顎変形症 手術をしない方がいい? 手術をした方がいいい?
村田歯科 横浜矯正歯科センター 横浜駅前の矯正歯科専門医院 Blog

横浜駅西口から徒歩30秒 村田歯科医院です。

当院は、横浜駅前にて開業50年を迎える歴史ある医院です。

村田歯科医院内にある矯正歯科専門外来の「村田歯科 横浜矯正歯科センター」では、矯正歯科治療を専門に行う歯科医による舌側矯正、マウスピース矯正や顎変形症(保険の矯正)などより専門的な矯正歯科治療にも取り組んでおります。

 

当院では「顎変形症」についてお悩みの患者様も良くご相談にいらっしゃいます。

 

そんな患者様のなかで・・・・

手術した方が、結果が良いですか?

それとも、手術しない方が良いですか?のご質問を受けることがあります。

確かに誰でも顔や顎にズレや非対称はあります。全く対称な顔の方はほとんどいません。

そもそも、積極的に手術をしたい人はいないと思います。((*_*))

いや、そもそも、矯正器具をつけて矯正治療を好んでしたい人もいないと思います。

必要だから、矯正治療を受けるのだと思います。

 

手術についても「必要なケース」だから、手術も併用した矯正治療(外科矯正治療)を行うわけです。

 

診査・診断の結果、歯並びや咬み合わせの治療が必要な状態(通常の矯正治療)に加えて、上下のアゴ、もしくは、上アゴまたは下アゴに著しい骨格的なズレ(骨のズレや変形)を伴っている患者さんには、アゴの手術も併用し正常な範囲への改善が必要となります。

また、指定医療機関で矯正治療を行う場合に健康保険が適応になります。

 

見た目の判断だけではありません。必ず、顎変形症治療(保険適応)の専門的医療機関での診断が必要になります。

 

 

簡単に言うと・・・

①「診断・治療計画上、上下顎の骨格的不調和が顕著で、手術を併用した方が望ましい患者さん」 

②「診断・治療計画上、上下顎の位置が正常範囲内で、手術の必要がない(歯並び・咬み合わせだけが悪い)患者さん」

 

とに分かれるわけです。

その上で、本当は手術が望ましい、「診断・治療計画上、上下顎の骨格的不調和が顕著で、手術を併用した方が望ましい患者さん」 の中で、手術をするか迷う患者さんもいらっしゃるかと思います。

 

そこで「手術した方が良いか?しない方が良いか?」という疑問、質問が生まれてくるかと思います。

しかし、「手術併用が望ましい・・・・」という診断になった方は、根本的に骨格的なズレがあるわけですから、「手術をした方がいい」ということは変わりません。

 

 

しかし、その点(骨格的なズレはあるけども)を分かった上で、

(´;ω;`)ウッ…「手術までは大変そう」

「手術するほどまで気にしていない」

「そこまではしたくない」という・・・・(´;ω;`)ウッ…

 

患者さんの意向で「手術はしないで、矯正治療だけでできるところまで治す」という選択肢を選ぶ方もいらっしゃいます(通称:カムフラージュ治療ともいわれます)。

 

もちろん、この場合は骨格的ズレは治りません。時々、「最近では多用されるようになってきた矯正用アンカースクリュー(矯正用インプラント)を使用すると以前では、外科手術(外科矯正)になったケースも手術なしで、治療できるようになった」

などという記事を目にすることがありますが、「矯正用アンカースクリュー」を使用しても骨格のズレはな治りません。

 

手術併用が望ましい(骨格的ズレが著しい)患者さんが、手術なしで矯正治療を行う場合、あるところまでの仕上がり、治療効果だったのが、矯正用アンカースクリューを併用すると以前の治療効果よりは、より良い仕上がり、効果が得られたということが正しいと思います。手術なしで出来るところまで!ということになります。

いずれにせよ、ご自身がどの程度のズレ(骨格的?歯並び?アゴの関節?咬み合わせ?など)があって、どこまでの改善を望みたいか?納得してか治療を受けていただきたいと思います。

 

当院は、自立支援医療指定医療機関です。外科矯正治療(手術)が必要な場合や骨格の不調はなどを含めて、診査、診断を行っております。

 

村田歯科医院 / 村田歯科 横浜矯正歯科センター 村田正人

 

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