村田歯科医院内にある矯正歯科専門の「村田歯科 横浜矯正歯科センター」(横浜駅 きた西口徒歩30秒 西口徒歩1分 東口徒歩2分)です。 当施設では、矯正専門医による舌側矯正、マウスピース矯正や顎変形症(保険の矯正)など幅広い専門的な矯正歯科治療にも取り組んでおります。 自立支援(育成・更生)指定医療機関のため指定疾患の矯正治療では保険適応になります。
また、同施設内には、一般歯科も併設しており、一般の虫歯治療、詰め物・かぶせ物(ブリッジやクラウン)、抜歯などの口腔外科処置、小児歯科処置や歯周病治療なども併設の施設で受けることが出来ます。
「前歯が出ているのが気になるんです」
「出っ歯を治したいんです」
「子供の前歯が出ているんですが、治りますか?」
などなど、いわゆる「出っ歯」を気にされて来院される患者さんがよくいらっしゃいます。
1本だけ出ている方もいれば、上アゴ自体が出ている方も皆さん様々です。
これらの症状は、 「上顎前突(じょうがくぜんとつ)」と呼ばれています。
その中でも、お子さんの上顎前突の矯正治療に用いられる装置の代表的なものに、ヘッドギアが有ります。これは、かなり昔からあり、シンプルで効果的な装置であるので、今も矯正歯科では良く使用されています。
実際、ヘッドギアにも「ハイプルヘッドギア」「Jフックヘッドギア」「サービカルヘッドギア」など色々なタイプがあり、目的も「上アゴの成長抑制」「第一大臼歯の遠心移動(後方への移動)」「大臼歯の加強固定(固定源の増強)」など、様々な状況により使い分けます。
お子さんの成長期に多くも用いられる用途としては、 「上アゴの成長抑制」です。
通称、6歳臼歯と呼ばれる第一大臼歯にバンドとヘッドギアチューブという装置を介して装着するもので、6歳臼歯が生えたあとに、個々の差はありますが、上アゴが成長してくる7〜11歳くらいまで使用する装置です。
(ちなみに下アゴの成長は、身長が伸びる時期といっしょのため、男女ともに上アゴの方が成長のピークが早いです。)
診断の結果、とくに上アゴが骨格的に大きく予測がされた場合、ヘッドギアの効果をより得られる期間は、小学校低学年〜高学年前期(7~10歳)くらいが最も効果を発現しやすいです。
上アゴの成長が止まってくる小学校高学年(11歳をすぎる頃)になってくると、上顎の成長のピークはすでに過ぎてしまっており、そこから一生懸命に使用してもヘッドギアの効果は弱くなってきます。
成長期のお子さんでは、最も良いタイミングで治療を始めるのが大切です。成人になってからでも矯正治療ができないということではないですが、負担をすくなくより良いを逃さないように、子供の歯並びが気になっている方は、是非、6~8歳くらいまでには矯正専門医へ相談するようにして下さい。
村田歯科医院 / 村田歯科 横浜矯正歯科センター 村田正人