療なども併設の施設で受けることが出来ます。
「歯が出ているのが気になる」
「出っ歯なのですが治りますか?」
「前歯が出ていて、骨も出ている気がします。」
などなど、前歯や上アゴの突出感に悩んで、矯正歯科を受診されるかたも多くいらっしゃいます。
「歯並びが悪い」「咬み合わせが悪い」とういことを「不正咬合」と言います。
アゴや顔面、歯などが様々な原因で、その発育、形態や機能の異常をきたし、それらが原因となり正常な咬み合わせでなくなった状態の総称です。
不正咬合には色々な種類、呼び名があります。
「下顎前突(かがくぜんとつ)」「開咬(かいこう)」「上顎前突(じょうがくぜんとつ)」「上下顎前突(じょうげがくぜんとつ)」「過蓋咬合(かがいこうごう)」「顎変形症(がくへんけいしょう)」など様々です。
あるいは、状況によってはこれらが組み合わさる状態になることもあります。
その中でも、比較的多くの患者さんが悩んでいらっしゃいます!
「上顎前突」!いわゆる「出っ歯」についてです。
「出っ歯」を主訴として来院してくださる患者様は当院でも多くいらっしゃいます。
以下、「出っ歯」=「上顎前突(じょうがくぜんとつ)」と記載します。
実は、上顎前突というのは日本人に多いと言われています。その一因として、上顎のアーチが横に広い欧米人と比べ、日本人はアーチが縦長で狭くなりやすいという要因があります
その上顎前突の原因には・・・
①先天的要因 ②後天的要因 ③先天的と後天的が複合的な場合の3つがあります。
①「先天的要因」
①の「先天的要因」というのは、つまり「うまれつき」という意味です。
骨の大きさや位置など骨格に由来するものです。骨格はご両親、もしくは祖父母の骨格の遺伝をある程度受けますので、親族の中に上顎前突を持つ人がいる場合、その影響を受ける可能性があります。たとえ、近しい親族でなくても遺伝的要素が現れる場合もあります。
②「後天的要因」
②の「後天的要因」というのは「うまれた後から」という意味で、遺伝的には顎の骨の大きさや位置には問題がなかったものが、癖や生活習慣などで、特に上の前歯が前方に突出している場合です。主な原因としては以下のような状態やクセがあげられます。
・指しゃぶり(特に4歳以降の指しゃぶり)
・舌や下唇を前歯で噛む
・舌で前歯を押す
・爪を噛む
・口呼吸(鼻が悪い)
・頬づえ
・親知らずの萌出・歯周病が原因で歯が抜け、周囲の歯が倒れてしまう
③ 先天的と後天的が複合的な場合
③は①と②が合わせって、さらに良くない悪循環にさらされて、著しい上顎前突になってしまう場合です。もちろん、程度にもよりますが、この場合、骨格的なズレのある「骨格性上顎前突」になってしまっている場合もあり。矯正治療と外科手術が必要となる「顎変形症(骨格性上顎前突)」となっている場合もあります。
「上顎前突(出っ歯)の原因」は様々なところに潜んでいます。自分では気にしていなかった事も、もしかするとご自身で「上顎前突(出っ歯)の原因」を作っているのかもしれません。また、お子さんの「上顎前突(出っ歯)の原因」見過ごしてしまう危険性もあります。
今一度、癖や歯並びを確認してみてください。そして、まずは矯正歯科にご相談にいらしてみてください。思っていることと異なる状態が発見されるかもしれません。
さらに、「上顎前突(出っ歯)」は、本当に正真正銘「上の歯が出ている」場合だけでなく、2つのタイプに分けることができます。
そして、治療法も変わってきます。
以下のようなタイプです。
① 上顎が大きすぎるために、顎ごと前に出ているタイプ(上顎前突症)
② 下顎が小さすぎるために、下顎が奥に入り過ぎているタイプ(下顎後退症)
これらのタイプについては、少々長くなるので、次のブログ記事にて掲載させていただきたいと思います。
村田歯科医院/村田歯科 横浜矯正歯科センター
村田正人