当院は、横浜駅から一番近い矯正歯科専門の施設です。横浜駅 きた西口徒歩30秒 西口徒歩1分 また、横浜駅東口からも駅の東京寄り「きた通路」を通るとすぐの村田歯科医院内にある矯正歯科専門の「村田歯科 横浜矯正歯科センター」では、矯正専門医による舌側矯正、マウスピース矯正や顎変形症(保険の矯正)などより専門的な矯正歯科治療にも取り組んでおります(矯正専門医常勤)。矯正専門外来は土曜日も診療を実施しております。 同施設内には、一般歯科も併設しており、一般の虫歯治療、詰め物・かぶせ物(ブリッジやクラウン)、抜歯などの口腔外科処置、小児歯科処置や歯周病治療なども併設の施設で受けることが出来ます。
突然ですが
過剰歯をご存知ですか?
過剰歯とは、通常生えてくる歯以外の余分な歯のことをいいます。
(通常は、永久歯では親知らずを含めて32本、親知らずのない方もいらっしゃるので、正確には28~32本です)
それ以外の余分な歯のことを言います。
形は、歯とはいいがたい変形したものから、本来の歯とあまり変わらない形で、状況によっては、歯として使用しまうほどしっかりした歯など形は様々です。
発生頻度は・・・・・
乳歯 < 永久歯
女性 < 男性
と このような感じです。
多く発生する部位というと!
上アゴの前歯の真ん中(正中部)骨の中に埋伏している場合が多く、歯が上下逆転(逆性)や通用通りのはえ方(純性)などがあります。
過剰歯は、歯のはえ方や歯並びに大きく影響する場合が多くあります。
過剰歯が上アゴ前歯の真ん中(正中部)に埋まっている場合(上顎正中埋伏過剰歯といいます)は、過剰歯が前歯の根っこ(歯根)に当たり、正しい歯のはえ方を邪魔してしまい、前歯の歯と歯の間を離解させてしうことがあります。いわゆる「すきっ歯」な状態です。
この場合は、たとえ過剰歯が見えない状態でも、早い時期に抜歯をしたほうがよいでしょう。レントゲンなどの精査によってわかります。時にはCTを撮って位置の確認が必要な場合もあります。
(ただし、永久歯のはえ方や歯並びに影響しない場合は、抜歯せずに経過観察し、一生抜かなくてもすむこともあります。)
上アゴの正中埋伏過剰歯を抜歯するにあたっては、隣の歯との位置関係や付近の動脈・神経などを、事前にレントゲンやCTを撮影するなどして、位置関係を十分把握した上で、慎重に抜歯しなくてはなりません。
このように「過剰歯」は、目に見えない状態で歯並びに影響している場合も少なくありません。見えている場合はなんとなくわかると思います・・・・・
では、患者さんや親御さんは、ご家族やお子さんが、どんな状態なら過剰歯を疑った方が良いか?
前歯部の過剰歯について、目に見える場合と見えない場合で分けて、何例かケースをあげて見ます。
<見えない場合>・・・・(><;)
- 永久歯の前歯が片方だけなかなか生えてこない(両方の場合もあります)
- 永久歯の前歯(特に上の歯の真ん中)が大きく開いている(約3㎜以上)
- 前歯の乳歯が中々生え変わらない
- 永久歯の前歯がかなり斜めに生えてきた(約30°以上)
<見える場合>・・・・・(00;)
- 永久歯の前歯の真ん中に「小さな歯?」のようなものがある
- よーく見て数えてみると、永久歯の前歯の本数が多い(1~2本)
- 永久歯の前歯の裏側にもう1~2本歯が生えている
今回あげたのは、極一部の代表的な場合です。まだまだ、色々なケースはあります。
実際、私が一般歯科医より相談を受け、経験したあるケースでは、レントゲン上、ものすごくうまく?他の歯と重なっているケースがありました。確かにレントゲン上でなかなかわかりません。
そのときは、前歯が片方しか生えおらず!
「 どうしてもおかしいぞ!! 」 「 何かある!! 」
という、疑いが合ったので、違った角度からレントゲン診査をすることで、発見することができました。
このように、発見がなかなかできない場合もあります。
もし、気になる兆候や症状がございましたら、将来の歯並び、咬み合わせのことも考えて、小児歯科や矯正歯科へご相談に行ってみてください。
横浜駅から一番近い矯正歯科専門の施設です。矯正専門医による舌側矯正、マウスピース矯正や顎変形症(保険の矯正)などより専門的な矯正歯科治療に取り組んでおります。
村田歯科 横浜矯正歯科センター 村田正人
日付: 2014年6月24日 カテゴリ:ブログ, 歯並び, 矯正歯科, 矯正治療のタイミング, 過剰歯