当院は、横浜駅から一番近い矯正歯科専門の施設です。横浜駅 きた西口徒歩30秒 西口徒歩1分 また、横浜駅東口からも駅の東京寄り「きた通路」を通るとすぐの村田歯科医院内にある矯正歯科専門の「村田歯科 横浜矯正歯科センター」では、矯正専門医による舌側矯正、マウスピース矯正や顎変形症(保険の矯正)などより専門的な矯正歯科治療にも取り組んでおります(矯正専門医常勤)。矯正専門外来は土曜日も診療を実施しております。 同施設内には、一般歯科も併設しており、一般の虫歯治療、詰め物・かぶせ物(ブリッジやクラウン)、抜歯などの口腔外科処置、小児歯科処置や歯周病治療なども併設の施設で受けることが出来ます。
最近めっきり、空気がヒンヤリして、まさに底冷えですね。
早朝は空気も澄んで、鳥のさえずりなんかも良く聞こえます。
ところで、鳥つながりで・・・・・
矯正歯科治療に使う器具(プライヤー)に「バードビークプライヤー」という器具があります
ん?
「バードビーク」?
日本語で「鳥のくちばし」です。
その他、矯正歯科の用語にもうひとつ「バード」が付く言葉があります。
「バードフェイス」です・・・・
「鳥の顔」?
ピンとこない方もいらっしゃると思います。
上下の前歯、または上下の顎の骨が前に出ている状態だと口全体が前に出ているように見え、口を閉じていても目立ちます。
お鳥の似たような口元になってしまうので、アメリカではこの状態を
通称「バードフェイス」と呼びます。
この状態を正式には「上下顎前突」といいます。
こそこで今回、 「上下顎前突」 についてです。
「バードフェイス」の言葉通り、横からみると口元が出ています。
「カッパ口」や「チンパンジーの口」なんて表現もします。
口元が出ている理由は唇のうらに位置する歯も出ているからです。
さらにこの状態で唇を無理やりに閉じようとすると、歯が出ているので唇がすごく遠回りをして閉じる事になります。唇の伸びにも限界があります。
この遠回りして閉じた結果、限度をこえると、とくに唇の下から顎の先端部分(オトガイ部といいます)にかけての筋(オトガイ筋と言います)が引っ張られて過緊張になります。
その結果、オトガイの部分が丸くシワが寄り、まるで”梅干し”みたいになってしまいます。
これを「オトガイ緊張」といいます。
だから、お口を閉じたときにこの梅干しがオトガイにできる人は、上下の歯が出ている可能性が高いのです。
逆を言えば、このような上下顎前突の状態は、口を閉じづらいといえるため、お口を「ポカーン」と開けた「口呼吸」の状態をともなっていることが多いです。
上下顎前突について、誤った情報をたまに見かけます
「歯並びに問題がない場合は、特に障害もないので無理に矯正しなくても良いでしょう」
「歯並びがよければ必ずしも治療が必要な症状ではない」
なんて、ネットでこんな記事をみることがありあますが、それは間違いだと思います。
- 健康への影響は個人差がありますが、前歯の突出によって唇が閉じにくいため口腔内が乾燥しやすく、歯周病や虫歯を誘発しやすくなる。
- 顎のバランスが悪いため顎関節症にもなりやすい。
- 頭痛や肩こりなどを引き起こしやすく、ストレスの原因にもなる。
- 口呼吸を併発している場合が多く、鼻疾患も原因となる。
などなど簡単に挙げれば良くない症状だらけです。現に上下顎前突はほとんどの場合、前歯の歯ぐきに歯肉炎を起こしています。
確かに歯並びだけ見てしまうと、上下のアーチが前に広がるため、比較的「ガタガタ」が少なく並びだけは良いケースは多いと思います。
ただし、それは歯並びだけしか見ていないという事です。
もちろん、口元が出ていることにより、見た目にコンプレックスを抱えてしまっている方もいると思います。
上下顎前突の方は、先にも言ったように顎の筋肉に緊張があります。矯正治療によって、口元が下がり、筋肉の緊張が改善されると顎のラインや顔のラインがスッキリして「小顔化」なんても効果も期待できます。
一見、見落としがちな 「上下顎前突」
大人も子供もちょっと、チェックしてみてください。
そして、良いのか悪いのか?わからないようなら、一度、矯正歯科を受診してください。
「バードフェイス」から → ★「パーフェクトフェイス」?「アヒル口」?★
に変身できるかもしれませんよ・・・・・・
村田歯科 横浜矯正歯科センター 村田正人