当院では、矯正治療専門の歯科医によるマウスピース矯正、舌側矯正や顎変形症(保険の矯正)などより専門的な矯正歯科治療にも取り組んでおります。横浜駅からすぐの地域に根付いた開院40年以上の歴史ある歯科医院です。一般歯科も併設し一般の虫歯治療、詰め物・かぶせ物(ブリッジやクラウン)、抜歯などの口腔外科処置、小児歯科処置や歯周病治療なども併設の施設で受けることが出来ます。
今や新型コロナウイルスの感染防止対策に欠かせなくなったのがマスクです。
このマスクの常用で気になる記事を先日拝見しました。
「マスクの着用下で口呼吸が増えているようだ」
「慣れない息苦しさから、つい口呼吸になりがち」
との気になる声があるということです。
口呼吸は矯正歯科にとっても非常に良くない症状です。
歯並びを悪くするだけでなく、飲み込み方の異常(異常嚥下癖)や舌のクセ(舌癖)の誘因にもなりますし、それこそ、口呼吸はごみや細菌を取り除く鼻のフィルター機能が働かず、外気がダイレクトの喉に入りますので感染症にもかかりやすくなります。
健康にも美容にも悪い影響があります。
あるところのアンケートでは、各年代でも、マスク使用下では、口呼吸の割合が増加し、とくに10代~30代の若い世代での割合が多かったそうです。
また、これから夏に向かい気温が上昇し暑くなります。もともと夏にマスクをする機会は皆さん少なかったと思います。気温が上がれば、当然、息苦しさからさらに口呼吸が増える可能性があります。
私自身、食事、就寝時以外は、仕事の時も含めほぼ、常時マスクを装着した状態です。時々、意識して注意していますが、口呼吸はしていないようです。
口呼吸の予防策としては、マスクに鼻がスーッとするような「かおり」をつけると良いようです。
ペパーミント精油をりようしたミント系の芳香剤などが良いかと思います。
最近ではマスク用の芳香スプレー(除菌スプレー)もあるようです。
ガムを噛んだり、飴玉をなめたりしても良いかと思います。
口呼吸が習慣化すれば、新型コロナウィルス感染症だけでなく、秋以降に風邪やインフルエンザにも感染しやすくなる可能性も高まります。
どうしても口呼吸になってしまう場合は、時々、マスクを外し鼻でしっかり深呼吸するだけでも、鼻呼吸を意識する習慣が身に付くとおもいます。
今後も感染拡大の可能性はあります。「密」をなるべく避けて、マスクと上手な付き合い方をする必要性があるかと思います。
マスク使用による「口呼吸の習慣」これは、ちょっとした工夫で防げることかと思います。
健康のためにも、歯並びのためにも、ちょっと意識してみてください。
そして、例え感染が小康状態でも、これからは外出時に「ティッシュ」「ハンカチ」などポケットに入れることと同じように「マスク」使用も常用するようするべきかと思っています。
村田歯科医院/村田歯科 横浜矯正歯科センター
村田正人
日付: 2020年5月20日 カテゴリ:ブログ, 全身への影響・健康への影響, 口呼吸, 口呼吸・オトガイ, 感染症, 未分類, 歯並び, 舌の癖(舌癖) and tagged マスク, 予防, 口呼吸, 新型コロナ マスク 感染症, 新型コロナウィルス感染症