こどもの矯正 第1期治療 必要性 -Part 2-
村田歯科 横浜矯正歯科センター 横浜駅前の矯正歯科専門医院 Blog

当院は、横浜駅から一番近い矯正歯科専門の施設です。横浜駅 きた西口徒歩30秒 西口徒歩1分  また、横浜駅東口からも駅の東京寄り「きた通路」を通るとすぐの村田歯科医院内にある矯正歯科専門の「村田歯科 横浜矯正歯科センター」では、矯正専門医による舌側矯正、マウスピース矯正や顎変形症(保険の矯正)などより専門的な矯正歯科治療にも取り組んでおります(矯正専門医常勤)。矯正専門外来は土曜日も診療を実施しております。 同施設内には、一般歯科も併設しており、一般の虫歯治療、詰め物・かぶせ物(ブリッジやクラウン)、抜歯などの口腔外科処置、小児歯科処置や歯周病治療なども併設の施設で受けることが出来ます。

 

では、「Part 1」の続きです・・・・・

では、矯正治療において、第1期治療の主旨はどんな意味・目的があるのでしょうか?

 

この時期の治療は、顎の前後的位置のずれ、左右的ズレを改善したり、上下の顎の大きさの不調和、顎の歯の大きさの不調和を改善したり、顎・顔面・歯列の成長発育期における正しいアゴのバランスやキャパシティーを誘導します。

 

まー、わかり易く言うとこれからはえてくる永久歯への土台作りです

 

ですから、第1期治療では歯が並ぶための基礎作り、第2期治療では一本一本の永久歯をきれいに並べる治療と考えて頂くと良いと思います。

 

そして、アゴのバランスやスペースが確保されていれば永久歯が正しくはえやすい環境となり、それぞれの永久歯が正しくはえてくれば第1期治療で終わることもあります

やはりスペースはあれど、ひねくれ者の永久歯もたくさんいます。そんなときは第2期治療で永久歯を列っ~~!!」させます。ikari04.gif

 

第1期治療では、前述したように顎・顔面・歯列の成長発育を見ながらそれぞれのタイミンングで最良と思われる時期で治療を開始するのでダイナミックな外見の変化を見る事もしばしばです。

 

受け口(下顎が前に出ている)、出っ歯(上顎が前にもしくは下顎が後ろにズレている)、顔が非対称(顎が左右どちらかにズレている)のお子さんなどはお顔立ちも変わります。

 

もちろん遺伝的、先天的な不正咬合の因子を持っていらっしゃる場合は成長発育の終わる20歳前後まで気を抜けませんし、思春期の成長の際にその傾向がどうしても強く出てきます。

 

でも、何もしなかった場合よりは遥かに改善されています。

もし、第2期治療が必要になっても、何もしなかった(第1期治療)よりはるかに、第2期治療は簡単になります。icon_lol.gif

 

経過観察中でも定期検診にいらしていただいている場合は、気がつかないうちにすっかり後戻りしていましたという事はまずありません。nurse.gif

 

また、ときに、第1期治療は治療を受ける側も治療する側も根気が必要です。

 

でも、それによってもたらされる効果は大きく、喜びも大きいと思います

 

良い噛み合わせ、良い歯並びを獲得するのは矯正歯科では、当たり前のことです。それが「治癒」です。

 

どのような治療方法、どのような経過・管理、そして、どのような姿勢で治療望んだかが大事です。

 

そして、患者さん一人一人最適な治療法は違います。特に成長発育に影響する「第1期治療」は正しい診断のもとに治療を進めるのが非常に重要です。

 

それでは、「続編」のPart 3 では、第1期治療は具体的にどんな治療をするのか例を挙げてみたいと思います。

 

村田歯科 横浜矯正歯科センター  村田正人

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