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顎変形症 顎関節症 違い 保険適応

当院は横浜駅から一番近い場所に立地した施設です(横浜駅 きた西口徒歩30秒 西口徒歩1分、横浜駅東口「きた通路」より徒歩2分)。矯正専門医による舌側矯正マウスピース矯正顎変形症(保険の矯正)などより専門的な矯正歯科治療にも取り組んでおります(矯正専門医常勤)。当院は、自立支援(育成・更生)指定医療機関です、適応ケースは健康保険による矯正治療が可能です。また、 同施設内には、一般歯科(平日:10:00~19:00)も併設しており、必要に応じ一般の虫歯治療、詰め物・かぶせ物(ブリッジやクラウン)、抜歯などの口腔外科処置などもあわせて受けることが出来ます。

 

あっという間に、お花見の時期も過ぎてしまいましたね。20度越えの日も増えてきて、あっというまに「GW」そしてあっという間に「夏休み」になってしまいそうな気がします。

ところで、先日・・・・

「口を開け閉めするとアゴが前からガクガク鳴って痛みもあり、年々、曲がってきているので、顎変形症(がくへんけいしょう)だとおもうのですが、保険が効きますか?」

「もう少し、変形しないと保険適応になりませんか?」

というようなご相談を受けることがありました。

 

ん?アゴが曲がってきている?

 

成長期を過ぎて、年々、アゴの骨、骨格自体が曲がってくることは、特殊な場合を除いてありません。通常、上アゴの成長期は7,8歳~12歳くらい、下アゴは身長が伸びる時期と一緒で、身長の伸びが止まれば下アゴの成長も止まります。icon_eek.gifbook.gifup.gif

咬み合わせが悪く歯に負担がかかり、アゴが曲がってきたような咬み合わせに変化してくることはあります。はたまた、アゴの関節(顎関節)自体に問題があり、アゴの関節の骨(下顎頭)が、削れて変形してくることもあります。これは、 「顎関節症」です。

「顎変形症」 と 「顎関節症」  とは全く別の疾患名称です。b-orooro.gif
(病名が似ていて紛らわしいので、ここでは色分けして表示します)

 

「顎変形症」とは、上下の顎の骨のバランスが、前後、左右、上下の色々な方向に著しくずれている場合の状態で、口の中の歯の矯正だけでは、かみ合わせをきちんと治すことができないような、骨格のアンバランスをともなうの不正咬合(歯列不正)をいいます。簡単に言うと、成長するに伴い、上か下のアゴの骨自体に変形や過成長がすでにある状態です。骨自体の変形のことを示します。経年的に変形してくるものを指すわけではありません。

 

「顎関節症」とは、顎関節の痛み、筋肉の痛み、顎の関節の音、運動障害などのアゴの関節の症状の総称です。この場合、悪い咬み合わせのまま経年的にアゴ関節の骨がこすれ削れて変形してしまう場合も含まれます。でもこれは、顎関節の病気であり、顎変形症ではありません。

 

勿論、骨格的なアゴのズレもあり(顎変形症)、かみ合わせや歯ならびも悪く!それらが原因の場合、顎関節症を伴う方でも手術を併用した外科矯正治療を行う場合も多々ありますし、良好な結果を得る場合もたくさんあります。kaeru02.gif

 

勿論、「顎関節症」「顎変形症」 の関連性が確認できているケースでは外科矯正治療が有効ですb-ganba.gif

 

 

しかし、顎関節症の症状は多岐にわたります。矯正歯科治療が、必ずしも顎関節症の解決に直結するとは限らない場合もあります。顎関節症の治療の1つとして、矯正治療が選択される場合はありますが、それが必ずしも顎変形症の治療になるとは限りません。b-orooro.gif

 

もし、顎変形症の疑い(受け口や顎の非対称)があり、顎の開け閉めをするともカクカク鳴ったり、痛むという方は外科矯正治療の保険適応になるかもしれません。でも、あくまで保険適応の矯正になる場合は、顎変形症の治療としての矯正治療です。

 

当たり前のことですが、 「精密検査と機能診断」を行えば、きちんと適応かどうか判明します。

別々の病気の名称、症状であることは覚えておいてくださいねbye03.gif

 

気になる場合は、自立支援(育成・更生)指定医療で、矯正相談を受けてみてください。nurse.gif当院では、かなり多くの「顎変形症」の患者様が通院されています。たま、初診は「無料相談」を行っています。お悩みの方はご相談ください。


横浜駅から一番近い矯正歯科専門の施設です。矯正専門医による舌側矯正、マウスピース矯正や顎変形症(保険の矯正)などより専門的な矯正歯科治療に取り組んでおります。

村田歯科医院 / 村田歯科 横浜矯正歯科センター 村田正人

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口を開け閉めするとアゴの関節が「ガクガク」鳴ります。矯正治療は可能でしょうか?また、治るでしょうか?

症状にもよりますが、基本的に治療は可能です。大きな音がしたり、開けづらかったり、痛みの症状が強い場合は顎関節症(がくかんせつしょう)の疑いがあります。原因は様々で一概に歯並びや咬みあわせが原因とも限りません。この場合、顎の関節に負担の無いように歯列をできるだけ良い状態に治していきます。ただし、顎の関節自体に異常がある場合は、矯正治療のみで治らない場合もあるため、一般歯科や口腔外科とも連携して治療にあたります。

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