カテゴリ: 受け口
村田歯科 横浜矯正歯科センター Blog

外科矯正 顎変形症 治療法

横浜駅前 横浜駅西口から徒歩30秒、横浜駅から一番近い矯正歯科専門の施設です。

横浜駅前の矯正歯科です(一般歯科併設)。横浜駅前にて、開業40年を迎える歴史ある医院です。また、当院は自立支援(育成・更生)医療の指定医療機関です。

横浜駅東口からも駅の東京寄り「きた通路」を通るとすぐの村田歯科医院内にある矯正歯科専門の村田歯科 横浜矯正歯科センター」では、矯正専門医による舌側矯正、マウスピース矯正や顎変形症(保険の矯正)などより専門的な矯正歯科治療にも取り組んでおります(矯正専門医常勤)。

 

先日、ある記事で、ビックリしてしまう内容を発見してしまいました。

 

「外科矯正治療は、美容整形と一緒で人工的な治療です!!」というものでした。

 

だから、「最新の矯正治療では、手術なしで治せます!!」との内容です。

 

ん、ん、ん~・・・・??????

もー!!!!!!こんな感じです。ikari04.gif

 

そもそも!矯正治療を始めるにあたって、「抜歯」をしたい人なんていません!「手術」をしたい人なんていませんよね?

 

できる限り早く簡単に正確に治したいと思います。

それが本音ですよね。私が患者さんであったら、私もそう思います。heart01.gif

 

 

でも、良い治療結果が大切ですし、患者さんも望んでいると思います。やはり、強調したいのが、きちんとした診断のもとに、きちんとした治療方針が選択されているかどうかです

 

ときには、患者さんの要望にも応えかねることもあるかもしれません。でも、目的は1つ!これからの状態を良く保てる状態にすることです

 

断言しますが・・・・・

「外科矯正治療は美容整形とは全く違います!治療計画や治療目標も!!」kaeru04.gif

 

診断の結果、骨格的なズレ(異常)がある場合は、どんな最新の装置を使っても!筋肉の力のような優しい力を持続的に作用させたとしても、そう簡単には骨の形を作り変えることはできません。

 

勿論、アゴの骨の成長期に色々と作用できたら、骨格的なズレにも良い影響を及ぼすことができます。b-ganba.gif

 

でも、外科矯正治療は成長期以降に行うのが通常です。確かに骨はリモデリングといって大人でも常に一定周期で作り変えられていまが、そこまで大きく変形、変化はしません。

手術

 

担当する医師側に最新技術と多分野にまたがる医学知識があったとしても、骨格的なズレがある重度の不正咬合(反対咬合など)は、何でもかんでも手術なしの矯正歯科治療で正しく治せません。

kaeru01.gif

むしろ、多分野にわたる知識があれば、外科手術が必要なケースか?必要でないケースか?正しい判断、診断ができると思います。

 

そこには「正しい診断ものとに骨格的ズレが大きくあるという診断」があるからです、そうでなければ、手術の適応にはなりません。

 

どうしても、「抜歯」はしたくない!「手術」はしたくない!

誰でもそう思うと思います。(←私も)

 

ただ、治療となると色々なリスクもあるかと思います。

 

やはり、きちんとした診断、判断のもとに治療法を選択し、装置を選び、治療を進めていただきたいと思います。nurse.gif

 

村田歯科医院/村田歯科 横浜矯正歯科センター 村田正人

 

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顎変形症 適応 診断基準

横浜駅前の矯正歯科です(一般歯科併設)。横浜駅より徒歩30秒 横浜駅前にて、開業40年を迎える歴史ある医院です

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「私は顎変形症だと思うのですが、保険が適応になりますか?」

「どんな症状があると顎変形症となるんですか?」

「アゴが曲がっている気がするのですが、私は顎変形症でしょうか?」

というようなご相談を受けることがあります。
顎変形症(保険適応)になるかについては、矯正歯科医だけの診断だけではなく、確定診断に至るまでには、色々な過程があります。

 

基本的には、矯正歯科の精密検査を行った上で判断するのが原則です。

検査というのは、顔貌(顔)・口腔内(お口の中)写真撮影、レントゲン写真(頭部エックス線規格規格写真の正面・横2枚、パノラマ)、歯型、顎機能診断という資料
を取り、分析・診断を200~300項目に渡り計測します。

初診時レントゲン

App0002App0001

その結果、骨格的なズレがあると判断(可能性あり)の場合、矯正歯科医が「顎変形症」と診断します。nurse.gif

 

ただ、この時点では「矯正歯科医」側からの診断で、その後、手術を連携、担当する口腔外科医に資料、診断結果および実際の患者様の状態と治療内容を確認していただきます。
そして、相違点があれば双方で修正を行い、治療計画で矯正歯科医と口腔外科医の合致を得られた上で、「顎変形症」の確定診断とし、治療がスタートとなります。

 

ただし、明らかに骨格的なズレがある場合は、ケースによっては矯正歯科医の判断により初診時より保険適応になる場合もあります。

いづれにせよ、連携する口腔外科医との確かな協力体制が必要になってきます。ここが重要です。

 

あとは、医院や院長によって「顎変形症」の治療を請け負う考えや範囲が異なってくる場合があります。b-orooro.gif

 

これについては、手前みそな話で恐縮ですが、以前、医院のブログで書いた記事がありますので、以下をページを参考にしてみてください。

(当院HP:ブログで2015年5月26日の記載内容です、以下URLを貼りました)
https://yokohamakyousei.jp/%e9%a1%8e%e5%a4%89%e5%bd%a2%e7%97%87%e3%80%80%e5%a4%96%e7%a7%91%e7%9f%af%e6%ad%a3%e3%80%80%e4%bf%9d%e9%99%ba%e9%81%a9%e5%bf%9c%e3%80%80/

 

詳細な状態については、やはり実際のお口の中を拝見してみないと推察できないのが正直なところです。すこしでも気になるところがあれば、ご相談にいらしてみてください。

横浜の矯正歯科

村田歯科医院/村田歯科 横浜矯正歯科センター 村田正人

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赤ちゃん 受け口 健診 反対咬合

横浜駅前 横浜駅西口から徒歩30秒、横浜駅から一番近い矯正歯科専門の施設です。

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「健診で1歳の子供が受け口(反対咬合)と言われたのですがどうしたら良いですか?」

「3歳児歯科健診で、受け口だから矯正しなさいと言われたのですが治りますか?」

などのご相談を受けることがあります。

すごく心配されているお母さんお父さんもたくさんいらっしゃいます。

 

はい!治りますb-ganba.gif

 

ただ、ちょっと落ち着いてください!1歳~3歳では、上アゴも下アゴも成長の盛んな時期はもう少し先です。受け口でも「上アゴが問題の場合(劣成長)」もあれば、「下アゴが問題の場合(過成長)」もありあます。

 

原因や症状により、対処法や時期も異なります。

 

私にも小さな子供が居ますし、ご心配な気持ちは大変良~くわかります。ましてや、健診で指摘されたら余計にですよね。

 

ただ、矯正歯科医としての意見は、もう少し様子を見て構いません!とくに下アゴに問題がありそうな場合は、全身の成長が止まるまで安心できない場合もありますし、長い目で見て構いません。kaeru01.gifbook.gif

 

私の考え方としては、小さい頃から受け口(反対咬合)の方は、やはり半年~1年に1回程度の定期的な経過観察(チェック)をおこない、タイミングを見計らって歯並びや反対咬合(受け口)を助長するような癖に対するアプローチから入るのが得策と考えています。

 

お子さんの状態にもよりますが、少々早い方は3~4歳くらい、少なくとも5~6歳くらいまでには筋機能や舌の正しい機能を誘導する簡単な装置を使用できるようになるのが良いと思っています。最初は、取り外し式で簡単なものから入ります。もし、中々使えそうになくても、必要ならトライしてみても良いと思います。

EF

 

長期間の反対咬合(受け口)の状態による、舌の位置、舌の癖、発音や飲み込み方(嚥下)に対する悪影響が心配です。

 

反対の歯並び自体は、まだまだ先でも十分治ります。bye03.gifでも、「癖」は早く治していた方が治りやすいと思います

 

 

よく、歯科医や矯正歯科医でも、従来から一般的言われる言葉として・・・・

 

「前歯4本が永久歯に生え変わってからでも遅くはないです」

「前歯4本が生え変わったな治る場合もあるからまだまだ様子見てもよいですよ」

 

とう言葉があります。私もかなり以前はそう思っていましたが、今は個人的には「前歯4本」が基準ではなく、「年齢で考えた方が良い」と思っています。

 

理由は鼻炎や口唇閉鎖不全のお子さんが増え、結果「口呼吸」のお子さんがふえているからです。昔と今では対処法も違いますし、反対咬合(受け口)も口呼吸の影響を多くうけるからです。

受口3

当院でも1歳児から定期的に経過観察で通院されているお子さんもいらっしゃいます。近々、1歳からきているお子さんが4歳になって、そろそろ装置を入れてみようってお子さんもいます。

 

これから、1歳児健診、3歳児健診で受け口(反対咬合)の指摘をうけた場合は、焦らなくてもよいと思いますが、長期的に考えて、矯正歯科で定期検診を受けて備えておくことをおすすめします。

横浜の矯正歯科

村田歯科医院/村田歯科 横浜矯正歯科センター 村田正人

 

 

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顎変形症 手術方法 上アゴ(上顎)について

当院は、横浜駅から一番近い矯正歯科専門の施設です。横浜駅 きた西口徒歩30秒 西口徒歩1分  また、横浜駅東口からも駅の東京寄り「きた通路」を通るとすぐの村田歯科医院内にある矯正歯科専門の村田歯科 横浜矯正歯科センター」では、矯正専門医による舌側矯正、マウスピース矯正や顎変形症(保険の矯正)などより専門的な矯正歯科治療にも取り組んでおります(矯正専門医常勤)。矯正専門外来は土曜日も診療を実施しております。 同施設内には、一般歯科も併設しており、一般の虫歯治療、詰め物・かぶせ物(ブリッジやクラウン)、抜歯などの口腔外科処置、小児歯科処置や歯周病治療なども併設の施設で受けることが出来ます。

 

さて、先日は、顎変形症の治療において、下アゴの様々な手術法について色々と書かせていただきましたが・・・・・

 

今回は、 「上アゴの手術について」 です

手術3

 

もちろん、手術は全身麻酔でおこないます。上アゴの手術も全ての手術法は口の中からおこない、顔の皮膚を切ることはありません。上アゴに対する手術には次のような方法があります。

 

① Le Fort Ⅰ型 (ルフォーⅠ型)骨切り術

上あご全体の移動を行う方法です。上唇の内側の歯肉を切って鼻の横くらいから水平に骨を切ります。上アゴの骨と歯が一体となって、全体を動かす場合に行います。

上アゴを適切な位置に骨接合用のプレートとネジで固定します。Le Fort 型骨切り術の場合は、切断部位(移動骨片の範囲)で、Le Fort Ⅰ型、Ⅱ型、Ⅲ型の3種類に分類されます。症状にもよりますが、顎変形症の治療では、「Le Fort Ⅰ型」が多く用いられるようです。

上アゴ手術1

 

② 上顎前方歯槽骨切り術 

上あごの前歯部分にのみ問題がある時に多く用いる方法です。まず、主に左右の第1小臼歯(4番目の歯)を抜歯し、その部分の歯槽骨を取り除きます。次に左右の犬歯から犬歯までの6本の前歯を骨ごと切り離し、前歯がついた骨片として、抜歯をして骨を取り除いたスペースに移動させます(後退させます)。適切な位置に移動させた後、チタンプレートとスクリューで固定をします。ガミースマイル(笑うと歯ぐきが多く見える)の治療にも合わせて用いる場合もあります。

 

 

③ 上顎骨側方骨延長術 

上顎骨の幅がとても小さく(狭窄)、特に成人で通常の装置でアーチを広げることができない場合に用います。手術で上アゴの骨の側面、正中(真ん中)、上面を単独もしくは複数個所を組み合わせてカットすることにより、動かせるようにします。手術直後から、上の歯並びの内側には、通常は成長期の患者さんに使う「急速拡大装置」というネジを入れて、手術後数週間以内に1日1/4~1/2mmほどのペースでその名の通り急速に広げていく方法です。広げた後は骨が徐々に出来上がり安定した広い上アゴのアーチが出来上がります。

 

手術はこれらの方法を単独または、複数組み合わせてさまざまな顎変形症に対応します。

下アゴ手術とどうように、どの方法が良いか?下アゴも含め、どのような手術法の組み合わせが良いか?

手術4

やはり適切な診断のもとに決定されます。上下アゴとの関係や術式も考えなくてはなりませんnurse.gif

 

やはり、しっかりとした診断が大切ですbye03.gif

 

村田歯科医院/村田歯科 横浜矯正歯科センター 村田正人

 

 

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顎変形症 手術方法 下アゴ(下顎)について

こんにちは、「村田歯科医院/村田歯科 横浜矯正歯科センター」です。当院は自立支援(育成・更生)医療の指定医療機関です。横浜駅 きた西口徒歩30秒 西口徒歩1分 また、横浜駅東口からも駅の東京寄り「きた通路」を通るとすぐの村田歯科医院内にあります。舌側(裏側)矯正、マウスピース矯正や顎変形症(保険適応の矯正)などより専門的な矯正歯科治療にも取り組んでおります(矯正専門医常勤)。

 

前回は、顎変形症の必要性などについて書きましたが・・・・・今回は、実際にはどんな手術をすることが多いのか?

手術方法(術式)についてです。

手術

 

手術は全身麻酔でおこないます。もちろん入院もあります(平均5日~7日くらいでしょうか)

 

幾つかの手術方法がありますが、全ての手術はお口の中からおこなうため、顔に傷が残ることはありません。大きく分けると、上アゴに対する手術下あごに対する手術、または、上下のアゴ両方に対する手術があります。

顎の骨

今回は、下顎の手術について、代表的な手術法を以下にあげてみます。

(下顎に対する手術)

1.下顎枝矢状分割法(SSRO)

下アゴ全体を移動させる方法で、お口の中から左右の親知らずあたりの頬の内側の歯茎を切って、左右の骨を内側と外側の2枚に分割し、外側の顎関節部分の骨は現在の位置を保ち、歯のついた内側の骨のみを正しい噛み合わせ位置に後方または、前方に移動させます。その後、専用のチタンプレートで内外の骨を固定します。

 

2.オトガイ形成術

下唇の内側の歯茎から切って手術おこないます。下アゴの先端( 「オトガイ」と呼びます)の形態を修正します。この手術はかみ合わせには関係しませんが、他の手術法であごの移動を行った場合の顔面骨格のバランスを整えるために必要に応じて行います。シリコンを入れる美容整形とは異なります。ご自身の骨を移動修正してチタンプレートとスクリューで固定します。オトガイ部が長い患者さんは短く、短い(オトガイが出ていない)患者さんは長くして、バランスを良くします。

 

3.下顎枝垂直骨切術

下顎枝矢状分割法と同じく下あご全体を移動させる方法です。やはり左右の親知らずあたりの頬の内側を切ります。そして顎関節の前の骨を上から下まで垂直に一直線に骨切りします。下アゴは左右の関節部分と歯の植わっている部分の3つに分離します。歯のついている骨のみを正しい噛み合わせ位置に移動させます。この垂直骨切り術はあまりポピュラーではありませんが、下あご単独の受け口や非対称手術では、1回の手術で完了したり、手術時間も短く神経麻痺が出にくいために患者さんの負担も少ないというメリットもあり、好んで行っている病院もあります。もちろん、ケースによって向き不向きがありますから、適切な判断のもと術式を選択します。

 

4.顎骨延長術(がっこつえんちょうじゅつ)

あごの骨が小さい患者さん(小下顎症)の治療などで行われることが多い顎骨延長術は、延ばしたい骨の部分に骨切り線を入れ、そこに埋め込み式の骨延長器を装着します。手術後にその延長器を作動させ、極めてゆっくりとしたスピードで延長を開始します。骨と骨の間は日に日に隙間が空いてゆきますが、やがてそこには新しい骨、神経、血管、筋肉や皮膚が再生します。重度の顎変形症に対する治療で行うことが多いようです。

手術2

 

手術はこれらの方法を単独または、複数組み合わせてさまざまな顎変形症に対応します。

下アゴの主な手術方法をあげてみましたが、どの方法が良いかは、やはり適切な診断のもとに決定されます。上アゴとの関係や術式も考えなくてはなりません。

 

色々とご参考にしてみてくださいnurse.gifもちろん、一度拝見して、それから診断をするのが何よりも詳細がわかるとは思います・・・・・bye03.gif

 

村田歯科医院/村田歯科 横浜矯正歯科センター 村田正人

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顎変形症 外科矯正 保険 

こんにちは、「村田歯科医院/村田歯科 横浜矯正歯科センター」です。

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「顎変形症」「外科矯正」「保険矯正」「保険適応」などなど、保険適応になる矯正に関する用語は、最近では耳にすることが多くなったと思います。

 

当院でも、積極的に「顎変形症」「保険が効く矯正」「外科矯正」など様々な情報発信をしています。

 

ところで、そもそも矯正歯科治療なのに、なぜ手術を受けなければならないのでしょうか?kaeru04.gif

 

歯の噛み合わせに不具合があることを不正咬合(ふせいこうごう)といいますが・・・・。

 

歯並びや歯の向きなどを正しく噛めるように矯正歯科治療にみで治るものを歯性とか歯槽性の不正咬合(しせいふせいこうごう)と呼びます・・・

 

まー、通常の歯並びのみの歯列不正です。これは歯列矯正治療のみで治すことが可能です。

舌側(裏側)矯正

 

しかしb-orooro.gif

アゴの骨が(骨格的)非対称であったり、大きすぎたり、上下で合わない場合であったり、上下のアゴに問題がある場合は、歯列矯正治療で歯の向きを修正しても噛み合わせの不具合を治すことがなかなか出来ません。

 

これを骨格性不正咬合(こっかくせいふせいこうごう)と呼び、「顎変形症」という病名がつきます。

顎変形症3

歯列矯正治療とあごの骨を外科的に修正する手術を併用して治療することにより正しい噛み合わせを得ることが可能です。

 

多くは骨格性下顎前突、上顎前突、開咬、顔面(下顎)非対称、または、呼吸器内科医や耳鼻咽喉科医などからのご依頼により睡眠時無呼吸症候群に対しても適用することがあります。

 

これらを顎変形症の適応と診断され場合に施術されるのが外科的矯正治療といいます。

 

当院は、自立支援(育成・更生)医療の指定医療機関であり、多くの「顎変形症」に悩む患者様もおおく通院されています。b-ganba.gif

 

アゴのズレや骨格的なズレで悩んでいることがあれば、解決できることも多々ありますので、気軽にご相談してください。

 

村田歯科医院/村田歯科 横浜矯正歯科センター 村田正人

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外科矯正 保険適応 顎変形症

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顎変形症3

当院の矯正治療を受診される患者様の中で、外科矯正(保険適応)治療を受けていらっしゃる患者様も多くいらっしゃます。すでに治療を開始していらっしゃる方は、もちろん、治療内容や手順などを十分ご理解の上、矯正治療を頑張っていらっしゃいます。b-ganba.gif

 

ところで、そんな外科矯正が適応と思われる患者様の中にも、誤った情報や広告などを見て、誤った知識や想像で初診・相談にいらっしゃる患者様もいらっしゃいます。

 

そこで、何度か記事にもしていますが、あらためて外科矯正治療(保険適応)についてです。

顎の骨

通常の矯正のみでは治せないような場合に用いられる外科矯正治療、手術を伴う治療なので費用も高額になると思われがちですが、症状や受診医療機関の条件が満たされていれば保険が適応されます。

 

 

保険適応となる条件としては、以下のようなことがありますbook.gifaicon_bbs18.gif

①顎変形症、口蓋裂や指定疾患などの特定の症状であること

保険が適応されるかどうかは、起因する病名や骨格のズレが大きく手術の併用が必要であり、通常の矯正だけでは十分な治療効果を得ることができない場合に限られています。

 

具体的に、上下のアゴそのものが大きく変形している場合や矯正治療だけでは正しい噛み合せを保持することができない、発声・発音が難しい場合などの問題があると保険適応で治せる可能性があります

 

通常の矯正でこれらの問題点を治せるなら保険以前にそもそも外科手術の必要性がありません。そのため、美容目的だけで受けることももちろん保険の適応外となり、費用は全て自費(保険不適応)となります。ga-n01.gif

ですから、手術だけで治すわけではなく、通常の矯正治療(装置の装着)にプラスして、手術が必要とお考えください。

 

 

②治療(保険適応)には、ルールに沿った手順が必要になります。

外科矯正(手術)を行うにも手順があり必ず決めれた手順に沿って

行われます。基本的に、あらかじめ「術前矯正」で歯並びを綺麗に整列した後に手術を行うのでいきなり手術を行うことは保険適応の場合はありません(実際には、「サージェリーファースト」という、最初に手術をしてから、矯正治療を行う方法もありますが、原則、保険適応にはなりまません)。kinoko02.gif

 

③指定を受けた自立支援(育成・更生)医療機関で治療を受ける

保険適応でもう一つ重要なのが治療を受ける病院は厚生労働省の更生医療指定機関という認可を受けている病院でないと保険が適応されないことです。厚生労働省が定めている基準(施設、医師の能力など)を満たしている病院にのみ保険適応が認可されています。futaba.gifnurse.gif

 

④使える矯正装置にもルールがあります。

通常、前歯には白い(透明な)目立ちにくい装置を使えますが、表側の矯正装置を付けることになります。特に、歯の裏側(舌側)など目立たない、審美的な矯正装置には保険適応は難しいとお考え下さい。裏側でも外科矯正治療はできますが、全て自費(保険不適応)となりますga-n01.gif

 

⑤費用としては、どうなのか?

個人差もありますが一般的に保険が適応される場合は、3割負担として、全て(入院費も含)の費用で40~50万円程度となることが多いです。

裏側(舌側)など保険外で外科矯正治療をするとおおよそ180~250万円程度かかる可能性があります。icon_eek.gif

 

以上、外科矯正の場合は通常の矯正に加えて手術という大きな負担もあるので、治療を受けるのならやはりしっかりとした診断のできる自立支援(育成・更生)医療機関で、診断や治療を受けることをおすすめします。nurse.gif

 

 

また、保険適応だから、治療効果が低いということではないのでお間違えのないように、治療効果や装置は通常の矯正治療と同じ効果のものを使います。

 

これまでの内容でご理解できたでしょうか?参考になれば幸いです。

村田 正人

 

村田歯科医院/村田歯科 横浜矯正歯科センター 村田正人

 

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保険が効く 矯正治療 顎変形症

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だいぶ認知はされてきましたが、患者さんの中には・・・・

 

矯正治療でも「保険が効く場合がある」とうのをご存じない方が、まだまだ、いらっしゃるようです。gomen01.gif

 

最近は、 「顎変形症」とうい言葉はだいぶ知られるようになってきましたが、まだまだ、知らなかったという患者さんもいらっしゃいます。

 

「顎変形症」とは、上アゴ、もしくは、下アゴのどちらか、または、その両方の骨の(骨格的な)位置や形態の異常によって、顔貌(顔の形)の変形や咬合(噛み合わせ)の異常を認める状態を顎変形症と呼びます。

とくに、日本人には、下顎前突症(受け口)が最も多い のですが、逆に上顎前突症(出っ歯)といって上顎骨が前に出すぎていたり、また、顔面非対称といって顔やあごがゆがんでいるなど、その病態は多彩です。

顎変形症2 顎変形症4

咬み合わせても、前歯が閉じない開咬(かいこう)という状態でも、骨格的な異常によるものも少なくありません。kaeru04.gifbook.gifup.gif

そして、この「顎変形症」の治療は・・・・・

 

矯正歯科治療では、指定疾患および指定を受けた医療機関では、健康保険が適応になります。

 

当院では、保険が適応になる可能性が、少しでもある場合、「顎変形症」の治療について、説明や治療も積極的に行っています。

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また、実際に保険適応の患者さんも多く通院されています。

 

 

意外と咬み合わせや歯並びに加えて、骨格的なアゴのズレや凹凸があり、保険が適応になる場合も多いように感じます。

顎変形症3

 

もし、気になるところがあれば、自立支援指定医療機関(育成医療、更正医療)でのご相談をおすすめ致します。

 

 

村田歯科医院/村田歯科 横浜矯正歯科センター   村田正人

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顎変形症 装置 ブラケット 

こんにちは、横浜駅から一番近い矯正歯科専門の施設です。横浜駅 きた西口徒歩30秒 西口徒歩1分  また、横浜駅東口からも駅の東京寄り「きた通路」を通るとすぐの村田歯科医院にある矯正歯科専門の「村田歯科 横浜矯正歯科センター」では、矯正専門医による舌側矯正、マウスピース矯正や顎変形症(保険の矯正)などより専門的な矯正歯科治療にも取り組んでおります(矯正専門医常勤)。矯正専門外来は土曜日も診療を実施しております。 同施設内には、一般歯科も併設しており、一般の虫歯治療、詰め物・かぶせ物(ブリッジやクラウン)、抜歯などの口腔外科処置、小児歯科処置や歯周病治療なども併設の施設で受けることが出来ます。

 

 

最近、顎変形症(外科矯正治療)の相談にいらした患者様のなかで、裏側(舌側)矯正で、外科矯正治療を希望される患者様が時々いらっしゃいます。

 

結論から申し上げると・・・・・

 

裏側(舌側)矯正装置でも、顎変形症(外科矯正)の治療は可能ですkaeru01.gifup.gif

ただし、すべて健康保険が効きません、すべて自費診療となってしまいますga-n01.gif

 

健康保険が適応された顎変形症(外科矯正治療)の治療に用いる矯正装置(ブラケットやブレースといいます。以下「ブラケット」と称します。)は、原則、表側の装置を使用することになります

 

 

白色や透明な見えにくいブラケットの使用は、現在の健康保険制度上、何ら問題はありません。b-ganba.gif

フォトフレーム⑤

当院では、顎変形症(保険適応)の治療でも、すべてのケースにおいて前歯の部分は白色または透明なブラケットを用いて外科矯正治療をおこなっています。

 

 

外科矯正治療は、骨格やアゴのズレを手術によって、大きくかみ合わせを変化さ正しくさせる治療です。

 

やはり、手術の時や術前・後に操作性の良い装置を使用しなくてはなりません。また、咬み合わせの状態により、白や透明なブラケットもセラミック製や強化プラスチック製のクリアブラケットなど状況に応じ適切に使い分けを行っています。 kaeru08.gif

 

 

特にクリアブラケットは、治療中に歯と辺りこすれ合うことがあります。こんな時は、歯よりも柔らかい、もしくは同等な硬さを持つという点で、歯の方が削れることのない安全な材質です。

ワイヤー

 

健康保険が適応される治療や制度では、歯科に限らず、様々な医療分野において、治療上必要十分かつ最低限という基準で医用材料費用が設定されています。nurse.gif

 

 

矯正治療の場合でも、ブラケットは金属製が確実かつ必要十分という考え方です。

 

以前はセラミックや強化プラスチックといった白色や透明なブラケットでさえ、保険適応にはなりませんでした(現在はすべて可能です)。

 

国の定めた健康保険適応のルールといった制約のなかでは、現在は、舌側(裏側)矯正のブラケットや白いコーティングワイヤーの使用は、現実的にはなかなか困難な状況です。gomen01.gif

 

何卒、ご理解のほど、お願いいたします。

 

当院でも、何とか患者さんにとっても顎変形症(外科矯正治療)を受けやす医院をめざし、使用材料でも試行錯誤、研鑽を積んで努力してまいりたいと思っております。b-ganba.gif

 

村田歯科医院村田歯科 横浜矯正歯科センター 村田正人

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日本顎変形症学会 参加 

当院は、横浜駅から一番近い矯正歯科専門の施設です。横浜駅 きた西口徒歩30秒 西口徒歩1分  また、横浜駅東口からも駅の東京寄り「きた通路」を通るとすぐの村田歯科医院内にある矯正歯科専門の「村田歯科 横浜矯正歯科センター」では、矯正専門医による舌側矯正、マウスピース矯正や顎変形症(保険の矯正)などより専門的な矯正歯科治療にも取り組んでおります。

矯正専門外来は土曜日も診療を実施しております。 

 

また、同施設内には、一般歯科も併設しており、一般の虫歯治療、詰め物・かぶせ物(ブリッジやクラウン)、抜歯などの口腔外科処置、小児歯科処置や歯周病治療なども併設の施設で受けることが出来ます。

 

 

 

さて、先日、日本顎変形症学会総会・学術大会に参加させていただきました。

 

学会

大変、興味深い内容もたくさんあり、勉強になりました。そして、とても良い刺激になりました。

 

最近では、顎変形症の治療の適応範囲も拡大し、また、症状により様々な術式や技術の進歩、そして何より・・・・・・

 

ネット環境の普及により、 「顎変形症の治療」というものがある!!

 

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という、情報の広がりや認知度の向上が良い影響をあたえているということも話題に上がっていました。

 

また、治療を受ける症状としては・・・・・

以前は、下顎前突症(受口)がダントツに多かったように思いますが・・・・・

 

 

近年では、下顎前突症(受口)についで、開咬症(前歯が咬み合わない)や顎偏位(顎が左右どちらかに曲がっている)など、様々な症状で適応となってきているそうです。

 

私自身もこれから、多様化していく顎変形症の治療に対し、日々精進、研鑽を積んでいきたいと思います。

学 会

 

村田歯科医院村田歯科 横浜矯正歯科センター  村田正人

 

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