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新年のごあいさつ

こんにちは、横浜駅西口から徒歩30秒、横浜駅から近い矯正歯科専門外来と一般歯科の施設を併設した村田歯科医院です。横浜駅前にて、開業47年目を迎える歴史ある医院です。

 

<年始のごあいさつ>

新年が明けて、ご挨拶がだいぶ遅くなってしまいましたが、

🌄本年もどうぞ宜しくお願い致します🌅

2023年1月5日(木) より通常通り、新年の診療を開始しております。

最近では、あまりブログを更新できておりませんですが・・・・💦

 

正しい情報や新しい情報などをできるだけ、発信していきたいと思いますので、今後ともどうぞ宜しくお願い致します。

コロナ、インフルエンザ、そして、これから花粉症など落ち着かない状況が続きますが、くれぐれもご自愛ください。

 

特に受験生の皆様、予防対策は万全にして試験に臨んで下さい。当院に通院中の患者様の中でも、受験期間は通院をお休みしている患者様も多くいらっしゃいます。

是非、晴れ晴れした気持ちで、また通院再開していただけることを祈念しております。

 

 

村田歯科医院/村田歯科横浜矯正歯科センター

村田正人

 

 

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年末年始 診療日程について

村田歯科医院/村田歯科 横浜矯正歯科センター です。当院では院内の新型コロナウィルス感染症対策(COVID-19を緩める事なく、また、患者様用の手指消毒液衣類用除菌剤を受付にてご用意し、日々の診療にあたっています。

 

<年末年始休診のお知らせ>

2022年12月29日(木) ~ 2023年1月4日(水)

まで 年末年始休診日とさせて頂きます。

矯正歯科・一般歯科 共に1月5日(木)より通常診療となります。

数日間休診になりますので、連休の直前では処置内容が限られてしまう場合があります。

矯正歯科診療では、治療期間中の装置の脱離や不具合が起こることが多々あります。

「装置が外れている気がする」

「ワイヤーがささって痛い」

「なんとなく気になる」「装置が動く」

など、 痛みや気になど症状がある場合は、お早目のご連絡☎をお願いいたします。

 

また、年末年始は特に混み合う事が予想されます。

お待たせするなどご迷惑をお掛けする場合がございますが、

 

何卒、ご理解、ご協力の程を宜しくお願い致しますramen.gif

 

当院ご利用の患者さまには、大変ご迷惑をおかけいたしまして申し訳ございません。

 

医院にご連絡の際は、1月5日(木)よりお願い致します。nurse.gif

 

ご迷惑をお掛け致しますが、何卒、宜しくお願い致します。

 

本年度も、若干の規制は緩和されましたが、まだまだ、コロナ渦のお正月となります。

くれぐれも気を緩めることなく、可能な方は、ワクチン接種!!

また、感染予防、ソーシャルディスタンスを意識しつつ、年末年始をお過ごしくださいませ。

 

私も含め医院スタッフ全員で、感染予防に努めたいと思います。

 

村田歯科医院/ 村田歯科  横浜矯正歯科センター
スタッフ一同

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お知らせ ー 学会出席による診療日予定一部変更について ー

村田歯科医院/村田歯科 横浜矯正歯科 です。

だいぶ、秋めいてきましたが、時折、残暑を感じる日もあります。

皆様、熱中症にはまだまだお気をつけください。

 

さて、私事ですが・・・・

学会出席につき、一部診療予定の変更についてお知らせ致します。

10月5日(水)~7日(金)に開催予定の

「日本矯正歯科学会 学術大会」参加のため一部診療予定を変更いたします。

 

 

大変申し訳ございませんが、

10月5日(水)臨時診療実施  ( 診療時間:午前10:00~午後19:00 )

10月6日(木)臨時休診日

10月7日(金)午後より診療実施( 診療時間:午後16:00~午後19:30 )

 

尚、医院は一般歯科は、通常通りの診療を実施しておりますので、ご連絡等々は可能でございます。nurse.gif

 

矯正歯科医にとって、学会出席は非常に大切な意味を持つ研修機会となっております。今後とも微力ではございますが、矯正歯科医療に努めていきたいと思います。

 

迷惑をお掛け致しますが、何卒、御協力、御理解の程を宜しくお願い致しますgomen01.gif

 

恐れ入りますが、何卒、ご理解、ご協力の程を宜しくお願い申し上げます。

 

 

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夏季休診明け 診療予約(8月18日から)について

村田歯科医院/村田歯科 横浜矯正歯科 です。

夏季休診期間中は、長期にわたりお休みを頂き、ご迷惑をお掛け致しました。

本日、18日より通常診療となっております。

 

また、大変申し訳ございませんが、夏季休

診明けは、多くのご予約希望を頂き、ご予約が大変混みあっております。gomen01.gif

本日、18日より診療業務を開始、対応いたします。

特にネットよりご予約いただきました。初診予約の患者様においては、直近のご予約を希望された患者様については、ご希望通りのご予約が難しい場合がございます。

 

恐れ入りますが、何卒、ご理解、ご協力の程を宜しくお願い申し上げます。

 

今後とも微力ではございますが、矯正歯科医療に努めていきたいと思います。

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夏季休診について

横浜駅前にある村田歯科医院です。

新型コロナウィルス感染症の変異株が急速に再拡大していますね。

暫くの間は、「高止まり状態」なのでしょうか?ga-n01.gif

患者様用の手指消毒液、衣類用除菌剤を受付にてご用意し、院内の定期喚起や柔軟な対応を行い、新型コロナウィルス感染症対策を緩める事なく、また、日々の診療にあたっています。

また、当院スタッフも、順次、4回目ワクチン接種を実施しております。

この季節は、台風や熱中症にも要注意ですねb-orooro.gif

 

今回は夏季休診についてお知らせさせていただきます。

<夏季休診のお知らせ>

本年度は矯正歯科、一般歯科ともに同じ日程で休診日とさせていただきます。

 

矯正歯科・一般歯科 : 8月11日(木)~8月17日(水)まで 夏季休診日とさせて頂きます。

 

休診日あけの18日(木)より通常診療となります。

 

当院ご利用の患者さまには、大変ご迷惑をおかけいたしますが、ご理解の程、よろしくお願いいたします。

本年度の夏休みは、久しぶりに行動制限のない夏休みとなりますが、くれぐれも、感染予防を怠らずによろしくお願いします。

 


村田歯科医院
院長・スタッフ

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矯正歯科におけるガミースマイルの治療法について

村田歯科医院 / 村田歯科 横浜矯正歯科です。

来週はもう早いものでゴールデンウィークですね。今年の人出はどうなるのでしょうか?

新型コロナウィルス感染症の感染対策は怠らないようにしていきたいと思います。

ご相談や治療希望で来院された患者様の中で、時折、治療目的で出てくる症状の一つに

ガミースマイル(笑うと歯ぐきが多く見えてしまう現象)があります。

 

特に女性に多いと言われています。なぜなら、男性は口の周りには太いヒゲが多く、皮膚が固いため笑っても唇がめくれにくいと言われているからです。

ガミースマイルにより、見た目があまり良くないと!気にされて来院される方も少なくありません。

 

「二コっと」笑った時に、目安として1番前の上アゴ前歯の歯肉(歯頚部)から歯肉が

3㎜以上見える場合をガミースマイルといいます。

逆に言うと 「1mm~3mm は正常」 と言われます。

ただし、骨格、唇の圧さ、筋肉や人種などによっても基準は違います。またガミースマイルの方の多くのケースが、過蓋咬合(ディープバイト)上顎前突(出っ歯)の傾向にあります。それにより、口呼吸や口唇閉鎖不全(口が閉じにくい)を伴っており、前歯が露出しているために、お口の中が乾燥し唾液による防御効果が薄れ歯肉炎になっていることが多いです。

 ⇒ 歯ぐきが腫れています。

ですから、過度なガミースマイルは見た目だけでなく、お口の中の健康にも影響すると言えます。

歯科矯正のガミースマイル治療には以下に挙げた方法が代表的です。

 

①矯正装置単独(矯正用ワイヤーやマウスピース型矯正装置)による治療

ごく軽度であれば矯正治療単独で改善が見込まれます。

前歯が上方に上がるようにワイヤーにステップを入れたり、カーブを入れたりなどワイヤーを調整することで改善が見込めます。

また、症状によっては、マウスピース型矯正装置と矯正用ゴムを併用して改善する場合もあります。

 

 

②矯正装置(ワイヤー)と矯正用アンカースクリュー(TAD)を併用する治療

通常の矯正用ワイヤーを使用した上で、矯正用アンカースクリューという矯正用のアイテムを使用する治療法です。

ガミースマイルの原因は、上顎の前歯の位置が顔に対して下にあり過ぎることが主な原因となります。ワイヤーだけでは不可能な大きな移動が必要な場合に用いられます。

矯正用アンカースクリューは主にチタン製の小さなネジで、麻酔下にて骨に直接、回しながら埋入します。比較的簡単な場合は、専用器具を使って手で入れます。麻酔も少量で施術中の痛みも無く、腫れもありません。

術後の痛みに関しては個人差があります(鎮痛剤で抑えられる程度)。打ち込んだスクリューの頭部より、ワイヤーやアタッチメントを介して上顎の前歯を上後方に引っ張っていきます。

矯正用アンカースクリューは骨に打ち込むことにより、絶対動かない固定源になることです。

矯正用アンカースクリューがまだ無かった時代には、矯正用ワイヤーのみの治療ではガミースマイルの改善には限度がありました。

 

 

③矯正装置(ワイヤー)と外科手術を併用した矯正治療(顎変形症、上顎前突症)

上アゴの前歯が著しく下がっており、骨格的な要因が影響している場合(歯槽骨という歯が植わっている骨の部分が伸びている場合)は、矯正用アンカースクリュー単独では限界があります。

4㎜以上の移動が必要な場合は、手術の必要性を検討した方が良いかと思います。骨格的な改善が必要なケースは「顎変形症(がくへんけいしょう)」という診断になります。

外科手術を併用したガミースマイル治療の場合には、矯正歯科、口腔外科または形成外科との連携が必要になります。術前矯正を行た後、手術は全身麻酔下、入院は10日前後必要です。

矯正歯科では「自立支援医療機関・顎機能診断施設」の指定を受け、その「指定医」が常勤している指定医院では、健康保険が適応となります。

保険適応の場合、費用面に関してはかなり抑えることができます。

術式により差はありますが、全て最後まで含め約60万前後程度かと思います。また、高額療養費制度も使えるので、多少、費用が戻ってくる可能性があります。

ただし、保険適応には、使用する装置や治療上のルールはあります。

指定医療機関でなくとも手術併用の矯正治療は可能ですが、全て保険適応外(自費)となりますので、約200~300万円程度かかります。サージェリーファーストと言って手術は先に行った後に矯正治療をする場合も自費になります。

保険適用になれば、生命保険が病気として扱ってくれる場合もあり、保険がおりる場合もあります。

代表的な治療法は、以上になります。

 

 

最近、時折、矯正用アンカースクリューを使えばガミースマイルは全て治るような内容を記載した広告や記事を見る場合があります。

矯正用アンカースクリューにも限界があります。確かにアンカースクリューの発展により、以前は不可能だった 治療が可能にはなっておりますが、骨の形や不調和までは変えることはできません。

当院でも、矯正用アンカースクリューを用いた矯正治療の患者様や

外科手術併用(保険適応)の患者様の治療を行うことも多々あります。

ご自身がどのようなタイプのガミースマイルなのか?何をどう治したいのか?治療開始の際にきちんと理解した上で、治療に望んで頂きたいと思います。

 

村田歯科医院/村田歯科横浜矯正歯科

村田正人

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矯正治療が長引く原因や可能性

横浜駅前にある村田歯科医院/村田歯科 横浜矯正歯科 です。

新年度も始まり、半月ほどが経過しましたが、新しい環境には慣れたでしょうか?

新たな気持ちで、矯正治療をスタートしたいと思う患者様もたくさんいらっしゃいます。

 

今回は、これから矯正治療をはじめたい方、または、はじめている方への一情報を思い掲載させていただきました。

矯正治療が長引く原因や可能性についてです。

矯正治療は長期的な治療になります。

まず、矯正歯科の専門的な精密検査を行い、診断・分析後、綿密な治療計画(方針)を立案したとしても、人の体ですから、年齢や状態などで期間や方針にブレが生じます。

ですから、矯正治療ではきちんと立ち返ることができる(方針を確認できる)分析や治療計画が大切になります。

決して、その都度、方針を変える切り貼りした治療は良くないと考えております。

 

 

 

矯正治療が長くびく原因として代表的なものは・・・・

 

①歯の動きが遅い(個人差あり)

歯の動きには個人差があります。顔の骨格パターン、骨の代謝や咬む力の違いによって歯の動き方は変化します。また、咬み方や生活習慣も影響します。また、矯正治療に年齢制限はないですが、骨の代謝は経年的に変化します。年齢によって歯の動くスピードは変わる場合があります。特に初期の歯の移動するまでの期間は年齢が若いほど早く動き出すと言われています。

 

 

②装置が外れることが多い(脱離)

食べ物や食べ方に気をつけないと(通常は、装置装着時に口頭や説明書を用いて注意事項を説明します)、装置が外れることがが起こります。すると、歯が予想外の動きをしたり、治療のステップを再度一段下げる必要性がでる場合があります。当然、その分、治療段階に「寄り道」をすることになります。装置が外れる原因としては、他には「歯ぎしり」「噛みしめ」など、無意識な生理現象による場合もあります。

 

 

③歯磨きをはじめとした口腔ケアと怠ってしまう

矯正治療が始まると、多かれ少なかれ装置(異物)が着きますから、歯磨きはしづらくなります。矯正治療開始時に「ブラッシング指導」を行いますが、歯ブラシなどお口の中の清掃状態が悪いと、当然、虫歯や歯肉炎になりやすくなります。ひどい場合は、一時的に装置を外して、虫歯や歯ぐきの治療が必要になります。

矯正歯科専門医院では一般歯科を併設している所は多くありません。一般歯科の通院も必要になりますし、矯正治療が延びてしまいます。

 

 

④来院の予定が中々合わない

治療をする医院を決める際は、勿論、治療結果や治療に対する安心感が第一だと思います。さらに、担当の先生の説明、診断や人柄など「お願いしたい」と思って決めるかと思います。矯正治療は平均4~6週前後に1回目の通院間隔です(ただし、装置の種類や治療の段階によっても異なります)。当然、その医院の混雑状況により予約が先になる事もあります。きちんとした医院程、予約が取りづらくなる場合もあります。土日や平日の夕方は予約の競争率も高いかもしれません。

「予約が取りづらくてもきちんと治療をしてもらえる医院にしたい」

「多少遠くても、その医院で診てもらいたい」

「仕事や生活スタイルを中心に考え予約が取りやすい医院にしたい」など・・・

ある程度は仕方がない事かと思いますが、ご自身のお仕事、生活スタイルや通院に対する考え方なども医院を決める際に少し考慮することも必要かもしれません。

 

 

⑤お口や舌のクセ(口腔習癖、舌癖)や口呼吸で歯の動きを邪魔している

舌突出壁異常嚥下壁といって。舌が端を押す力で前歯が咬み合ったり、前歯を引っ込める動きを邪魔していることがあります(開咬という状態の方が多いです)。

この舌の動きは、矯正治療を妨げる原因の1つとなります。この舌癖を取り除くには、担当医の指導も下、ご本人の意識も大切ですし、舌の位置を意識するトレーニングであるMFT(舌の位置づけや舌の筋トレ)が重要となります。個々の状況によっては、「舌のクセ」が中々抜けず、治療結果が思わしくない状態になる場合もあります。

 

 

⑥歯が特異的な状態になっている場合(骨性癒着、アンキローシス)

本来、歯と支える骨の間には、歯根膜(歯周靭帯)という膜状の組織があります。その歯根膜の中には歯を動かす細胞が多数含まれております。本来、この歯根膜の反応により歯が移動します。この歯根膜は、歯をぶつけたり、脱臼したりして、強い損傷をうけても比較的正常に修復されますが、時折、骨の細胞が増殖し、歯と骨が癒着してしまう現象(骨癒着、アンキローシス)が起きてしまいます。

この現象は、損傷を受けなくても原因不明に起こることもあります。骨癒着(アンキローシス)は鑑別診断が非常に難しくレントゲンなどからはわかりません。ぶつけた記憶がなく矯正治療を開始してみて初めてわかることもあります。骨癒着(アンキローシス)が起こったら、歯はまったく動きません。また、対応としては、コルコトミ―と言って外科的処置をすることで骨ごと動かす処置を行います。

矯正治療前にあらかじめ過去に歯の外傷がなかったかなど、問診票や口頭で、担当医の先生に教えていただくと治療期間のロスを防ぐことにつながりますし、「もしかすると?」の心構えを持って治療にのぞめるかと思います。

 

その他にも様々な要因があるかと思います。

担当医、また、患者様もスムーズに治療が進み、早く装置が外せることを願っているのは言うまでもありません。

治療計画や治療期間の予測は診断の下に立案しますが、体質や習慣なども含め予測通りに進まない場合もありますので、これらの事を意識したことで治療に向合っていただけると幸いです。

 

今後とも正しい情報提供を心がけていきたいと思います。

村田歯科医院/村田歯科 横浜矯正歯科

村田正人

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ゴールデンウィーク期間中の診療日程について

横浜駅前 にある 村田歯科医院/村田歯科 横浜矯正歯科センターです。

一時期の寒の戻りも緩和され、だいぶ春めいてきましたね。

あっという間にゴールデンウィークも目前になってきました。

今回は、ゴールデンウィーク期間中の診療日程をお知らせさせて頂きます。(4月29日~5月6日の間)

当院の矯正歯科では、以下の日程にて、診療日および休診日とさせていただきます。

<矯正歯科>
診療実施:4月29日、30日
休診日:5月1~5日

矯正歯科は、通常、水・日曜日にお休みを頂いておりますが、本年度は
★4月29日(金・昭和の日)は臨時診療を実施★ 致します。

4月29日の診療時間は、午前9:30~午後17:30となります。

 

痛みや気になる症状がある場合は、お早目の受診をお願いいたします。

何卒ご理解の程をよろしくお願い致します。

 

 

 

 

 

 

尚、5月6日以降は、一般歯科診療は通常通り、実施しておりますので、医院としては開院しております。

 

尚、併設の一般歯科の診療日程は以下のようになります

<一般歯科>・・・暦通り(休診日は通常通り)

診療実施:5月2日
休診日:4月29日、30日、5月1日、5月3日~5日

5月3日~ 5日は、矯正歯科、一般歯科 で数日間休診になりますので、連休の直前では処置内容が限られてしまうことがあります。痛みや気になる症状がある場合は、お早目の受診をお願いいたします。

※ 連休中は、大変ご迷惑をおかけしますが、何卒、ご理解の程をよろしくお願い申し上げます。

 

村田歯科医院 / 村田歯科 横浜矯正歯科センター 村田正人

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クイック矯正? セラミック矯正? ラミネートへニア矯正? それって矯正治療(歯列矯正)なの? 

村田歯科医院/村田歯科 横浜矯正歯科 です。

 

今回は、「矯正歯科治療」について御説明します。

「そんなの知ってます」「わかっています」という方もいらっしゃるとは思いますが・・・・((´;ω;`))))))

「セラミック矯正」「クイック矯正」「ラミネートべニア矯正」

などという文言をネット広告などで時折目にすることがあるかと思います。

 

患者様からのご相談でも・・・・

「セラミック矯正はどうなんですか?」

「ワイヤー使う矯正をどう違うのですか?」

とのご質問を受けることがあります。

 

結論から言うと・・・

「セラミック矯正」「クイック矯正」「セラミッククラウン法」(←造語です)

という矯正歯科治療はありません。

 

対比するために使われることがある「ワイヤー矯正」というのも造語です。

「ワイヤー矯正法」とうい方法があるわけではありません。

「治療初日から理想的な歯並びが手に入る」

「わずかな時間で矯正ができる」

「通院3,4回で終わるクイック矯正」

「短期間で出っ歯が治る」

「短期間で歯並びが美しくなる」

「通院2,3回すぐ終わるセラミック矯正」

「安く、早く理想的な歯並びになれる」

 

などといった表現や宣伝文句も目にすることがあります

 

短時間(2,3回の通院など)で矯正が終わる = 矯正歯科治療ではない!!です

 

きちんとした矯正治療は、歯列不正(不正咬合)が軽度な場合でも最低でも半年以上かかるものなので、魔法や手品のように短時間で終わるという矯正治療は、どう転んでもこの世に存在していません。

 

セラミック矯正とはこのように健康な歯を大幅に削り、補足してその上からセラミックの歯を被せるという方法です。

 

この処置ですと、歯並びの悪い箇所を限界まで削り、そこを隠すために、歯の頭の部分(歯冠)を削りセラミックで覆います。確かに短時間、短期間で見た目の歯並びは良くなります。

 

虫歯など処置の必要ない歯では、限度量以上に歯を削ると歯の寿命が大幅に縮むみます。さらに神経を処置するとさらに寿命が縮みます。

 

セラミック矯正やクイック矯正などは矯正治療ではなく、健康な歯を大幅に削り、場合によっては神経を抜き、上からセラミックを被せる方法です。

歯の根っこ(歯根)の向きはガタガタなままです。

 

当然、早く見た目は良くなるという利点はありますが、その分、歯に伝わる力が負担過重になり、将来的に歯が悪くなりやすい場合などの欠点もあります。

健康な歯を削り、神経を処理ことでアナタの歯の寿命は確実に縮み、若くして総入れ歯になるリスクは非常に高くなります。(← ココポイント★)

 

健康な歯を大幅に削ること、必要のない神経を処置(抜髄)することのリスクを知らずにこの治療を行ってはいけません

もし、この治療法を受ける場合はそうしたリスクやデメリットを理解した上で施術を受けてください。

 

また、削った歯の上からセラミックを被せるということは、被せ物(セラミック)の寿命が過ぎたら、次はまた更に歯を削らなければセラミックを装着できません。

 

どんなに精密な被せ物(クラウン)を入れたとしても、歯を削ったり、神経を摂ることで虫歯のリスクや再治療のリスクが高まります。

必ず、歯と被せ物の間には、接着面(境目)が出来ますし、天然の歯にはかないません。

 

セラミックを使って短時間で白い歯を手に入れるという考えは非常に魅力的です。

綺麗な自分の歯を削ってでも・・・・諸事情により・・・

「どうしても短時間で見た目を綺麗にしたい!」

「どうしても矯正装置を長期つけたくない」

「もともと、虫歯で被せ物(クラウン)や差し歯が口の中に多い」

という方は良いかもしれません。

確かに短時間で治るということはストレスが減るかとは思います。見た目を主目的に治療する審美歯科では精神医学上の大切な役割もあると思います。

「セラミック矯正」は補綴処置といって短時間では治ったように見えます。

しかし、こうした、セラミック矯正のリスクをしっかりと抑えて、それでも尚且つこの方法で治療を行いたいという方には有効な治療だとは思います。

 

歯並び(歯列矯正)で迷っている方は、以下の事を考慮すべきかと思います。

 

・矯正歯科の専門医が居る歯科医院に相談する。

・矯正歯科の精密検査を行える医院である。特に診断にはセファログラム(矯正用のレントゲン)の分析を行う医院であること

・実績は日本矯正歯科学会の認定医や指導医などの歯科医師が治療に当たる事、また、自立支援医療機関の指定を受けた矯正歯科も参考になる。

・もし、セラミック矯正を行いたい場合は、メリット、デメリットもしっかりと話してくださる歯科医を選ぶべき

・通常の表側や裏側(舌側)の矯正装置(ワイヤー矯正)やマウスピース矯正装置などを選択しとして入れる。

 

となります。

 

なるべく矯正器具を着けたくない、今すぐに歯並びをなんとかしたいという気持ちはわかります。そもそも、出来る事なら(必要ないなら)矯正治療をしたいという人はいないですよね。必要だから治療を検討したり、施術を受けたりするものです。

 

 

良くも悪くも様々な情報が溢れている現代だからこそ、メリット、デメリットを含め正しい情報を選ばなくてはいけません。

 

要は、良く情報を吟味し、正しい情報を得て納得した上で治療を受けてください。

矯正歯科治療(歯列矯正)は、原則として自分の歯を使って、歯並びや咬み合わせを治す治療です

 

情報が溢れる時代からこそ、正しい情報が必要です。

今後とも微力ではございますが、正しい情報発信に努めていきたいと思います。

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受口(反対咬合)の治療について

村田歯科医院/村田歯科 横浜矯正歯科センターの村田正人です。

新型コロナウィルス感染症 オミクロン株の猛威がつづきますね。油断せずに1つ1つできる予防策を講じていきたいと思います。

 

先日、「地域の歯科検診で受口を指摘されたので!」

とのことで、お子さんといっしょに相談に来られた方がいらっしゃいました。

そこで「受口」について、症状や治療のタイミングなどについて説明していきたいと思います。

 

まず、受口と言いますと「下アゴが出ている」

真っ先にそういったイメージを持たれる方が多いと思います。

「受口」とは前歯が反対に噛んでいる「反対咬合」の俗称です

前歯が反対に噛んでいる状態は

「下アゴが大きい場合」

「上アゴが小さい場合」

「上アゴが小さく、下あごも大きい場合」

などなど、様々であり治療方針や使用装置も状況に応じさまざまです。

 

日本人には、反対咬合の患者さんが多いと言われています。下アゴだけでなく、日本人は欧米系の方と比較して、上アゴの成長が弱い傾向にあると言われています。

また、アゴや顔の周り(顎顔面領域)の成長傾向は「優性遺伝」です。

親御さんが反対咬合の状態だと、お子さんも反対咬合になる確率が高い傾向にあります。

後にもでてきますが、「骨格性の反対咬合(顎変形症)」の場合は遺伝的要因がとくに強いです。ご両親のどちらも「骨格性の反対咬合」ではなかったとしても、ご親族の中でどなたかいらっしゃれば、その傾向が発現されることもあります。

もし、遺伝的に骨格的な反対咬合ではなくても、上アゴの成長が始まる時期(小学生低学年~)に反対咬合を放置すると環境要因により「骨格的反対咬合」になってしまう場合もあります。下アゴの成長と身長がのびるのは同じ時期です。身長が著しく伸び始める第2次成長期の前に前歯の反対をなくすことがとても重要になります。

 

上記を踏まえて申しますと・・・・

 

ベストは、、早めの時期からのアプローチや経過観察をおすすめします。

遅くとも「9歳」までには治療を始めることが必要とお考えください。

ただ、

「わかっていたけど中々治療するタイミングがなかった」

「かかりつけの一般歯科で指摘されなかった」

「そもそも歯科に行くことがあまりなく放置してしまった」

「成人になったのでもう治らないと思っていた」

等々、諸事情もあるかと思います。

そこで、ご自身やお子さんが、今、どの段階にいらっしゃるのか?段階に分けて目安を挙げてみます。

 

決まりがあるわけではありませんが、以下では段階に応じてわけてみます。

 

第1段階(5~6歳):この時期の反対咬合は、本格出来な矯正治療に入る前の段階です。機能的な装置などを使用して、反対咬合による舌のクセや筋肉のバランスの不調和の改善を試みます。以前は、前歯が永久歯になる時に治ることもあるからまだ早いと言われていた年齢です。今でも「まだ早い」とおっしゃる先生もいるかもしれません。確かに歯並び改善ということでは、自然に治ることもあるかもしれません。しかし、この考え方は古い考え方です。反対咬合が続くことで舌のクセや口腔周囲筋の不調和が助長される可能性が高くなります。クセを治すのは非常に時間がかかる場合もあり、装置が使える年齢になったら、反対咬合は出来るだけ早目に改善する方が良いです。

 

第2段階(6~9歳):この段階では、本格的な矯正治療が必要になります。「第1期治療」や「小児矯正」などと呼ばれます。この時期は、ちょうど上アゴの成長期です(下アゴは身長が伸びる時期に成長します)。特に上アゴが小さい場合の反対咬合はこの時期のアプローチが有効です。アゴのアーチを広げたり、上アゴの成長を利用して上下アゴの不調和を改善していきます。また、上アゴが小さくなくても反対咬合を放置すると上アゴの成長が下アゴに阻まれ、結果、反対咬合ひどくなる場合(骨格性)もあります。必ず、前歯が反対に噛んでいる反対咬合を改善しておく必要があります。

 

第3段階(9歳~成長停止まで):この時期は、「第2段階」にあるように前歯の反対は治します。ただし、この時期は、下アゴの成長期を迎えます。骨格的は下アゴの成長傾向が強い場合(骨格性の反対咬合)は、身長の伸びが止まるまでは油断できません。骨格性の成長傾向が強い場合、一度、矯正治療でキレイに改善されても、下アゴの成長期にまた反対咬合になってしまう場合があります。永久歯での矯正治療開始のタイミングは、成長の経過観察も行いながら決めていきます。もちろん、骨格的な要素が薄い場合は、永久歯交換を見据えて通常の矯正治療を開始します。

 

第4段階(成長停止以降~):永久歯での矯正治療となります。この場合、治療方針としては、2タイプに分類されます。それは「反対咬合が骨格性であるか?ないか?」です。骨格性とは「上下のアゴは正常な歯の角度(歯軸)で対応しきれないほどズレている(上下アゴの骨格が反対)」ということです。これは「顎変形症(がくへんけいしょう)」という診断のもと、通常の矯正治療に加えて、アゴの手術(外科矯正治療)が必要になります。骨格性ではない場合は、歯だけの反対になりますから、通常の矯正治療だけで改善されます。また、「顎変形症」は、指定医療機関では保険適応になります。

 

1点、反対咬合の治療では、注意すべき点があります。

治療段階の項目でも述べたように、状況によっては、何をしても下アゴの成長が抑えられない場合があるということです。

下アゴが成長するときと身長が伸びる時の成長のピークはほとんど同じです。身長が伸びる時に下あごも前に成長してくるということです。

 

子供の頃に上下の前歯の反対咬合をしっかり治しておくとある程度は下顎の成長は抑えることができます。

しかし、下アゴの成長が著しい方(骨格性の反対咬合)は、それでも抑えることができない場合があります。そのため受口(反対咬合)の治療は、ケースによっては、長期間の経過観察が必要な場合も多々あります。

 

ご自身やお子様がどういったケースで、どのようは治療方針が適切なのか?焦らずしっかり治していくことが重要になります。

まとめると・・・・

  1. 日本人は上アゴの成長が弱い傾向にあり反対咬合になりやすい
  2. 反対咬合の治療は早めがベスト
  3. 遅くとも9歳までには治療開始が必要
  4. 骨格性反対咬合の傾向がある場合は長期的経過観察が必要
  5. 遺伝的要因の場合もあり親族でも確認が必要
  6. 骨格性反対咬合の場合でも外科手術併用によりしっかり治せる

 

以上のようになるかと思います。

いずれにせよ、気になるタイミングがあれば、早めの受診をおすすめいたします。

一度、ご相談ください。

 

村田歯科医院/村田歯科 横浜矯正歯科センター

(自立支援医療指定医療機関・顎機能診断施設)

 

村田正人

 

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