咬み合わせ 第二大臼歯 影響
村田歯科 横浜矯正歯科センター 横浜駅前の矯正歯科専門医院 Blog


横浜駅前 横浜駅西口から徒歩30秒、横浜駅から一番近い矯正歯科専門の施設です。
横浜駅前の矯正歯科です(一般歯科併設)。横浜駅前にて、開業40年を迎える歴史ある医院です。また、当院は自立支援(育成・更生)医療の指定医療機関です。
横浜駅東口からも駅の東京寄り「きた通路」を通るとすぐの村田歯科医院内にある矯正歯科専門の「村田歯科 横浜矯正歯科センター」では、矯正専門の歯科医による舌側矯正マウスピース矯正顎変形症(保険の矯正)などより専門的な矯正歯科治療にも取り組んでおります。

皆様、矯正治療を考えたとき・・・・
「前歯の隙間が気になる」
「八重歯が気になる」
「前歯が出ている「前歯がガタガタ」

などなど、前歯の事ばかり考えてはいませんか?
勿論、そのお気持ちもわかる気がします・・・・

ただし、咬むということは、奥歯の位置が非常に大切で、咬み合わせは全身の健康に影響します。そこで今回は、「第二大臼歯(親知らずの手前の歯)」の重要性についてです。book.gifkaeru01.gifup.gif(ココ、ポイント)
一般的に第二大臼歯は、「12歳臼歯」と呼ばれるように、およそ10~12歳で生えてくると言われています。

しかし、近年、17~19歳ごろの年代においても第二大臼歯が生えていなかったり、半分程度の生え方で留まるケースが多々報告されています。

明確な原因は明らかにされていませんが、顎や歯の大きさなどとの関連性が大きいようです。

 

そんな中、ある報告では、その第二大臼歯の生え方に異常がある方は、全体の咬み合わせ自体に異常が多いという研究結果が報告されています。

生える方向への障害や生えるためのメカニズムの欠損が原因としてあるのではないか?ということです。

咬み合わせに異常があることで、第二大臼歯の前後に歯が生えるスペースがなく、生える方向への障害が生じたものではないか?ということです。

私も日常の診療の中で、この「第二大臼歯の位置異常(生え方の異常)」を目にすることが、特に最近多くなったように感じます。

とくに、咬み合わせや歯自体に障害を起こしやすい「すれ違い咬合(鋏状咬合やシザースバイトといいます)」の状態です。

これらの機能的な問題に対しを早く対処しておくことにより、少しでも正しいアゴやかみ合わせの成長を促すということができます。

 

咬み合わせや周囲の筋肉のバランスを正常にすることで、適正な時期や位置に歯が生えるように促すことができます。また、第二大臼歯の生え方が悪いと周囲の歯の歯周病に影響を及ぼす可能性もあります。歯周病は中・高年層ばかりの病気ではありません。

第二大臼歯の正しい生え方は、咬み合わせばかりでなく、あらゆる歯の疾患予防にもつながると言えます。

 

どうしても、前歯の歯並びばかりを気にしがちになってしまうかと思いますが、今一度、奥歯の生え方も気にしてみてください。

そして、お口を開けた時の並び以外に、咬み合わせた時の奥歯の咬み方、位置も気にしてみてください。kaeru01.gifup.gifbook.gif(←ココポイント)

今まで気づかなかった、奥歯の位置異常が見つかるかもしれません。

何か変じゃないか?と思ったら、矯正歯科の専門医に相談にいらしてみてください。

村田歯科医院/村田歯科 横浜矯正歯科センター 村田正人

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