カテゴリ: 口呼吸
村田歯科 横浜矯正歯科センター Blog

花粉症 歯ならび

当院は、横浜市西区にある横浜駅(きた西口徒歩30秒、西口徒歩1分)から一番近い矯正歯科専門の施設です。 村田歯科医院内にある矯正歯科専門の「村田歯科 横浜矯正歯科センター」では、矯正専門医による舌側矯正、マウスピース矯正や顎変形症(保険の矯正)などより専門的な矯正歯科治療にも取り組んでおります(矯正専門医常勤)。矯正専門外来は土曜日も診療を実施しております。 同施設内には、一般歯科も併設しており、一般歯科治療をはじめとし、抜歯などの口腔外科処置、小児歯科処置や歯周病治療なども併設の施設で受けることが出来ます。

 

 

早いもので、もう、2月最後の日曜日ですね。今日は、家族で

「烈車戦隊 トッキュウジャー」

のショーを見に行ってきました。大人気らしく倍率の高い抽選で当たったそうです(嫁より)。

 

息子は「トッキュウ6号」が大好きで、6号のコスプレ服で来場しましたb-ganba.gif

トッキュウジャー

 

 

大学病院(常勤)時代は、東京ドームの近くに住んでいたので、帰り道に良く通りました。

すごく懐かしく感じました・・・・・

 

いまも、月に何日かは大学病院に出向いてるんですけど、なかなか御茶ノ水から新宿方面には行く機会がなくて・・・・densya.gif

 

3月となれば、いよいよ春も本番ですね。早く暖かくなるといいですね。

 

それにともない、あの嫌なものも本番naku02.gif

 

そう! 「花粉」です・・・・・

 

花粉症の方にとっては、老若男女問わず大変な季節です。

 

私も3、4年ほど前にデビュー済みです。b-gaaan.gif

 

最近では、子供の頃に花粉やハウスダストなどによるアレルギー性鼻炎になっているお子さんも多いと思います。

 

なかなか、想像がつかないと思いますが、アレルギー性鼻炎も歯ならびに悪い影響を及ぼすことが多々あります。

 

鼻の症状が直接関与するのではなく、原因は鼻づまりによる口呼吸ですga-n01.gif

 

鼻がつまって、鼻呼吸が困難になるとお口で呼吸をすることになります。食事をしたり、会話をしているとき以外でも、寝ているとき、おきているとき、昼夜を問わずお口が開いている状態です。

特にこのような状態が、アゴの成長や歯の交換が著しい5~10歳!!

 

このような症状が起きますと奥歯のかみ合わせが高くなりbikkuri01.gif

 

上下の前歯が出てきたり、かみ合わなくなります。

 

顔は比較的、面長な傾向が出てきます。

 

そして、状況によっては、かみ合わせても前歯がかみ合わない

 

「開咬」という状態にもなり、飲み込み方がおかしくなってしまいます(異常嚥下)。

 

そして、舌の癖も著しい場合は、前歯の負担が大きく前歯の「歯根吸収(歯の根が短くなる)」も起こしかねませんicon_cry.gif

 

アレルギー性鼻炎、花粉症など口呼吸には要注意です!nurse.gif

 

鼻づまりがひどい場合は早めの耳鼻咽喉科の受診が必要です。

 

勿論!

ケース バイ ケース です!!

 

そして、さらに鼻づまりがないにも関らず、お口で息をすることが癖になっているお子さんも居ます(口唇閉鎖不全)。

 

そして、それを気にしない親御さんもいらっしゃいます。ga-n01.gif

 

できるだけお鼻を使って息をするように「お口を閉じて」って言ってあげてください。そして、是非お父さんお母さんも口呼吸を気にしてください。

 

多くの場合、本人はお口が開いていることに気付いていませんから周りが気付かせてあげないといけません。

 

ご参考にしてみてください。bye03.gif

 

ほんと!口呼吸は歯ならびに大きな悪い影響があります。

 

横浜駅から一番近い矯正歯科専門の施設です。村田歯科医院内にある矯正歯科専門の「村田歯科 横浜矯正歯科センター」では、矯正専門医による舌側矯正や顎変形症(保険の矯正)などより専門的な矯正歯科治療にも取り組んでおります。

村田歯科医院村田歯科 横浜矯正歯科センター  村田正人

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お口の乾燥 ドライマウス 歯ならび

当院は、横浜駅から一番近い矯正歯科専門の施設です。横浜駅 きた西口徒歩30秒 西口徒歩1分 また、横浜駅東口からも駅の東京寄り「きた通路」を通るとすぐの村田歯科医院内にある矯正歯科専門の「村田歯科 横浜矯正歯科センター」では、矯正専門医による舌側矯正、マウスピース矯正や顎変形症(保険の矯正)などより専門的な矯正歯科治療にも取り組んでおります(矯正専門医常勤)。矯正専門外来は土曜日も診療を実施しております。 同施設内には、一般歯科も併設しており、一般の虫歯治療、詰め物・かぶせ物(ブリッジやクラウン)、抜歯などの口腔外科処置、小児歯科処置や歯周病治療なども併設の施設で受けることが出来ます。

 

早いもので、1月も1/3を過ぎようとしています。正月気分も抜けて、通常の生活に戻りましたね。

しかし、寒さや乾燥はまだまだ続きそうですね。風邪やインフルエンザにもお気をつけください。

 

さて、私も最近よく喉が渇きます。乾燥のせいでしょうか?

 

一時的なお口の乾燥なら、水分補給などで収まると思いますが、いろいろな病気と関係しているものもあります。

 

お口の乾燥で、代表的なのが「口腔乾燥症」です。いわゆる「ドライマウス」というものです。

 

「ドライマウス」とは、お口の中の乾燥感や唾液の分泌量が低下することによって、お口の中が乾燥してしまうことを言います。

 ドライマウス

ドライマウスを伴う人口は、年々増加傾向にあり、推定700~800万人、その予備軍は3000万人前後とも言われています。

 

その原因としては・・・・・・さまざまなものがあります。

  1. 腎臓疾患・糖尿病など
  2. シェーグレン症候群
  3. 唾液腺の病気(唾液腺の炎症・腫瘍など)
  4. 脱水
  5. 喫煙
  6. 加齢
  7. 口呼吸
  8. ストレス
  9. 服用薬や治療の副作用

などが挙げられます。中でも最近では、ストレスは大きな原因の1つと言われるようになってきています。

 

ドライマウスの症状としては・・・・・

  • お口が渇く
  • お口の中がヒリヒリする
  • 変な味がする
  • 味がわからない(味覚障害)
  • 食べ物が飲み込みづらい
  • 喉が渇く
  • お口の中がネバネバする

 などの症状が現れます・・・・・・bikkuri01.gif

 ドライマウス2

では、ドライマウスが及ぼす様々な影響はどのようなものがあるのでしょうか?

  • 虫歯になりやすい
  • 歯周病になりやすい
  • 口臭がでる
  • 発音障害
  • 味覚障害
  • 食欲低下
  • 口腔粘膜の病気になりやすい(口腔カンジダ症など)
  • 睡眠不足
  • 栄養不良

などを生じやすくなりますga-n01.gif

 

そして、実は歯ならびもお口の乾燥には関係しています。

もちろん、全身的な病気が関係している場合は、そちらの治療が第一選択になります。

 

歯ならびとの関連で、重要なのが「口呼吸」です。

 

お口を閉じようとしても、中々閉じづらく!すぐに開いてしまうような歯ならびやかみ合わせ、そして、多いのが蓄膿症や重度の鼻炎などの「鼻咽腔疾患(鼻づまり)」をともなっている状態です。

お口の乾燥が生じやすい状態や歯並びで主な症状は・・・・・

  • 上顎前突(著しい出っ歯)
  • 上下顎前突起(上下で口元が出ている)
  • 開咬(咬んでも前歯が閉じない)
  • 重度の鼻咽腔疾患がある(鼻づまり)←口呼吸
  • 下顎後退症(下あごが小さい、後ろに下がっている)

 

などが挙げられます。要は口が開き易い状況になっているという事です。

こういう場合は、やはり矯正治療が必要になります。あわせて、お口の周りの筋肉のリハビリも必要になります(筋機能療法)。

 

もし、お口が渇きやすいなどの症状を感じていましたら、「矯正歯科」でも治療の一助になる場合があります。

 

気になることがあれば矯正歯科も受診してみてください。

 

横浜駅から一番近い矯正歯科専門の施設です。村田歯科医院内にある矯正歯科専門の「村田歯科 横浜矯正歯科センター」では、矯正専門医による舌側矯正や顎変形症(保険の矯正)などより専門的な矯正歯科治療にも取り組んでおります。

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歯並び 口が開いている 舌の位置 

当院は、横浜駅から一番近い矯正歯科専門の施設です。横浜駅 きた西口徒歩30秒 西口徒歩1分  また、横浜駅東口からも駅の東京寄り「きた通路」を通るとすぐの村田歯科医院内にある矯正歯科専門の「村田歯科 横浜矯正歯科センター」では、矯正専門医による舌側矯正、マウスピース矯正や顎変形症(保険の矯正)などより専門的な矯正歯科治療にも取り組んでおります(矯正専門医常勤)。矯正専門外来は土曜日も診療を実施しております。 同施設内には、一般歯科も併設しており、一般の虫歯治療、詰め物・かぶせ物(ブリッジやクラウン)、抜歯などの口腔外科処置、小児歯科処置や歯周病治療なども併設の施設で受けることが出来ます。

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最近では、お口を開けっ放しのお子さんが多く居るように思います。

花粉症やアレルギー性鼻炎なども多いことが原因のようにも思います。

口呼吸  

また、お口を開けたままの状態が、鼻は悪くないが、クセになっている子供さんも居るように思います。

 

「口唇閉鎖不全(こうしんへいさふぜん)」 という状態です。

 

昔は良く!口を開けっ放しにしてると怒られ!

「口を閉じなさい!」という親御さんも多かったように思います。

実は、 ↑これ! 理にかなっています!

 

 

 口唇閉鎖不全 = 口呼吸(くちこきゅう) 

口呼吸(くちこきゅう) = 低位舌(ていいぜつ)

低位舌(ていいぜつ) = 歯列不正(上下顎前突、開咬や下顎前突)

 

こんな連鎖がなりたってしましまいますga-n01.gif

 

ちなみに低位舌とは、舌の力が弱く、常に舌の位置が下の歯についていて、発音も良くない状態です。

 口呼吸 

 

 

皆さんはよく歯並びばかりに目が行ってしまいがちですが、歯並びを悪くする原因のひとつに「舌の位置」「周りの筋肉のバランス」が影響している事を知らない方が多いように思います。

 

歯並びや噛み合わせは、ある意味「ハード」な部分です。装置を着けて、しっかりした診断のもと治療をすれば治ります。

舌、筋肉や噛み方などの癖や位置はある意味「ソフト」な部分です。

どちらも矯正治療を行う上で重要ですnurse.gif

 

 

装置を着けて、歯並びを治したとしても、その原因のひとつに舌の癖などがあれば、そこも治さないとキレイになった歯並びがまた悪くなってしまう可能性が高くなります。

 

そして、「癖」は大きくなればなるほど治しにくくなってしまいます。

 

小さいお子さんをお持ちのお母さん、お父さん!

 

歯並びのチェックも大事です!一緒に舌の位置や癖を日頃から注意して見ててください。口を開けっ放しにしてないかも・・・・・

 

そして、心配でしたら、矯正歯科を受診することをオススメします。

 

最近では、まだ本格的な矯正を始めるにはまだ時期が早いけど、「前処置」や「プレ矯正」と称し(正式に名称があるわけではないですが・・・・)

T4K trainer ムーシールド2 

舌の位置やお口の周りの筋肉を良い状態にしておく、「トレーナー(機能装置)」などを早めに使用しておき、早い段階で悪い癖を良い方向に誘導しておこうということを行なっています。

 トレーナー

先ほどの「ソフトな部分」を先に対処しておくという考え方です。

うまくいけば「ハードな部分」歯並び・噛み合わせを治すだけですし、状態によっては、本格的な矯正治療そのものが不要になることだってあります

 

前処置」や「プレ矯正」については、また、後ほど発信したいと思いますbye03.gif

 

 

横浜駅から一番近い矯正歯科専門の施設です。矯正専門医による舌側矯正、マウスピース矯正や顎変形症(保険の矯正)などより専門的な矯正歯科治療に取り組んでおります。

村田歯科 横浜矯正歯科センター 村田正人

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前歯がかみ合わない 開口 オープンバイト

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最近、矯正歯科医として、診療に従事していて、思うことがいくつかありあます。sそして、最近増えてきたなあ・・・・と思う症状もあります。

そのひとつとして、今回は「開口」(専門的には「開咬」「オープンバイト」)についてです。

 

歯並びが「ガタガタ」していたり(叢生)・・・・・

「出っ歯」のように歯が出た状態であったり・・・・・

前歯が反対のいわゆる「反対咬合」であったり・・・・

 

歯並びが良くない状態(不正咬合)であることに関してはご存じの方も多いと思います。

 

口呼吸4(←この状態は比較的開いています)
しかし、前歯が咬んでいない状態が不正咬合であることまでご存じの方は少ないようです。とくに、開いている量が少ない場合はなおさらです。

 

このような「前歯が咬んでいない状態」を

「開口(かいこう)」または「オープンバイト」と呼びます。

 

「出てる」「引っ込んでる」「反対」「ガタガタ」など、意外と見てわかり易い不正にはくづくのですが、「開いている」という状態は気にしないかたもいらっしゃるようです。

さらに「開口」の状態の方は、意外と上アゴの前歯はガタガタが軽度なこともあるので、なおさらでしょうか?

 

もちろん、前歯がかみ合わないから、「食べ物や麺類が噛めない」などの具体的な症状を気にして来院される方もいらっしゃいますが・・・・・

 

歯並びが、デコボコだと歯磨きがしづらくなり、磨き残しが出てくるため、歯周病などにかかりやすくなってしまいます。そして、将来的に歯を失ってしまう可能性が高いといわれています。

 

しかし、厚生労働省の調査では、「開口(かいこう)」または「オープンバイト」の人の方が将来的に歯を失う可能性が高いという統計bikkuri01.gifがあります。

 

これは、歯に対する負担が多く、特に前歯の根(歯根)が短くなる傾向、

または、ガイドといって前歯の役割のひとつが、全く機能していない!

など、様々な悪い状態が続いているからです。

 

また、噛みきれないため、胃の負担も大きくなります。

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開口の方は、「異常嚥下癖」「口呼吸」や「舌突出癖」という良くない飲み込み方を必ず持っています。そうでないと、食べ物や飲み物が飲み込めないのです。

 

これらは、患者さんにとっては、無意識です!でも、確実に歯には負担をかけています。

 

前歯が噛みきれない「開口」、多かれ少なかれ気になるようなら・・・・・

 

今一度チェックしてみてください。

 

そして、矯正歯科で、どんな状態かチェックすることをオススメします。

 

横浜駅から一番近い矯正歯科専門の施設です。「村田歯科 横浜矯正歯科センター」では、矯正専門医による舌側矯正、マウスピース矯正や顎変形症(保険の矯正)などより専門的な矯正歯科治療にも取り組んでおります。

 

村田歯科 横浜矯正歯科センター 村田正人

 

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歯が出ている  口が閉じにくい 出っ歯

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ここ数日、大寒波到来ですね。皆さん風邪は引いていらっしゃいませんか?

 

風邪で鼻が詰まるとどうしても「口呼吸」になりがちですね・・・・・

 

口呼吸が癖になると、お口が閉じづらくなり、いつも「ポカーン」と口をあけた状態になります。

特に、上アゴの成長期(7,8歳~10歳)にあるお子さんは、今後、いわゆる「出っ歯」をつくるひとつの誘因になってしまうこともあります・・・・

 

 

そこで今回は、「出っ歯」さんについてです。

( わかりやすい言葉として言ってるつもりなのですが、なんだか「出っ歯」!というとなんか、言ってる方の印象悪いので「さん」をつけておきます )・・・・・・・・m(。。)m(笑)

 

 

出っ歯さんとは、正式には「上顎前突」といい、幼児期の噛み合わせの異常で、よくみられるものの1つです。

みなさん、 「出っ歯」さん!ときくと・・・・まず、どんな印象をイメージしますか?

 

 

「歯が出ている」「口元が出ている」・・・・(><;

やはりそんなイメージでしょうか?

やはり、見た目の前歯の部分をイメージしてしまうからでしょうか?

 

 

実は「出っ歯」さんといっても、そのタイプは様々です。

 

わかり易く簡単に言うと、以下のようなタイプに分けることができます。

  1. 上アゴの前歯(前歯のみ)が出てい場合
  2. 上アゴの前歯と骨格も前に出ている場合
  3. 上アゴは正常だけど、下アゴの前歯が引っ込んでいる場合(お口の内側に倒れている)
  4. 上アゴは正常だけれど、下アゴの骨格が小さい場合(下アゴの劣成長)

 

どれも、見た目は前歯は「出っ歯」さんに見えるはずです。しかし、タイプにより、原因や治療法も異なってきます。

 

原因もたくさんあります

 

  1. 乳児気からの指しゃぶりによる影響
  2. 舌・唇や飲み込み方の癖によるもの
  3. 口呼吸の影響によるもの
  4. 鼻の疾患(鼻づまり)などによるもの
  5. 遺伝的なもの
  6. 上記の原因が複雑に影響しあったもの
  7. 原因不明のもの

など色々です。

 

そして、「出っ歯」さんの場合、意外と前歯の歯並びはガタガタが少ないことがありあます。

 

そう!そこで治すべき「出っ歯」さんを見逃してしまう事があります。

 

みなさんは、「歯並び悪い」「かみ合わせが悪い」というと、

 

前歯の並びが「ガガタガタ」

 

と連想してしてしまいませんか?前歯の並びだけ見てませんか?

そういった先入観が意外と多いということです。

 

前歯の並びが綺麗(特に上アゴ)だから矯正は必要ない?それは、間違った先入観です。

 

矯正治療で通院中で、お子さん連れの患者さんの中にも・・・・

「ウチの子は、歯並び綺麗だから矯正は必要ないですよね~」

 

(診てみると)

 

確かに並びだけは綺麗です・・・・・

一応、口元の出具合もまあ、正常範囲です・・・・・

 

ただ、噛んでもらうと上下の前歯がかみ合いません。ツバをゴックンしてもらうと、舌の癖もあります!

 

 

なんてこともあります。

 

このように、皆さんが見落としがちなのが、歯並びだけをみて「歯並びが良い」か「歯並びが悪い」かを判断してしまいがちという事です。

 

そこで簡易的ですが、簡単なチェック項目をあげてみました。

  1. 横からみて、噛んだとき上下の歯の先端の位置が前後的に多く離れていないか?(約3㎜以上)
  2. 横から、または、前からみて、噛んだときに上下の歯の先端が深く噛みあわさっていないか?とくに前からみて、下の前歯が半分以上隠れてしまっていないか?
  3. 噛んで唇を閉じた状態を横からみたとき、唇の先端が鼻の先端より前に出てないか?
  4. 噛んで唇を閉じた状態を前からみたとき、下唇のした(アゴの部分)に「うめぼしのようなシワ」ができていないか?

 

そして、「出っ歯」さんの場合の矯正治療は、とくに治療開始のタイミングが非常に重要です。

 

 

それは、上アゴの成長が早い時期に始まるという理由がありあます。

 

 

具体的な治療は、少なくとも小学校1~3年生ぐらいまでには始めるほうがスムースに行く場合が多いです。

 

「出っ歯」さんかなあ?・・・・・と

 

お子さんの噛み合わせが気になるようならば、少々早いかな?とおもっても、6~7歳ごろには矯正歯科を受診してください。

 

 なんども言っておりますが・・・・・・・(汗)

 

また、まだ、実質的な矯正治療をはじめるには早いとしても、お子さんがどのタイプなのか?確認できます。その後のケアもできます。状態がわかっていれば、親御さんの不安も取り除けます。

 

 

一度、お子さんの歯並び、是非チェックしてみてください。

 意識して見てみるといろんなことがわかると思います。

 

 

 村田歯科 横浜矯正歯科センター  村田正人

 

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前歯が開いている 開咬 

当院は、横浜駅から一番近い矯正歯科専門の施設です。横浜駅 きた西口徒歩30秒 西口徒歩1分  また、横浜駅東口からも駅の東京寄り「きた通路」を通るとすぐの村田歯科医院内にある矯正歯科専門の村田歯科 横浜矯正歯科センター」では、矯正専門医による舌側矯正、マウスピース矯正や顎変形症(保険の矯正)などより専門的な矯正歯科治療にも取り組んでおります(矯正専門医常勤)。矯正専門外来は土曜日も診療を実施しております。 同施設内には、一般歯科も併設しており、一般の虫歯治療、詰め物・かぶせ物(ブリッジやクラウン)、抜歯などの口腔外科処置、小児歯科処置や歯周病治療なども併設の施設で受けることが出来ます。

 

風邪が流行っていますね。

 

お鼻がつまりやすくなるこの時期!

お口が開いて、口呼吸になっていませんか?

 

この口呼吸、慢性的になると歯並びにも色々と影響します。

 

その中のひとつに「開咬」という症状があります。口呼吸によって引き起こされた、舌の癖や飲み方の癖などによるものです。

 

そこで今回は、「 開 咬 」についてです。

 

開咬とは、カッち!っと噛んでも前歯が噛み合わず開いた状態のことを言います。

 

他に前歯は噛みあっているのに奥歯が噛みあっていない開いた状態も開咬です。

 

開咬kao02.gif

開咬は発音の弊害、食べ物が上手く食べられないなどの弊害をもたします。

 

口呼吸以外にも、よくある原因としては、「おしゃぶり」や「指しゃぶり」、または、「舌の癖」やそれらが複雑に関係したものなど様々です。

 

そこで、原因のひとつの 「指しゃぶり」と「おしゃぶり」について・・・・

 

まず、乳幼児期の指しゃぶりは開咬の大きな原因の一つです。口に入れた指によって上の前歯がだんだん前へ押し出され、下の前歯は内側に傾き、前歯の噛み合わせを悪くし、結果開咬へとつながってしまいます。

 

指しゃぶりの継続により、サ行、タ行、ナ行、ラ行の発音に支障をきたしたり、開咬により出来た隙間で口の中が乾燥してしまい、虫歯や歯肉炎などから歯周病の出来やすい環境になってしまいます。

 

指しゃぶりは通常5-6歳くらいまでには治まってくるものですが、早い段階から自然に止められるようにご家族が努めてあげましょう。

私は4歳ごろまでには、やめられるようにすすめています。

 

6歳を過ぎると上アゴの成長が始まってきます。その時に指しゃぶりが影響すると骨格への影響が心配されます。いわゆる骨格性の開咬にもなりかねません。

 

早め早めの対処で「4歳までにはやめるようにしましょう」と言っています。もちろん、それよりも早い時期に無くなったらそれに越したことはありません。

 

開咬の場合、通常の矯正治療と筋機能療法という治療法を行うことが多いですが、骨格性の開咬になってしまったときは、「顎変形症」という病名になり、外科矯正手術を併用する場合があります。外科手術が必要な場合は顎の骨を切って調整する方法が用いられます。

 

次に「おしゃぶり」です。

 

おしゃぶりは鼻呼吸を促し、舌や顎の発達に良かったり、子供を泣き止ませたい時に便利ということで活用する親御さんは多いと思います。

 

使用する期間を誤らなければ問題はありませんが、長期にわたって使用すると歯並びや骨格形成に悪影響を与え、開咬や出っ歯の原因になってしまいます。

 

そうなると「指しゃぶり」のときと同様に噛み合わせや発音にも影響がでてきて、矯正治療が必要になります。

 

おしゃぶりは1歳を機に卒業できるように上手に活用しましょう。やはり早め早めの対処に越した事はありません。

 

また、時には鼻炎や蓄膿症など呼吸器系の疾患があると口呼吸になり開咬になりやすいとも言われています。

 

実は近年、アレルギー性鼻炎の子供が増えて、このような原因による開咬も増えています。

 

開咬は放置しておいても良いことはありません。色んな所に支障をきたす前に早期予防!

そして、必要なら矯正歯科を受診して、早めに治しましょう。

 

鼻炎や蓄膿症など呼吸器系の疾患があれば、耳鼻咽喉科もあわせて受診が必要になります。

 

治療が難しくなる前に対処してくださいね。

 

村田歯科 横浜矯正歯科センター 村田正人

 

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バードフェイス 上下顎前突

当院は、横浜駅から一番近い矯正歯科専門の施設です。横浜駅 きた西口徒歩30秒 西口徒歩1分  また、横浜駅東口からも駅の東京寄り「きた通路」を通るとすぐの村田歯科医院内にある矯正歯科専門の村田歯科 横浜矯正歯科センター」では、矯正専門医による舌側矯正、マウスピース矯正や顎変形症(保険の矯正)などより専門的な矯正歯科治療にも取り組んでおります(矯正専門医常勤)。矯正専門外来は土曜日も診療を実施しております。 同施設内には、一般歯科も併設しており、一般の虫歯治療、詰め物・かぶせ物(ブリッジやクラウン)、抜歯などの口腔外科処置、小児歯科処置や歯周病治療なども併設の施設で受けることが出来ます。

 

 

最近めっきり、空気がヒンヤリして、まさに底冷えですね。

 

早朝は空気も澄んで、鳥のさえずりなんかも良く聞こえます。

 

ところで、鳥つながりで・・・・・

矯正歯科治療に使う器具(プライヤー)に「バードビークプライヤー」という器具がありますkaeru02.gif

 

ん?

「バードビーク」?

日本語で「鳥のくちばし」です。

プライヤー2鳥のくちばしに見えませんか?icon_lol.gif

 

その他、矯正歯科の用語にもうひとつ「バード」が付く言葉があります。

 

バードフェイス」です・・・・

「鳥の顔」?

鳥

 

ピンとこない方もいらっしゃると思います。

 

上下の前歯、または上下の顎の骨が前に出ている状態だと口全体が前に出ているように見え、口を閉じていても目立ちます。

 

 

お鳥の似たような口元になってしまうので、アメリカではこの状態を

通称「バードフェイス」と呼びます。

この状態を正式には「上下顎前突」といいます。

 

こそこで今回、 「上下顎前突」 についてです。

 

「バードフェイス」の言葉通り、横からみると口元が出ています。
「カッパ口」や「チンパンジーの口」なんて表現もします。

 

口元が出ている理由は唇のうらに位置する歯も出ているからです。
さらにこの状態で唇を無理やりに閉じようとすると、歯が出ているので唇がすごく遠回りをして閉じる事になります。唇の伸びにも限界があります。

 

この遠回りして閉じた結果、限度をこえると、とくに唇の下から顎の先端部分(オトガイ部といいます)にかけての筋(オトガイ筋と言います)が引っ張られて過緊張になります。

 
その結果、オトガイの部分が丸くシワが寄り、まるで”梅干し”みたいになってしまいます。

 

これを「オトガイ緊張」といいます。

 

だから、お口を閉じたときにこの梅干しがオトガイにできる人は、上下の歯が出ている可能性が高いのです。

 

 

逆を言えば、このような上下顎前突の状態は、口を閉じづらいといえるため、お口を「ポカーン」と開けた「口呼吸」の状態をともなっていることが多いです。

 

 

上下顎前突について、誤った情報をたまに見かけますb-orooro.gif

 

「歯並びに問題がない場合は、特に障害もないので無理に矯正しなくても良いでしょう」

「歯並びがよければ必ずしも治療が必要な症状ではない」

 

 

なんて、ネットでこんな記事をみることがありあますが、それは間違いだと思います。

 

  1. 健康への影響は個人差がありますが、前歯の突出によって唇が閉じにくいため口腔内が乾燥しやすく、歯周病虫歯を誘発しやすくなる。
  2. 顎のバランスが悪いため顎関節症にもなりやすい。
  3. 頭痛や肩こりなどを引き起こしやすく、ストレスの原因にもなる。
  4. 口呼吸を併発している場合が多く、鼻疾患も原因となる。

 

などなど簡単に挙げれば良くない症状だらけです。現に上下顎前突はほとんどの場合、前歯の歯ぐきに歯肉炎を起こしています。

 

 

確かに歯並びだけ見てしまうと、上下のアーチが前に広がるため、比較的「ガタガタ」が少なく並びだけは良いケースは多いと思います。

 

ただし、それは歯並びだけしか見ていないという事です。

 

 

もちろん、口元が出ていることにより、見た目にコンプレックスを抱えてしまっている方もいると思います。

 

 

上下顎前突の方は、先にも言ったように顎の筋肉に緊張があります。矯正治療によって、口元が下がり、筋肉の緊張が改善されると顎のラインや顔のラインがスッキリして「小顔化」なんても効果も期待できます。

 

一見、見落としがちな 「上下顎前突」 

 

 

大人も子供もちょっと、チェックしてみてください。

 

そして、良いのか悪いのか?わからないようなら、一度、矯正歯科を受診してください。

 

「バードフェイス」から → 「パーフェクトフェイス」?「アヒル口」?★ 

に変身できるかもしれませんよ・・・・・・bye03.gif

 

 

村田歯科 横浜矯正歯科センター 村田正人

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口呼吸 歯並び 影響

当院は、横浜駅から一番近い矯正歯科専門の施設です。横浜駅 きた西口徒歩30秒 西口徒歩1分  また、横浜駅東口からも駅の東京寄り「きた通路」を通るとすぐの村田歯科医院内にある矯正歯科専門の村田歯科 横浜矯正歯科センター」では、矯正専門医による舌側矯正、マウスピース矯正や顎変形症(保険の矯正)などより専門的な矯正歯科治療にも取り組んでおります(矯正専門医常勤)。矯正専門外来は土曜日も診療を実施しております。 同施設内には、一般歯科も併設しており、一般の虫歯治療、詰め物・かぶせ物(ブリッジやクラウン)、抜歯などの口腔外科処置、小児歯科処置や歯周病治療なども併設の施設で受けることが出来ます。

 

ここのところ、急に冷え込んできましたね。

 

だいぶ、空気も乾燥してきました。朝、起きると喉がカラカラ!っていうかたも多いのでは・・・・・・

 

寝ているときは、どうしても・・・・

「ポカ~~ン」と口をあけてしまいがちです・・・・・・

 

ところで、寝ているときや食べる時に大きなお口をガーっと開けるのは良いのですが、普段、ゲーム・読書や携帯を見ているときなどに・・・・

 

 

「ポカーン」

 

とお口を開けている方多いと思います。

また、特に最近お子さんで「ポカーン」を開けている事が・・・・・(00;))

 

いわゆる 「 口 呼 吸 」 です・・・・・・

 

口呼吸は要注意です!大人も子供も!特に乳幼児期~成長期にある子供さんも口元には注意してみてください。

 

先日も通院中の患者さんから「お友達のお子さんが口を開けていて、矯正が必要になるかどうか?」悩んでいるというお話を伺いました。

皆さんまだまだ口呼吸が歯並びやかみ合わせにすごく影響するということをなかなかご存知ないようです・・・・・

 

 

そんな出来事もあり、今回「口呼吸」について掲載した背景もあります。

 

口呼吸を行なっている可能性がある場合は、鼻呼吸に変える必要があります。起きているときは鼻呼吸をしている方でも、寝ているときは口呼吸になっていることは多く、イビキをかいているときのほとんどは口呼吸です

 

 

鼻呼吸を行っていると小鼻がよく動き、酸素の交換も行われやすくなっていきます。それにより、鼻周囲のリンパや鼻毛などにより、ホコリや細菌など有害物質もろ過され、免疫系も活性化が期待できます。

 

そして歯並び・虫歯や歯周病にもすごく影響します。

 

前にも言ったように皆さん意外とご存知ないかたもおられるようです・・・・

 

 

☆特に歯並びとの関連性はすごくあります☆ (ここ重要です)

 

 

実際、歯並びが悪いせいで「口呼吸」が誘発さた方

「口呼吸」により歯並びが悪く(開咬)なり、さらに口呼吸が定着した方

鼻の疾患により「口呼吸」から歯並びが悪くなった方

 口呼吸4

 

など様々です。

 

そこで、子供さんで口呼吸になりやすい場合やその兆候の代表を挙げてみます。

  1. 赤ちゃん~乳幼児のときに「おしゃぶり」を長期・長時間使用していた
  2. 乳歯から永久歯に生え変わる時に長期間前歯が生えてこなかった、または、虫歯などで早く乳歯の前歯が抜けてしまった
  3. 自然な状態にしていると口が半開きになって、しまりのない表情になる。
  4. 前歯が飛び出したり、歯にすき間が多い(ただし、まだ前歯が乳歯の時はすき間があっても構いません)
  5. 上下の歯の咬み合わせが逆になっている(受け口)
  6. いつも片側の歯でかむくせがあり、歯の咬み合わせも悪い
  7. 上の唇が下の唇より、かなり分厚い 
  8. かみ合わせても、前歯が咬みあわない(開咬)

その他にもたくさんケースはあります。

 

口呼吸は癖になってしまうと中々治りません。やはり早期発見・早期治療が必要です。

 

特にお子さんは、歯並びが悪くなる前、癖が定着する前に予防する装置があります。本格的な矯正歯科治療が必要になる前にできるだけ予防する手段があります。

 

そのほか矯正歯科では「筋機能療法(MFT)」という治療で、お口の周囲の筋肉や舌の動きにたいして、リハビリを行います。

 

どうぞ、お子さんやご家族・親戚の皆さんで「口呼吸」の兆候をチェックしてみてください。そして、気になるようであれば矯正歯科で相談を受けてみてください。

 

虫歯や歯周病だけでなく、歯並びも予防の時代です・・・・・

 

 村田歯科 横浜矯正歯科センター  村田正人

 

 

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