アーカイブ: 8月 2025

2025年 日本矯正歯科学会学術大会(札幌)参加について

横浜駅前きた西口徒歩30秒  村田歯科医院(村田歯科 横浜矯正歯科センターです。

 

矯正歯科の診療日程についてお知らせさせていただきます。

大変恐縮ではございますが、

9月30日(火)は 第84回日本矯正歯科学会学術大会 (札幌大会) 参加のため、休診とさせていただきます。

また、その振替診療としまして、9月23日(火・秋分の日)に臨時診療を実施いたします。

(9月23日 診療時間:午前9:30~12:30 午後14:00~17:30 )

 

 

大会期間中の休診、診療日程変更につき皆様にはご迷惑をおかけいたしますが、

何卒、ご理解、ご協力の程を宜しくお願い致します。

 

また、患者様には、日頃から当院の医療活動にご協力いただき、誠にありがとうございました。

 

 

大学医局の先輩、後輩、学会関連でご一緒している先生方と多くの情報交換や発表などを通じ研鑽を積んで参りたいと思っております。

 

これからも生涯研修という気持ちを忘れずに日々精進していきたいと思います。今後ともどうぞよろしくお願いします。

 

村田歯科医院/村田歯科 横浜矯正歯科センター

村田正人

 

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舌側矯正(リンガル)でも顎変形症(外科矯正)治療はできます

横浜駅すぐそばにある。自立支援指定医療機関(更生医療・育成医療)の 村田歯科医院(村田歯科 横浜矯正歯科センター)です。当院では保険適応の矯正治療にも対応できる指定医療機関です。

今回は初診相談でいらした方の質問について説明したいと思います。

時折、こんな相談を受けることがあります。

「受け口を気にしています。おそらく手術が必要なケースかと自分では思っています。装置は、裏側の装置(舌側矯正)を希望しています」

「他院でも相談したのですが、骨格性の受け口で手術が必要なので、裏側の装置(舌側矯正)では治療できません。表側の装置が適応となります。」と・・・・

 

どうなんでしょうか? 当院の見解としては・・・・

「できます!!」☆彡

ただし、保険適応できるかどうかというと・・・・・

舌側矯正装置(リンガルブラケット)を使用した顎変形症治療では、保険適応にて対応する医院はほとんどないと言えるのではないでしょうか?

なぜでしょうか?

 

舌側矯正装置(リンガルブラケット)は、各患者様ごとにほぼオーダーメイドで作製します。

製作にはやや高額は費用がかかります(;^_^A

そして、審美的に見た目を配慮した矯正装置となります。

健康保険では、審美目的の舌側矯正装置の製作費用までは支給されません。

保険適応の場合は、国の税金を利用するため、その病気を治すために最低限必要な費用しか算定されません。

逆を言えば、治療効果としては、その費用(健康保険)で賄える装置や医薬品で十分な治療ができるということです。

あくまで、審美目的の部分は、自費(自由診療)診療となるわけです。

 

以上の理由から、顎変形症(保険適用)治療のケースでは、舌側矯正装置(リンガルブラケット)を適応していないということです。

または、適応していないというクリニックがほとんどということです。

 

また、患者様目線の疑問、質問から考えると・・・・

「舌側矯正装置の製作費は別に出すから、舌側矯正装置で治療してはもらえないんですかあ?」

と・・・・・ これも正確にはダメなんです・・・・

 

矯正装置であるブラケットやワイヤーは、歯ブラシやはフロスのように「物販品」ではありません。

基本的には「医療用具」です。それだけ販売するということは、本来のルールではできません。また、「自由診療分」と「保険診療分」が混ざるので混合診療となります。

 

※ 混合診療とは、保険診療と自由診療を併用することを指し、日本では原則として禁止されています。「保険診療」と「自由診療」を組み合わせて使用する方法のことです。 現在、日本では「必要かつ適切な医療は、基本的に保険診療により確保する」という理念の国民皆保険制度による医療が行われています。 「混合診療」はこの理念にも反するものとして、現在は禁止されています。

 

このようなことから、舌側矯正装置(リンガルブラケット)を使用する顎変形症治療は扱っていない(= 出来ない)という設定をしている矯正歯科医院がほとんどになります。

 

医院にもよりますが、治療自体ができないことはありません

 

当院でも「舌側矯正装置(リンガルブラケット)を使った顎変形症治療」を行ったケースは多々あります。

ただし、すべて自由診療(自費)の費用になってしまいます。

確かに繊細な技術が必要になってしまいます。許容する医院もそれぞれですが、

費用面だけクリアできれば、舌側矯正(リンガル)でも顎変形症(外科矯正)治療はできます。

 

前にも言いましたように当院では舌側矯正での顎変形症治療も対応しております。

舌側矯正(リンガル)での顎変形症(外科矯正)治療について知りたい、治療したい

という方はお気軽にご相談にいらしてください。

 

村田歯科医院/村田歯科横浜矯正歯科センター

 

 

 

 

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金属アレルギー 矯正歯科治療について

横浜駅前にある村田歯科医院です。当院では、村田歯科 横浜矯正歯科センターを併設し、舌側矯正や顎変形症(保険適応の矯正)などにも対応しております。

夏本番の暑さが続いておりますが、熱中症対策も万全にお過ごしください。b-orooro.gifさて、学生さ達は夏休みに突入し、矯正相談にいらっしゃる方も増えてくる時期になりました。

そのご質問のなかで・・・・・

「金属アレルギーがあるのですが、矯正治療はできますか?」

このようなご質問をうけることがあります。

 

脱金属の傾向はあるものの、歯科治療では、金属を使う治療が数多くあります。

一般歯科では補綴物(クラウンやインれーなぞの詰め物)に金属を使うこともあります。

 

矯正歯科では、主な矯正器具のブラケットやワイヤーに金属が使われています。

一般歯科で多く使用されている金属は「金銀パラジウム合金」です。

この金属は銀歯(インレー、クラウン、入れ歯やブリッジ)の材料に使われています。

この金属は合金という様々な種類の金属を混ぜ込んであります。

 

 

歯科矯正で多く使用されている金属は、ステンレス、チタン、ニッケル、コバルト、クロムなどで、様々なワイヤーや装置に金属を使用しています。各金属で利点があり、患者様の矯正の進みによって使う金属が異なります。

 

金属アレルギーの可能性が高いかたは、皮膚科にてアレルギーテストを受けて確認していただく事をお勧め致します。当院で治療開始予定の方は、当院の方からも紹介状をお出しすることは可能です。

アレルギーテストでは、どんな金属に反応するかも詳しくわかるので、使用しない方が良い金属を避けることが可能です。

 

矯正歯科治療の材料で金属アレルギーの原因になりやすいものは、「ニッケル」「コバルト」「クロム」などが多いです。

 

そこで、実際は・・・

 

「金属アレルギーがある、もしくは、可能性がある人は矯正治療ができるのか?」

 

とういう質問ですが・・・・結果から言うと

 

 

「できます」

 

当院では金属アレルギーの方でも安心して矯正治療を受けることができるよう、

金属アレルギー用のブラケットとワイヤーをご準備しております。

矯正器具(ブラケット)では、セラミック製、強化プラスチック製やチタン製のものを使用します。

 

歯を動かす「ワイヤー」では、ステンレス製を主として、ゴムメタル(チタン合金)などの金属アレルギーの方専用のワイヤーを使用いたします。

 

これらの装置や材料を利用することで、当院での患者様の中には金属アレルギーの方もいらっしゃいますが、アレルギー反応を起こさずに矯正治療を行っています。

今までにも重度の金属アレルギーをお持ちの方も無事に治療を終えることができました。

 

少し金属についてご説明させていただきます。

 

<金属アレルギーの原因になりにくいもの>

(ステンレス)

この金属は硬くしっかりしており、歯科矯正の際にワイヤーで使用されています。

アレルギーが出にくいと言われている金属でもあります。

 

(チタン)

この金属は他の金属に比べて特に金属アレルギーになりにくく、

一般歯科治療ではインプラントにも使用されています。その他、代用骨にも使用されています。

 

<金属アレルギーの原因になりやすいもの>

(ニッケル)

ニッケルは、通常は、歯科矯正には欠かせない金属で矯正治療で多く使われています。ステンレスに比べると柔らかく、矯正を始めたばかりの頃のワイヤーに多く使用されています。この金属もステンレスと同様に歯科矯正にて多く使われています。

 

(コバルト・クロム)

この金属もニッケルと同じくブラケットやワイヤーに多く使われています。

その他矯正後のリテーナーなどにも使われる場合があります。

 

当院で使われている金属に関してはステンレス、ニッケル、チタンを多く使用しております。金属アレルギーの方でも安心して矯正治療を受けることができるよう、金属アレルギー用のブラケットとワイヤーを備えています。

矯正治療を金属アレルギーの可能性がり治療するか悩んでいる方、金属アレルギーがあるが一度相談してみたい!という方はお気軽にご相談ください。

 


村田歯科医院 / 村田歯科 横浜矯正歯科センター
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